hokutoのきまぐれ散歩

ブログも11年目、遂に3900日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

麻布十番付近の坂⑤

2024-04-05 05:00:00 | 坂道
『東京の坂、日本の坂』その203。麻布十番付近の坂⑤、あひる坂を下ると向かい側に再び上り坂が現れる。この坂道が『七面坂』、こちらはかなり急な上り坂である。



名前の由来は説明板によると『かつて東側にあった本善寺(戦後五反田に移転)に七面大明神の木像が安置されていたことからこの名前がついた』とある。



七面坂を上り切ると突き当たり、これを右手に曲がると再び坂になるが、この坂道が『大黒坂』である。大黒坂の由来は坂の北側に大法寺があり、この寺に大黒天が祀られていることからこの名前となった。



もう少し歩くと坂の中腹に塀が黒く塗られてかいる大法寺が現れる。港区七福神の一つでもあり、参詣する人が多い。私の後ろを歩いていた外国人のお母さんが子供を連れて門を潜っていった。



坂の頂上左手に大きな松の木が見えてきたが、そこから緩く上るのが『一本松坂』、坂のふもとに植えてある松に源経基が装束をかけて麻の狩衣を掛けて着替えたという』。



今の松は四代目とのことである。由緒の書いてあるだろう石碑はよく読めなかった。



(以下次回)