hokutoのきまぐれ散歩

ブログも11年目、遂に3900日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

スタンプ散歩〜この3駅で山手線内は完了

2020-11-30 05:00:00 | 鉄道
『鉄道シリーズ』その289。スタンプ押印もクライマックス、78駅のうちあと10駅となった。今回は山手線で残された3駅を回るが、いずれも近くて苦労はない。神田駅からスタートする。神田駅はかつて北口にスタンプを備えていたが、南口に移動しているので注意を要する。


神田駅のスタンプは『神』の字をお神輿風にアレンジしてある。これは神田祭を意識したもの。

旧印も神田祭と大きく書いてあり、神輿が背景としてのせてあった。


次に有楽町駅まで行く。有楽町駅は銀座口改札を出たあたりにスタンプはある。有楽町の名前の由来は織田信長の弟の織田長益(有楽斎)の屋敷跡から来ている。スタンプは『楽』をデザイン化したもので銀座と映画をイメージしている。

旧印は近くにある歌舞伎座のデザインであった。



新橋はすでに押印済みであるため、浜松町駅で下車。南口を降りてまっすぐ行ったあたりにスタンプ台はある。ここのスタンプは『浜』の字に船と波、程近い竹芝桟橋をイメージしたものとなっている。

旧印は増上寺と東京タワー、こちらの方が私のイメージに近い。

浜松町駅を押印して山手線内は完集、あとは旧赤羽線の2駅と大久保〜阿佐ヶ谷を残すのみとなったのである。

それにしても世界貿易センターも普通のビルになってしまった。

道頓堀 今井できつねうどん〜GoTo関西旅行⑪

2020-11-29 05:00:00 | 旅行
あべのハルカスを降りて地下鉄御堂筋線に乗る。大阪メトロの天王寺駅はクラシカル。

照明は長い蛍光灯が丸く何本も設置されていて珍しい風景である。それにしても御堂筋線はいつも混雑、押し合いへし合いして2駅、なんば駅で下車する。

なんば駅は出口が多くて右往左往。法善寺横丁に一番近い出口から上がると千日前通りに出る。商店街を通り、次を右に曲がると法善寺横丁。水かけ不動にお参りをし、御朱印を頂く。



この先の飲食街は私が大阪にいた頃、火事で大きな被害を受けたのだが、かなり復活しているようだ。

ここから道頓堀の『今井』を目指す。大阪では有名なうどん屋さん、特にきつねうどんでは真っ先に名前の出る店である。店の前に到着したのが12時ちょうど、すでに外に2組ほどが列を作っていて席に着いたのが20分後。やはりきつねうどんと笹巻き寿司、わらび餅のついたセット(1200円)を注文する。



席はソーシャルディスタンスを意識してゆったり、昼から卵焼きにビールという人も多い。

7、8分待つときつねうどんのセットが登場。七味唐辛子を振って頂く。まずはツユから、何と表現すればよいのか、鰹と昆布で取った上品だが、しっかり、しかし優しい味である。

うどんはツルツル、お揚げはふんわりしていて煮た出汁が甘く、これがツユに溶け出してさらに美味くなる。

笹巻き寿司は鯛の刺身が乗った、東京で言うと粽寿司。鯛の身から透ける木の芽が美しい。

こちらもうどんに合う優しい味。さすがに有名店だけのことはある。

食後のわらび餅もツルツルしていてきなこの香ばしさをまとい、うまかった。



満腹になったため、心斎橋まで腹ごなしに歩き、新大阪駅経由で東京へ。ナイスGoToキャンペーンでした。




寿美吉〜神田ランチグルメ

2020-11-28 05:00:00 | グルメ
神田でまたランチとなった。山手線の内側はあまり歩かないのでウロウロ、良さそうな老舗が結構ある。おでんの尾張屋、つけうどんの石まつ、そのお隣にある『寿美吉』さんに入ってみる。店の中には写真があり、昭和37年に赤羽で創業というからもうすぐ60周年である。

店は改装しているため、気持ちがいい。メニューは悩んだが寒かったため、『きつねそば』(700円)をお願いする。12時10分前だったが、先客は1組。しかし、次々とサラリーマンが入店、カレーそばと刻みうどんが人気があるようである。

すぐにきつねそばが運ばれ、七味唐辛子を振り、ツユから飲む。江戸っ子の好きそうな甘辛い味だが、鯖節なのか出汁が効いている。具は正方形の油揚げを対角線に1回切ったものが4切れ、厚切りの蒲鉾。繊維に沿って3cmほどに切り、さらに縦に切った白ネギが存在感を出している。

ネギを一口食べながらそばをたぐる。細目の二八蕎麦は喉越しが最高、しかもネギも美味い。ちゃんと振りネギもあり、これは鴨南蛮が美味い店だろうと想像する。

さらにお客さんはどんどん入店、比較的広い店だが席はどんどん埋まる。蕎麦を頂くとすぐに席を立った。さすがにツユは全ては飲みきれない江戸風のそばでした。ご馳走さま。



寿美吉
千代田区神田鍛冶町1ー7ー14
0332524546

あべのハルカス展望台へ〜GoTo関西旅行⑩

2020-11-27 05:00:00 | 旅行
神戸のホテルを9時過ぎに出て、新大阪駅で荷物を預け、地下鉄で天王寺駅に向かう。1997年から5年半も大阪に暮らしていたが、その後の変貌ぶりには驚かされる。天王寺に来たのはあべのハルカスに登るためである。

それにしても大阪の地名は分かりにくい。『大阪』と『梅田』、『天王寺』と『阿倍野』、『なんば』と『千日前』いずれも少しずつ違うのかも知れないが、相方は阿倍野に行くのに天王寺でいいのかと聞かれる始末である。




あべのハルカスは天王寺駅直結、まずは16階まで上がり展望エレベーターの切符を買う。それほど人もおらず、スムーズ。展望エレベーターのチケットは1人1500円、計3000円だが、昨日のホテルでもらった地域共通クーポン2000円が活用できるから有難い。

展望エレベーターに乗ると真っ暗になり、壁側のガラスにイルミネーションが映る仕組みで見ているうちに60階300mの高さまで到着してしまう。



展望台は長方形で大変広く、階下に天王寺公園や四天王寺、通天閣などがよく見える。大阪城は探すのにあまりに小さく発見に苦労した。

(大阪城がみえますか?)↑

東西南北をぐるり回ると西側のベイエリアには観覧車やUSJと色々あるが、南側・東側は家が並ぶばかり、大阪には緑が少ないことを実感できた。

1フロア降りた59階はノベルティショップ、58階はカフェの隣に天空庭園があり、吹き抜けとなっていた。ベンチも整備されていて心地よい風を感じながらのんびりできるこうしたスペースは旅人にはありがたい。ここでしばらく休み、60階まで戻り、展望終了。(以下、最終回)

神戸で絶品広東料理(中国酒家)〜GoTo関西旅行⑨

2020-11-26 05:00:00 | 旅行
醍醐寺を後に京都駅方向に車を走らせ、途中でうどんを食べ、レンタカーを返して神戸に向かう。夕食は神戸元町にある知る人ぞ知る中華料理店に行くことにしている。

神戸を訪れるのは単に『中国酒家トアロード店』に行くためだけほかに観光の予定はない。10年以上前にはこの姉妹店があったのだが、閉店してからはずっとこの店に来ている。とはいえもう7〜8年ぶりである。




表には大きく広東料理と書いてあるが、いくつもの名物がある。まずはビールで乾杯し、『白みる貝の広東風蒸し』、白みる貝を蒸してタレで和え、大量の細く切った白ネギを掛けたもの。

レモンが使ってあるのか、爽やかな柑橘系の香りと中華風醤油が味の決め手でコリっとした食感がいい。


飲み物を紹興酒に変え、『豚ミンチのレタス包み』を頂く。さっぱりとシャキシャキのレタスの葉の上に甘辛く味付けたミンチに油で揚げた春雨を混ぜ他ものを包み、かぶりつく。バランスというか、相性というか、美味いのである。

『渡りがにと春雨の炒め物』、熱々の土鍋入りの料理は取り分けてもらう。醤油などを使った複雑な味付けで渡り蟹のエキスを吸った春雨が堪らない。なぜこんなに中華の春雨は美味いのだろう。

ここであとどのくらい食べられるか悩む。しかし、どうしてもつゆそばと春巻が食べたくなり、注文する。まずは春巻、海老を始め筍などたっぷり具が詰まり、薄い皮がパリパリしている。

ねぎラーメンにはたっぷりの白髪ネギと細く割いた茹で鶏、細麺が黄金のスープに入っている。あっさり、しかしコクのあるこの一杯は締めにもってこいである。

あー、美味かった。2人ならばこれが限界である。次はいつ来れるか分からないが『伊勢海老の黒胡椒炒め』『蛙の唐揚げ』『ホタテのXO醬炒め』などは次回のお楽しみにしたい。
言い忘れたが、夜のメニューには値段が載っていないので高級食材を連発すると高くなることにご注意を。

中国酒家トアロード店
神戸市中央区長狭通3ー12ー1
0783915537

紅葉の美しい木を農協に探しに行く

2020-11-25 05:00:00 | 日記
三連休の中日、洗車に来て1時間暇となったため、三鷹農協の三鷹緑化センターまで植木を見にいく。庭を見ながら紅葉が楽しめそうな木を見るのが目的。



皆、遠くに出かけられないからと意外に人が多く、レジは大行列となっていた。植木のコーナーにはちょうど真っ赤に紅葉しているものがある。まずはオカメナンテン、低木でナンテンに比べると葉が大きい。




もちろん、イロハカエデの赤も素晴らしい。ただ、木が大きいから値段も高く、1万円以上もするので買うとしても小さいのにしなくてはならない。

廉価なのはレッドロビン、これはカナメモチとオオカナメモチを掛け合わせた園芸用の品種で我が庭にもあるが、結構大きくなる。売っているものは全体に赤く色づいていたが、普通は常緑樹で我が家では紅葉していない。

葉の色が真っ赤で鮮やかなのがオキシデンドラム アルボレウム(セイヨウスズランの木)である。夏にあせびに似た白い房のような花を付けるが、このためにセイヨウスズランノキという別名がある。ただ、紅葉を楽しむ目的ももちろんあるだろう。

ヤマボウシも常緑樹で部分的に葉が赤くなり美しい。春は白い花を咲かせ、初秋にはサンランボのような赤い実を付け、晩秋には紅葉する庭木にするには素晴らしい樹木である。



紅葉ではないが、花がブラシに似ているためにブラシノキとして親しまれており、赤(または白)の試験管ブラシのような花を通常付ける。ただ、木が大きくなると四季咲きとなる。オーストラリア原産の華やかな樹木である。

紅葉とは関係ないが秋から冬にかけて実をつける柚子やみかん、デコポン、レモンなども実をたわわに付けていてこれも買いたくなってしまう。

これだけゆっくり見て回ったが、一昨年に買ったハナカイドウやナンテン、かなり以前に買ったハナミズキなどもあり、今回は購入を断念、庭のハナミズキの紅葉を楽しむことにしたのである。




醍醐寺は広かった〜GoTo関西旅行⑧

2020-11-24 05:00:00 | 旅行
浄瑠璃寺を出て、ほぼ同じ道を戻り、巨椋池(おぐらいけ)ICで降りて醍醐寺を目指す。以前、といっても20年ほど前に西国三十三所巡り11番札所の上醍醐寺を訪れたことはあるが、あまりのきつい山行のため、醍醐寺は見ずに帰ったため、初めてのお参りである。

駐車場に車を置くが、5時間以内1000円のかなり高額。ただ、後から考えると端から端まで回れば3時間はかかるため、やむを得ない設定なのかもしれない。醍醐寺は応仁の乱で荒廃した伽藍を整備して三宝院を再興、『醍醐の花見』が盛大に行われたことが有名であるなど豊臣秀吉・秀頼父子との関係が深い。

金堂に向かう参道に面した唐門(国宝)には菊の紋と五三の桐の門が隣り合っていることからも窺い知ることができる。



仁王門から寺の中に入るが、平安末期に作られた金剛力士像も厳しい目をしていて迫力があるのは高さに比べて頭が大きいからかもしれない。

境内に入ると話には聞いていたが2018年9月の台風21号の被害の大きさに驚かされる。左右にあったはずの森の木が殆ど倒れ、2年経過したため、切り株から再び枝をのばしている。


参道を行くと左手に金堂(国宝)。秀吉が紀州から移築したもので本尊の薬師如来、脇侍の日光・月光菩薩のいずれも重文に指定されている。新薬師寺の薬師如来に似た丸顔の目がぱっちりした親しみが湧く像である。

参道の反対側には五重塔(国宝)、この塔は951年に完成、京都府の木製建築物では最古のもの。朱雀天皇が醍醐天皇の菩提を弔うため建設を開始、村上天皇の御世に完成を見た。塔の高さは38mもあり、内部には両界曼陀羅が描かれているとのことである。



さらに奥には不動堂、真如三昧耶堂、弁天堂などが並んでいて一つずつ見て回るが、これだけでも中々大変。この付近も台風の被害は大きい。

観音堂には上醍醐寺の准胝堂を移し、西国三十三所巡り11番札所がある。准胝観音は唯一の女性の観音様で醍醐天皇が子息を授かるように祀り、この寺の始まりである。ただ、上醍醐寺は何度となく落雷による火災に遭い、今は札所も下醍醐に移されている。



ようやくお参りを終えて次は秀吉が作ったという庭園を見に行く。内部まで拝観できると言われたが、見える範囲にしておく。



続いて仏像が収められている霊宝館・仏像館に行く。ここにも国宝や重文が多く並ぶが特に面白かったのは5大明王像。大威徳明王が乗る水牛の目が何とも可愛い。

実はこの像を作った当時には日本に水牛はおらず、牛を参考に作ったからと教えてもらった。他にもまだ見所はたくさんあるのだろうが、広い境内を歩き歩き疲れて2時間半で参拝を終えた。(以下、次回)

秋の浄瑠璃寺〜GoTo関西旅行⑦

2020-11-23 05:00:00 | 旅行
旅も後半に入り、京都の古刹巡り。朝8時からハンドルを握り、南に向かう。高速道路も完備してきて鴨川東ICから阪神高速、京奈和自動車道を通ると木津川までは40分ほどで到着する。高速道路を降りるとニュータウンとなり、これを抜けると急に日本の原風景のような風景が広がり出す。曲がりくねった道をしばらく行くと浄瑠璃寺口、そのすぐ先にバス停があり、この脇の駐車場に車を停める。



駐車場から浄瑠璃寺までは程近く、農道のような道に土産物屋、店を開き始めているところで猫が一匹と思えば5匹くらいが飛び出してくる。



寺の入口に着いたのがちょうど9時。中に入ると特別拝観で国宝三重塔の初層を開扉しているとあるので左に曲がり、階段を登って拝観する。ただ、確かに開扉はしているが、中にいらっしゃる薬師如来像は暗くて残念ながら良く見えなかった。



西方浄土をイメージした本堂ももちろん4年前に来た時のまま、中に入ると国宝九品仏が並んでいるが、この景色は素晴らしい。

ただ、真ん中にいらっしゃる一際大きな中尊は現在補修中のため、ご不在でその代わりと言っては何だが、灌頂堂の本尊である大日如来像を見ることができた。

この仏像は普段は非公開で見た目は奈良円成寺の大日如来像に良く似ている。作は運慶の父である康慶ではないかと言われているが、小さな像ながら素晴らしいお姿を見ることができた。

また、そのお隣には限られた時期しか公開されない『吉祥天女像』(重文)が開扉されていてその厨子も素晴らしい彩色が施されている。初めて見るその柔らかい表情に見惚れてしまう。

初代1000円切手のデザインともなった像だが、やはりこの目で見るとまるで違った。他にも木造四天王像(国宝)、木造地蔵菩薩像(重文)など素晴らしい仏像にお参りすることができた。



本堂を出て池の周りを歩くと小さな石像も多くあり、また、紅葉の向こうに見える三重塔などを楽しんで浄瑠璃寺をあとにした。(以下、次回)




町家で京料理(馳走いなせや)〜GoTo関西旅行⑥

2020-11-22 05:00:00 | 旅行
京都の夜はいつも石塀小路の『さくら』という店に行っていたが、嵐山に移ってしまったため、色々なグルメ本を見た上で男の週末2018年11月号に掲載されていた『馳走いなせ屋』にお邪魔する。

地下鉄御池駅から歩いて10分弱、柳馬場通りに面した店で町屋らしく細い路地を歩いて行くと玄関があるが、店の中はかなり広々としている。Gotoの関係もあるのか、満席とのこと。

我々は食事とそれに合わせた日本酒を出してくれる楽ちんなコースを選択、まずはビールで乾杯する。

先付けはキノコの養生蒸し。茶碗に山芋を敷き、キノコなどを入れ、蒸しあげ、さらに銀餡を掛け、生ウニも乗せてある。これが優しい味わいでスタートにぴったり。

お隣のボックスも年恰好が同じくらいの京都の方。奥様は良く話し、良く笑う。何の話だったかは覚えていないが会話する機会があり、話に花が咲く。知らない店でお隣さんと仲良くなるのも楽しい。



2品目からは日本酒を所望、最初は獺祭・純米大吟醸(山口県)と無難なところ。2品目は八寸、栗の渋皮煮、野菜の煮浸し、鴨ロース、赤コンニャク、信太巻、牡蠣の時雨煮と酒肴が並ぶ。全て美味いが、特に鴨ロースは秀逸。



椀物はズワイガニの真薯、かぶらのすりながしがかかっている。酒は富翁(京都府)、やや甘口の純米吟醸である。



向付は鰆、カンパチ、鯛、ハモ。マグロは京都ではあまり登場しない。酒は萩の露(滋賀県)の特別純米、爽やかで飲みやすい。白身魚ながら、鰆もカンパチもしっかり脂が乗り、酒がすすむ。

食べ終わった向付の皿を見ると蟹が出てきたのにはビックリ。


蓮根豆腐は相方の好物、旬を迎えた蓮根の旨味を感じる。薄味だがしっかりとした味付けは京料理らしさ。続く紫竹庵の出来立ての豆腐も然りである。

酒は大治郎(京都府)、しっかりとした生酛づくりである。



料理は魚中心で流れて来たが、ここで平井牛のステーキ。酒は不老泉(滋賀県)の木桶作り、しっかりと応えてくれるナイスチョイスである。



この辺りからはあまり良く覚えていないが、『海老芋の天ぷら』『帆立貝とブロッコリーの黄味酢掛け』などが供され、最後は『いくらご飯』お腹いっぱいといいつつ完食、デザートのわらび餅までちゃんと頂きました。



最後に飲んだ『醸し人九平次』(愛知県)は美味かった。京料理を堪能、さらに宿で貰った地域共通クーポンを駆使してリーズナブルなお支払いといいとこだらけでした。ご馳走さま。



馳走いなせや
京都市中京区三条柳馬場上ル油屋町93
0752557250


GoToトラベルキャンペーンの実際

2020-11-21 05:00:00 | 日記
『GoToトラベル』の仕組みはわかりにくいし、不思議な制度である。旅行のパターンを①旅行業者のパッケージツアーに参加、②個人旅行で宿泊を旅行サイトを利用して参加、③個人旅行で鉄道やホテルを直接個人で予約(旅行サイトを使わない)の3つに分けて考えてみる。

①の場合は往復乗車券も宿泊費も割引を受けることができる、②は宿泊費(但し、GoToの対象ホテル)のみ割引がある、③は割引はない、つまり、旅行業者が介在しない場合には特典を受けることができない。
私は②で旅行したが、その場合の割引額を示してみる。2人で宿泊費が45760円、GoTo割引が17556円、つまり28204円(税サ込)、さらに地域共通クーポンが8000円ついてくる。このため、実質の支払いは元の価格の44%で旅行ができるのである。

ただ、この地域共通クーポンも①1泊ならば宿泊当日と翌日しか利用できず、②1000円単位でお釣りは出ない、③使えるのは一部ポスターのある店のみで宿泊地の都道府県と隣接県のみ、という制限がある。

使い方は色々とあるが、特にあまり都会でないところに行くのならばクーポンは紙で貰うことをお勧めする。スマホでは使えないところも結構ある。

また、お土産だけでなく、飲食店で使えるところもあることから翌日のランチや夕食で使うこともできる。よく説明書を読めば分かるのかも知れないが、その仕組みは難しいのとなぜ旅行会社経由でないと割引が効かないのかは甚だ疑問である。

まあ、とはいえこのGoToトラベルもGoToイートもコロナ感染拡大でどこまで続くのかは不確かではあるが。ただ、我々の税金を使った制度であることも間違いない。