hokutoのきまぐれ散歩

ブログも11年目、遂に3900日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

国立競技場でJリーグを見る〜久しぶりのスポーツ観戦

2022-04-30 05:00:00 | 日記
2022年GWの第一弾は国立競技場で初めて行われるJリーグ公式戦FC東京vsガンバ大阪の試合に行く。

ただ、試合は19時スタートということもあり、家を早めに出て新宿で天井を食べた後、国立競技場を目指す。



総武線千駄ヶ谷駅に着いたのは18時10分頃。しかし、久しぶりの大混雑、改札口を出るのにも苦労する。東京体育館の横を通り抜け、国立競技場の前まで何とかたどり着く。その後、競技場を半周回り、席に着いたのが18時30分。雨の日は常に屋根のある場所ばかりでないため苦労する。



席は2層のやや前側。あまりに寒いのでビールを飲む気も起こらず、トイレに行くがあまりに売店が空いていないのにも驚く。どこも長蛇の列、やはりK知事の差金かも。

試合10分前の選手紹介もすごい。スタジアムを暗転させ、1人ずつビデオが流れ、炎が上がる。さらにオリンピック開会式のように上部から大量の花火が何回も打ち上げられる派手さ。その中で試合が始まった。

前半、最初はガンバが細かいプレーで押し込んだ時間もあったが、FC東京のFWアグイウソン、永井がサイドから何度も突破してチャンスを作る。しかし、ガンバもFW山見が惜しいシュートを外すなどなかなか均衡が破れない。

38分CKのチャンスを小川がほぼ直接に入るかというボールがトレヴィザンの頭に当たり、クロスバー直撃するが、その溢れ玉をアダィウトンが拾い、シュート。これが入り先制する。


そのままハーフタイム、後半はガンバがFW坂本を下げ、MF登録の中村を入れる。流石に最初はガンバが攻め込むが、結果に繋がらない。後半18分にアグイウソンに変えてレアンドロが入る。すると20分、オリベイラからのパスをレアンドロが一気にゴール前まで運び、強いシュートがゴールに繋がる。

2対0になってからはやや積極性が失いながらも丁寧に大切に戦う。その後、レアンドロの得点シーンで、ボールを奪う際の反則を取り、ノーゴール。一方で反対にガンバもCKからのチャンスでゴールネットを揺らしたとなったが、こちらもキーパーチャージを取られノーゴール。さらにスーパーサブのパトリックを入れるがあまり機能せずにゲームセット。

結局、ホームのFC東京が快勝した試合となった。結果も良かったが、国立競技場はラグビー早明戦以来2年半ぶり、やはりスポーツは生で見ないと感動のレベルが違う。応援でタオルを掲げるのはいいが、終始、しかも両チームが太鼓を叩き続けるのは耳につく。楽器も含めて、静かにプレイを楽しむ昔が懐かしい、音曲はやめて欲しいものである。

『東京の街をぷらっと』〜日本橋小網町②

2022-04-29 05:00:00 | 日記
『東京の街をぷらっと』その6。前回に続き日本橋小網町を歩く。桃乳舎からすぐのところにあるのが『喜代川』という鰻屋さん。



1874年創業で木造2階の建物は1927年竣工。この辺りは戦火を逃れた建物が散在している。渋い切妻の建物は東京都登録有形文化財となっている。



新大橋通りの手前に『メイゾン鴻乃巣』跡の説明板がある。メイゾンは明治43年(1910年)にこの地に作られたバー兼洋食屋で文壇の若手作家、詩人などが集まった。その中には谷崎潤一郎や永井荷風、木下杢太郎などもいた。この地で営業したのは1914年までであった。



日本橋川に架かるのが『鎧橋』、橋を渡ると日本橋兜町で証券取引所のビルが見える。橋ができるまでは鎧の渡しがあった。現在の橋は3代目で1957年ゲルバー桁橋に架け替えられている。欄干が低く、変わった橋の姿である。



ぺんてるの本社の横を通過し、広い通りを渡ると山万ビル。横には茅場橋がある。山万ビルには1659年創業の『釜屋もぐさ』が入っている。

もぐさとはお灸のことで、江戸時代には旅行で足がつかれた際に据えるとよく効くとして江戸土産として爆発的に売れた商品である。

その先は広い駐車場があり、さらに理研農産加工やヒゲタ醤油などの東京支店が軒を連ねるが、かつて農産物や醤油などを保管する倉庫が立ち並んでいた名残であろう。



次の角は首都高速箱崎ランプ、すぐ横の日本橋川を見ると目の前に日本橋水門が見えて来る。

小さな街だが、歴史があり、見るところも結構ある。


妻家房 丸の内オアゾ店〜丸の内ランチグルメ

2022-04-28 05:00:00 | グルメ
丸の内で昼時となった。銀行時代は店の中にある食堂で食べていたため、あまり店を知らない。訪れたことがあるのは飲茶で有名な小洞天、パスタの小岩井くらいしかないし、銀行時代に夕飯を食べたラーメン屋や居酒屋もビルの建て替えで壊滅。そういえば2年だけ郵船ビルにある会社に出向していた頃、向かいにあった立て直す前の丸ビルで毎日ランチを食べていた。

夜は1階のニューキャッスルという広い居酒屋があり、人手不足のため、ホール係は皆外国人。1990年頃ウィスキーをダブルと頼んだら2つ出てきたなんて笑い話もあった。(ギンセイのカレー、モーリ飯店のチャーハン、東宝パーラーもあった。)

そんなことはあまり関係ないが、丸の内オアゾに入り、店を物色したが、皆高い(?)。地代が高いのだからやむを得ないが。そんな中、『妻家坊丸の内オアゾ店』で石焼ビビンバ980円を見つけて入店した。



店は広々、まだ時間が早いためガラガラで4人席にゆったりと座る。メニューをパラパラとは見たが、注文は石焼ビビンバ単品、するとトウモロコシ茶と3品(白菜キムチ、チャンジャ、ナムル)の小皿、ワカメスープが登場。取り敢えずナムルを頂くが、これが美味い。



少し経って音を立てながら石焼ビビンバ、さらに大きなチューブ入りのコチュジャンが登場。そばに手をかざすだけで熱い。コチュジャンをたっぷりかけ、さらに白菜キムチも投入した上で混ぜる。

しっかり混ぜ、石鍋の鍋肌に強く擦り付け、おこげを作る。そして一口、うーん美味い。韓国料理の複雑かつ旨味の凝縮された石鍋に感動する。鍋肌についたところはパリッと焦げてこれが美味い。見た目はともかく、味がいい。



熱い上に結構コチュジャンが辛く、ワカメスープを飲みながら食べ進める。スプーンが一番便利である。食べ終わるまで熱々が続き、十分に満腹。丼と同じ量のご飯を食べるのだから当たり前。

食後のトウモロコシ茶がさっぱりさせてくれるくれる。ご馳走さまでした。
妻家房 オアゾ丸の内店
オアゾ丸の内5階
0332840108



『東京の街をぷらっと』〜日本橋小網町①

2022-04-27 05:00:00 | 日記
『東京の街をぷらっと』その5。この企画、人形町だけで終わっていたが、今回はお隣の『日本橋小網町』をぷらっとする。

日本橋小網町(以下、小網町)は人形町、小舟町、蛎殻町、箱崎町と日本橋川に囲まれた横長の町でその中心に小網町児童公園がある。

なんと言っても小網町で有名なのは小網神社である。由緒は元々この土地に往生要集で有名な恵心僧都源信が草庵を建てた。その後疫病の流行した1466年に稲穂を持った老人が草庵に滞在した。庵主の夢枕でこの老人を稲荷神と崇めれば疫病が退散すると言われたが既に老人は去った後。

しかし、この地に稲荷神社を立てたところ疫病が収まったというもの。ご利益は強力な厄除けと言われていて平日でも参拝者の列が途切れることはない。また、日本橋七福神の一つで祭神は福禄寿である。お守りなど頂けるものも多く、30種類ほどある。



小網神社から大通りに出ると右手に日清製粉本社のクラシカルな建物が見える。元は1922年(大正12年)に建築されたものでこれに左側の拡張部は1937年に増築されたものである。この場所は東堀留川という水路と日本橋川が合流する地点で隣の児童公園の位置に思案橋という橋が架けられていたとのことである。

児童公園を右手に歩くと古い建物が残る一角。看板作りの家が3軒が並んで建っていて左端は銅板葺と時代を醸し出している。



すぐ先を左に曲がると『桃乳舎』、1889年(明治22年)創業、元は牛乳の販売所、その後ミルクホールとなった。現在の建物は1933年建築、洋食屋を経営している。洋食屋と言っても名物は黄色いカレー、カリカリの揚げ物がメインで値段も安く、昼時はサラリーマンの列が絶えない。

建物に残る桃のレリーフがなかなかオシャレである。カツカレー570円、スパゲッティ490円、コーヒー260円、クリームソーダ350円となぜかかなり財布に優しい。
この辺りは太平洋戦争の空襲で焼けなかったところのようである。(以下、次回)

日本橋SANO〜人形町ランチグルメ

2022-04-26 05:00:00 | グルメ
人形町には和風旅館も未だにある。伊東旅館は甘酒横丁から2本入った静かな場所にある。風情のある暖簾の前に『SONO』というレストランを併設していてランチがあるという。

思い切って暖簾をくぐると旅館の玄関、その左隣のドアを開けるとこじんまりしたレストランがある。ランチメニューは定番が光丼(1000円)、刺身と海鮮フライ(1200円)、天丼(1500円)の3種類、特別メニューが海鮮丼(1500円)の4択。光丼に興味あり。



フロア担当の女性と板前さんの2名体制、光丼をお願いするとお冷を出してくれる。私以外はお客さんはいなかった。しかし、すぐに3名の中年男女、注文は海鮮丼2と海鮮フライ。海鮮丼はスペシャルで生シラスがうまいらしい。


5分程度で光丼登場。今日の魚は鰯と鯵、これが薄く刺身にし、口が広く浅い丼の酢飯の上に丸く綺麗に並べられている。付け合わせは寿司ガリと茗荷。さらに魚のアラで取った透明のすまし汁が
まずはおろし生姜の入った小皿に醤油を入れてタレを作り、丼に回しかける。そして鰯から一口、新鮮で脂の乗った美味い刺身。すし飯は酢が控えめで脂が際立つ。鯵も新鮮で美味しい。



魚のアラで取ったすまし汁にはわかめのみが入っている。味はしっかり目、薄味の光丼とは対照的である。

食べているうちにまた1組男女4人が来店、中々人気店のようで人気がある。メニューも全て魚料理、こだわりの店かもしれない。ご馳走さまでした。

後でHPで調べると店主の佐野さんは道場六三郎の弟子、懐食『みちば』で修行された方とのこと。通りで仕事が丁寧であった。

日本橋SONO
中央区日本橋人形町2ー31ー3
05035553576

東京ゲートブリッジを徒歩で渡る

2022-04-25 05:00:00 | 川と橋
『ぶらり橋巡り』その112。若洲キャンプ場前のバス停は若洲公園の入口にある。東京ゲートブリッジに登ることができる『若洲昇降施設』に向かう。



公園の駐車場があり、その前には区立若洲公園サービスセンター。主にキャンプ場と海釣り施設関連の管理をしている。周りにはソメイヨシノも咲き乱れ、花見にはちょうど良い。



遠くに橋が見えたり、隠れたり。何かが飛んできたかと思うと大きなゴイサギが急に舞い降り、すぐ隣に止まる。


公園の外周を歩いて行くが樹木が多くて先が見通せないところが多い。ようやく開けて海釣りのスペースに到着。目の前は海、上には橋が見える。



見上げると昇降施設の建物、円筒形の建物の周りには螺旋階段、もちろん中央部にはエレベーターが付いている、エレベーターでまずは9階の展望台まで行く。



海の方角はガラス越しとなるが、恐竜が向き合ったような形の東京ゲートブリッジがよく分かる。橋は2012年に開通した若洲と中央防波堤外側埋立地をつないでいて全長2618m、幅員24mのトラス橋。



水面からの高さが87.8m、地上を跨ぐ長さが1618mであり、羽田空港の飛行ルートにあるため、高さは98.1m以下、一方で大型船舶が航行可能な高さ54.6mを確保しなければならないという制約のもと開通した。



1階下がった8階には橋に出る口があり、歩道へと繋がっているが、残念ながら向こう岸の中央防波堤外側埋立地には降りることができないため、取り敢えず橋の中間地点まで歩く。



緩い上り坂を歩くと右側には高層ビルがよく見え、東京スカイツリーも臨むことができる。風が強く吹いてはいるが、それほど寒くはなく、対岸を見ながら歩く。下には海釣りの施設が連なり、釣り人は意外に多い。



しかし、歩道を歩く物好きな人は私1人、警備の人にはすれ違ったが。だんだん真ん中に近づくにつれて勾配が緩くなり、恐竜と恐竜をつなぐ部分までくるとベンチも用意されていた。



念願の東京ゲートブリッジ、次回は車で対岸まで渡りたいものである。この後は今きた道を戻り、再びバスに乗って帰りました。






銀座吉宗〜新橋ランチグルメ

2022-04-24 05:00:00 | グルメ
かつては銀座8丁目、電通通沿いに長崎新聞東京支社があり、その地下に長崎では有名な吉宗(よっそう)という料理屋の東京店があった。しかし、ビルの老朽化を受けやむなく一旦は閉店、それが新たに新橋駅から近い銀座ナインB1に移転したということを最近知った。

HPで見ると名物の茶碗蒸しと蒸し寿司の夫婦セット(1580円)が復活している。もちろん、太麺皿うどんやチャンポンも食べたいのだが、今回は初志貫徹ということにした。

店の前に到着したのが11時50分だが、すでに満席。やむなく外で10分ほど待つ。席に着くとすぐに夫婦セットをオーダーした。

すると驚いたことに3分もたたずに到着。直径10cm、高さ8cmの小振りな丼が2つ、仲良く並んで、さらに沢庵も添えてある。



蓋をとると綺麗に3色に分けた蒸し寿司、黄色は錦糸卵、ピンクはでんぶ、茶色は甘く煮つけた穴子をみじん切りしたもの。中々美しい。

もう一つは大きな茶碗蒸し、かすかに椎茸と渦の形のかまぼこが姿をのぞかせている。まずは茶碗蒸しから一口。予想通りかなり熱いが滑らかな舌触り、ぎりぎりの柔らかさ、優しい出汁の旨さ、長崎で食べたのと同じ味である。中身は一つずつ確認しながら食べたが、鰈、麩、椎茸、蒲鉾、筍、銀杏、キクラゲ、穴子、鶏肉と9種類も入っているのである。



続いて蒸し寿司、こちらも程よい甘さで中には蒲鉾が入っている。これだけ華麗に盛り付けてあると壊すのが忍びなく、一色ずつ食べている。特に穴子の部分が美味い。ただ、蒸し寿司のご飯がきちんと詰めてあることもあり、量的にはかなり多い気がする。

それでも穏やかな味同士で最後まで飽きないのは夫婦のなせる技でしょうか。ご馳走さまでした。

銀座吉宗
中央区銀座8ー7先銀座ナイン2号館B1
0362746002

成増付近の坂道を散策②

2022-04-23 05:00:00 | 坂道

『東京の坂、日本の坂』その152。成増付近の坂巡りの続き。



太郎坂を右に曲がり、次の道を歩くと立派な枝垂れ桜が見えて来る。桜は青蓮寺の境内に生えているのだが、中々立派なお寺で真言宗智山派、江戸時代の創建らしく、境内には沢山の石仏が並んでいる。

寺の横からジグザグに下る坂道が『おなかや坂』、寺の左側にあった中村家の屋号が『おなかや』であったことに由来する。

青蓮寺まで戻り、右手に歩くと可愛らしい幼稚園が出て来る。園庭の真ん中に咲き誇るソメイヨシノを見て、この幼稚園に通った園児は大人になっても桜の木のことは忘れないだろうと感じた
左に曲がりしばらく行くと突き当たり、右に曲がると急坂となる。古道の松木道にあたる通りにあたり、坂の途中には木椎熊野大権現を祀る神社があったため、『権現坂』と今でも呼ばれている。



坂の下を左に曲がると上り坂となるが、これが『石坂』。坂の名前の由来ははっきりとしないが、成増村になる前の名前が『石成村字成増』に由来しているのかもしれない。



ここで360度回転して歩き始めると成増団地に到着。団地は立て直しが進んでいて左手は新築、右手は取り壊し前と対象的な風景となる。

隣接する成増第一公園にはソメイヨシノが何本もあり、いずれもほぼ満開。子供たちは花には興味がないのか、サッカーに熱中していた。



三園通りを右に曲がり、次の成増厚生病院の脇の道を行くと右側が崖になる。まっすぐ行くと高速道路、さらに赤塚溜池公園の横に出る。



公園には以前来たことがあるが、当時は沢山の釣り客が釣り糸を垂れていた。しかし、今日は誰もいない寂しい風景であった。



東京大仏通りを歩くと右手には板橋区立美術館が現れる。さらにその先には23区内では珍しく滝が現れる。





これが『不動の滝』、大山詣りや富士参りの際にこの滝身を清めたと言われているが、今は水量が減ってしまっていてチョロチョロとしか流れていない。それでもどんな旱魃の際も水は途切れることない湧水である。



東京大仏はもう少し足を伸ばせば拝観することはできたが、遅くなったため、バスで成増駅に向かうことにした。



(前回の2018年8月写メ)


成増周辺の坂道①

2022-04-22 05:00:00 | 坂道
『東京の坂、日本の坂』その151。今回は成増駅の北側に広がる坂道を散策しようと池袋駅で東武東上線小川町行急行に乗る。池袋〜成増はノンストップのため、意外に早く着く。



ホームに降りると『なりもす』という駅名表示板がお出迎え。モスバーガー50周年を記念して一号店がある成増駅とコラボしたもの。京浜急行などはよくやっているが、東武鉄道では初めての試み。ホーム看板6枚と南口の駅名看板が『なりもす』になっている(4月3日まで)。



北口に向かうとペデストリアンデッキに繋がり、駅前広場を挟み、反対側に降りる。



図書館を右に曲がると成丘通りになる。次の三叉路を右に行くと緩い坂道となるがこれが『百々女木(すずめき)坂』。百々女木川が以前にはこの辺りを通っていたが、今は暗渠となってしまった。すずめきとは川の流れる音や雀の鳴き声などから付けられたと言われている。



左側には板橋区立成増ヶ丘小学校のグラウンド、桜が美しい。次の交差点を越した次を右折した1本目を左に曲がると緩やかに下る坂道。



これが『小井戸坂』。名前の由来はわからないが、以前は急坂であったものを埋めて緩くしたものらしい。左には畑、右側には上赤塚公園がある。


坂を降りたところを左に曲がり、成丘通りを右に少し歩く。次の角からL字に曲がるのが『太郎坂』。



緩やかな上り坂だが、坂道の由来はよくわからない。この辺りは新興住宅街でミニ開発で造られた宅地が広がる。

ふと前を見ると見事な枝垂れ桜、多分お寺の境内らしくそちらに向けて歩く。(以下、次回)

焼肉たまき家〜虎ノ門ランチグルメ

2022-04-21 05:00:00 | グルメ
たまには奮発してという訳でもないが、今回は虎ノ門駅から歩いてすぐのところにある『たまき家』にお邪魔した。私が焼肉を昼に食べることも珍しいが、この店のキャッチフレーズは『肉が旨けりゃ幸せだ‼︎』という直接的なもの。これを聞いたら行きたくなる。実は肉の卸屋さんの直営店で自らの眼で選んだ肉を出してくれるから美味いのだろう。

席に座り、メニューを見ると最安値の『A5・A4ランク黒毛雌和牛カルビランチ』1650円から最高値『A5・A4ランク黒毛雌和牛特上5種盛り合わせランチ』5500円までお値段も肉の量も色々とある。悩んだが、折角なので『A5・A4ランク上カルビランチ 2750円』をチョイスした。

埋め込み式のロースターに火をつけると早速『お肉』が登場。ピンク色でなんと美しい肉なのだろうか。ランチには他には溶き卵スープ、もやしナムル、白菜キムチ、ライスがつく。

肉を火に掛けるが、あまり焼きすぎないように注意深く裏返す。あまり主張の強くないタレにつけてライスにバウンドさせて頂くが、口の中で蕩ける。柔らかさに驚き、繊細な味わい、脂をあまり感じさせない上品さに感動。これなら一枚は塩胡椒で食べたくなる。

もう箸が止まらない。肉をいかに美味く食べさせるかに徹した定食である。あっという間に完食してしまう。


店の人に話を聞くと『A4/A5黒毛和牛』を食べさせる店はあるが、これを『雌牛』に限る店はあまりない。実はその差です、とのこと。
さらにもう開店から4年も経過しているが、店内は焼き肉屋独特の匂いもないし、テーブルのベタつきもない。

(コーヒーは別料金)

どおりでランチに来るお客さんの女性比率が高いのも頷ける。いつも食べれる値段ではないが、ハレの日に是非お邪魔したいお店であった。ご馳走さまでした。

焼肉たまき家
千代田区霞ヶ関3ー2ー6東京倶楽部ビルディング1階
0365508299