hokutoのきまぐれ散歩

ブログも11年目、遂に3900日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

都営大江戸線スタンプラリー⑥

2024-04-01 05:00:00 | 鉄道
『鉄道シリーズ』その232。都営大江戸線スタンプラリー⑥。勝どき駅は勝鬨橋と晴海トリトンのほぼ中間、清澄通りと晴海通りの交差点地下あたりにある。勝鬨橋とはかなり勇壮な名前であるが、実は日露戦争旅順陥落を記念して築地と月島の間に開設されたのが『勝鬨の渡し』である。



(晴海トリトンからの眺め)

当時は交通量も増えたが、一方で隅田川を通過する船舶も多く、可動橋の建築が1933年に始まった。完成は1940年であるが、橋の上には都電も通っていた。しかし、戦後は晴海通りの交通量がさらに増えたこともあり、1970年11月29日を最後に橋の開閉は行われていない。

勝鬨橋の『閧』は当用漢字にないため、住居表示が行われた際に『どき』として表示した。駅名もこれに倣ってのものである。
スタンプは勝鬨橋と晴海トリトンが描かれている。晴海トリトンは3棟のオフィスビルを中核とした商業並びに住居施設であり、銀座や日本橋からは直通バスも通っていて便利である。
築地市場駅は豊洲に移転する以前の築地中央市場と朝日新聞社に隣接した場所にあり、市場に行くには日比谷線築地駅より至便である。

スタンプに描かれているのは魚市場の風景と波除神社の獅子頭である。波除神社は築地市場からすぐのところにある由緒ある神社。



明暦の大火の後、堤防を作ろうとしても波に持って行かれてしまう。ある日のこと、海上に漂う光るものがあり、これを網で拾い上げると稲荷神社の御神体であった。これを今の位置に社殿を作り、お詣りしたところ、波風が緩やかとなったと言われている。

獅子祭に使われる高さ2mを超える獅子頭が境内に祀られている。

汐留駅はゆりかもめとの乗換駅でJR及び都営地下鉄浅草線、東京メトロ銀座線の新橋駅にも近い。スタンプに描かれているのが、シオサイト。旧国鉄汐留貨物駅跡に作られた13棟のオフィスビル群の総称で日本テレビや電通、松下電工、全日空などが入居している。



駅近くには旧汐留駅(旧新橋停車場)の再現した建物と展示場が作られており、時々企画展なども開催されている。