hokutoのきまぐれ散歩

ブログも11年目、遂に3900日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

外堀沿いに歩く①〜飯田橋とボート場

2023-04-30 05:00:00 | 川と橋
外堀通り散歩①、久しぶりに江戸城の外堀を散策することにした。スタートは飯田橋、駅ではなく橋のほうである。

目の前には立派な歩道橋、目白通りの方に歩くと神田川の地下で繋がっている。



飯田橋の下もすぐに暗渠、セントラルプラザが立っている。住所は『新宿区神楽河岸』であり、ここには飯田濠があった。



元々は川や濠を使い船で物品を運び、ここから品物を揚げていた場所で埋め立てられ、建物が1984年に完成した。因みに12階より上のオフィスには東京都の行政機関が入居している。

神楽坂入口にあたる交差点を左に登っていくと牛込橋。下には濠と中央線・総武線の線路が走っている。



飯田橋駅の再開発時に駅の建物の2階に甲武鉄道や牛込駅のことが描かれたパネルがある。

1894年10月に新宿〜牛込間開通にあたり今の駅舎から通りを挟んだ反対側へ少し歩いた所に牛込駅が造られた。翌年4月に飯田町駅が開業するまでの半年間のみであった。



また、牛込橋の先には牛込見附の石垣跡が残されている。その石には『阿波守内』と刻まれていて諸藩が普請で協力した上で作られた痕跡である。



外堀は飯田濠(埋立済)、牛込橋からは牛込濠、さらに新見附濠、市谷濠、真田濠(埋立済)、弁慶濠と続くが牛込橋から見える牛込濠は広く、そばにはボート場がある。



このボート場は1918年創立の東京水上倶楽部であり、当時は100艘以上の船を擁していた。今もCANAL CAFEとしてイタリアンレストランも併設、ボートの営業も行っている。(ボートは30分600円)



外堀通りから中央線・総武線は同じ高さに見ることができ、ボートに乗るとかなり迫力がある写真を撮ることができそうである。また、1箇所だけ噴水もある。(以下.次回)






蕎麦屋でカツ丼を食む①〜人形町豊島屋

2023-04-29 05:00:00 | グルメ
今回から禁断の企画、『カツ丼』食べ比べを行うことにする。蕎麦屋に行くのはさっぱり食べたいだけでなく、ローカロリーを目指すのが目的。なのにカツ丼、ましてやカツ丼セットなどを頼むことはカロリーオーバー以外の何者でもない。

ただ、たまにはいいかなと思って普段使いの人形町周辺にあるお蕎麦屋さんのカツ丼を食べ比べて見ることにした。もちろん、たまにはという企画である。



1番目に訪れたのが人形町・甘酒横丁にある豊島屋、明治創業の老舗そば。ただ、敷居が高い店ではない。12時少し前に店に入ると先客は1名のみ、しかし、私が入ってから立て続けに来店して12時には満席となる。注文はカツ丼(税込1000円)でこの界隈では普通の価格。

しばらく待っていると食見本のようなカツ丼が登場。カツは5切れ、見た目からよく煮込まれているのがわかる。他にはタマネギ、卵で綴じてあるタイプ。

味噌汁は豆腐とワカメ、味はやや濃いめで熱い。漬物は胡瓜の醤油漬けでこれも味が濃い。



まずはカツを一切れ、煮込まれていて味はよく染みているがその分衣がふやけていて肉と衣が分離しやすい。脂はそれほど多くないがロースである。ご飯にもよくタレが染みているため、しっかりと味付けされている。タマネギもよく煮えていてシャキシャキを求める人には向かない。子供の頃、近くの蕎麦屋さんから出前で届くカツ丼であった。

私が勝手に採点すると5段階で3、まあ普通のカツ丼であった。あまり評価が高くないのは①カツは揚げたてではない、②そのためか、やや煮すぎているからか、肉と衣が剥がれやすい、③私にはタレの味が濃すぎる、と言った理由である。どおりでこの店ではあまりカツ丼を頼む人は多くないような気がした。また、丼も味噌汁も漬物も濃い味付けのものばかりという点は気になった。ご馳走さまでした。

カタカナ語の本当の意味を改めて調べてみた

2023-04-28 05:00:00 | 日記
『改めて日本語について考える』その43。特に最近ということでもないが、カタカナ語で何となくわかった気になっている形容詞・形容動詞が多いことに気づいた。例えば『エキゾチック』、郷ひろみの『2億4千万の瞳』の歌詞に『エキゾチックジャパン〜』が出てきたことをすぐ思い出すが、これを日本語に直すとどうなるのだろうか。

『エキゾチック』(exotic)には2つの意味があり、①異国情緒がある、異国的、②風変わり、奇妙である様と辞書には書いてある。つまり異国風という意味で使う場合は西洋風でも東洋風でも使うことができる。これを西洋風に限ると『バタ臭い』となる。

バタ臭いは明治初期から使われるようになった言葉で文明開化以降、外国人が増え、彼らのことやこれを真似ることを揶揄気味に使われた言葉である。しかし、バターの匂いなど気になるのだろうか。辞書には明治初年は国産バターがなく、輸入に頼っていたが、輸入したバターが臭かったところから出た言葉のようである。

当時の日本人の口に合わなかったという要素もあったかもしれないが。

同じような言葉に『トロピカル』というのがある。toropicalという英語なのだが、これは南洋風、熱帯的と訳される。確かにトロピカルフルーツ、トロピカルドリンク、トロピカルサウンドのように使う。

『ファンキー』(funky)は日本ではもっぱらサウンドのジャンルとして『ファンク』の形容詞という使い方をされる。しかし、元々の意味は『怯えた』『悪臭を放つ』という意味。黒人特有の体臭を意味する隠語からブルース、ゴスペルに繋がる黒人本来の要素を持つサウンドを指すようになったとかんがえられている。

『エキセントリック』(eccentric)な人という場合、どのような人を想像しますか?何となく怒りっぽい、変わり者というイメージと私は思います。本来の意味は個性的で普通にない性格であり、良いとも悪いとも決めていない。ただ、人とは違う言動や奇矯な様子を表すため、否定的な要素が強くなったのかもしれない。音楽家、画家など才能溢れる人に対して使う場合は肯定的な意味にもなるのである。

因みにネットの検索で見た。するとエキゾチックはエキゾチックショートヘヤーという猫、トロピカルはジュース、ファンキーはファンキー加藤、エキセントリックは欅坂48の楽曲と出てくるものがほぼ決まっているのが面白い。

そして外国語を直接カタカナ語として使う場合には本来の意味からかけ離れた使い方が定着しているものもあることに気づいたのである。

千歳烏山で鰻を食す

2023-04-27 05:00:00 | グルメ
たまには贅沢をして鰻を食べに行くことになった。先日、親戚から千歳烏山駅近くに『鰻の薄造り』を食べさせる店があることを聞いて行くことにした。店は千歳烏山駅を降りて駅前通りから1本入った道に面しており、徒歩3分程度、名前は『あら井』という。



ビルの地下一階にあり、螺旋階段を降りると中々立派な店構え.落ち着いた小綺麗お店である。4人がけの席に案内され、メニューをみるとコースもあるが、コースには蒲焼以外の鰻料理より天ぷら、煮物などがメインのため、アラカルトでお願いする。



まずは瓶ビールで乾杯、お通しはウナボーンとカシラの唐揚げ、胡麻豆腐とビールにピッタリのあてが登場。

最初にう巻き(ハーフ)登場。大根おろしが付いているが鰻のタレも持ってきてくれる。う巻きは顔がほっこりするような甘口、味は薄めで大根おろしを付けても美味い。

続いて鰻の薄造り、かつて大分県日田市で鰻の湯引きは食べたことがあるが、その時は身が厚く、かなりしつこい印象だった。



タレにはポン酢、梅味噌、醤油の3つが用意されていてまずは一切れポン酢でいただく。思っているより薄く、こりこり感はフグ刺身のよう。生臭さは全くなく、美味い。私は真ん中の梅味噌が最も好きである。

堪らず『濃口・大吟醸』(石川県小松市)をお願いするが、入れ物も香りを楽しめるように特別なもので提供。

この酒もふわっと立つ香りに惚れてしまいそう。やはり刺身には冷酒がよく合う。

続いて『ヒレ焼き』『肝焼き』が登場。一本600円と安くはないが、2人とも好きなので1本ずつ。たっぷりの肝やヒレが刺してある。まずはヒレ焼き、パリッとした食感、少し脂を感じるが脂っこい訳ではない。山椒をたっぷり。しかも粉山椒と挽くタイプの両方があり、辛味は前者、香りは後者が勝る。

肝焼きは大きく立派な肝はほろ苦く、堪らない。限定品ということもあり、一口ずつ味わって頂く。酒が進むのは当たり前である。
酒が無くなったので追加に『楯野川』(山形県)をいただく。

当てが足りなくなり、海鮮の酢味噌和え。イカと貝をわけぎときゅうりで和えてある。こちらも美味い、つい美味い美味いばかりになる。



最後に鰻重上(3800円)をお願いし、吸い物は肝吸いに100円足して変えてもらう。10分ほど待つと有田焼の重箱にご飯に乗った鰻1匹分が乗ってくる。

陶器の器で食べさせるのは広島県宮島で穴子丼を食べて以来である。容器は扱いにくいのかもしれないが、とにかく冷えない。



最後まで鰻もご飯もふっくらとしたまま。タレはやや甘めだが気になるほどではない。1匹鰻が乗った贅沢なお重を満喫した。連れ合いは流石に多いと姫うな重を食べたが、これもしっかりとした中身であった。2月に浜松で共水鰻を食べて以来だが、いつ食べても鰻はご馳走である。ご馳走さまでした。

あら井
世田谷区南烏山5ー11ー4
05056697628

久我山歳時記㉓〜200平米の土地が芥子畑になった

2023-04-26 05:00:00 | 日記
『久我山歳時記』㉓、我が家のそばに200平米ほどの空き地がある。3年ほど前までは瀟洒な洋風の家が建っていたが、相続なのか昨年夏に家を取り壊し、その後更地になっていた。

あっという間に草が繁ったが、冬の間に綺麗に整地し、2分割されたが今だにそのままである。

そんな更地に前の持ち主が植えたのか、小さな葉がところどころに出始め、3月には一斉に白い可愛らしい花を咲かせた。調べるとスノーフレークという栽培種で和名を鈴蘭水仙という。



その後、再びよく似たしかし、花が下を向いている花が咲き始めた。野生種ではツリガネニンジンに似ているが、スパニッシュブルーベルというスペイン・ポルトガル原産の栽培種と思われる。



そして最近はナガミノヒナゲシという爆発的に増える外来種のオレンジ色のヒナゲシ畑のようになってきた。



花の数も数えられないほどで毎日違う花が咲く。芥子坊主からは数万個の種が作られ、一気に繁殖していく。



しかし、ナガミノヒナゲシ出会った。これだけ固まると美しい。



他にもハルジオンやノゲシ、ハハコグサなどのよく見ることができる草も花を咲かせてはいるが、ナガミノヒナゲシには敵わないようである。



わずか200平米くらいの土地ではあるが、これだけ次々と咲く花が移り変わるのを見るとは思わなかった。ナガミノヒナゲシはあまり増えてほしくない外来種ではあるが、これだけ揃えた花が咲き誇ると思わず眺めてしまうものである。

中華そば三三㐂〜大森ランチグルメ

2023-04-25 05:00:00 | グルメ
大森の坂巡りは意外に遠く、気がつくと昼前になっていた。ランチの店を探すが、マクドナルド、ケンフラ、焼肉ライクなどチェーン店ばかり。あきらめかけていたら、『中華そば三三㐂』、煮干し系のラーメンとつけ麺のお店らしい。



間口が狭く長い白木のカウンター、その奥に4人席が3つある。まずは券売機で食券、つけ麺は苦手のため、単純に中華そば(870円)を選択する。



席の方は入り口に近い方は満員で奥から4番目の席にすわる。

目の前では麺の重さを測り、丼に盛っているが、つけ麺の『大盛』は『大森』だけあって凄いかと思ったが、どうやらこれは特盛らしい。その量は丼を大きく飛び出している。お客さんの注文比率は1対2でつけ麺の方が人気のようである。

目の前には調味料が並ぶが、左から豆板醤、ニンニク、特製ニンニクの3つ。真ん中と左の差がよく分からない。(生ニンニクはあまり得意ではない)5分ほどでラーメン到着、見た目はとにかく熱そうである。

胡椒をたっぷりかけて頂くが、麺はやや太めのストレート。表面は意外にもツルッとしていて食べやすい。たっぷりのメンマはよく煮込まれていて美味い。

スープはとろとろ、煮干しと鰹節の香りが強いが、比較的あっさりしていて食べやすい。大きな切り口のロースのチャーシューは味がしっかりとつけられている。ただ、油分が多いため、麺を先に食べると中々スープだけでは厳しい。
味変と豆板醤を入れるが、これは風味を良くしてくれる。それでも私にはスープが濃厚すぎて日本そばの店なら思わず蕎麦湯を差したくなるくらい、珍しく全部は飲み干せなかった。但し、少しスープは残しましたが美味かったと思う。なお、食べログには『三三七』とありますが、『三三㐂』が正しい店名で『㐂』は『喜』の略字のはずです。ご馳走さまでした。

中華そば三三㐂
大田区山王2ー2ー13
0337757337

大森付近の坂②

2023-04-24 05:00:00 | 坂道
『東京の坂、日本の坂』その174。大森貝塚の碑を見た後再び八景坂を降りる。駅前を通過した後、左側に鋭角に戻るような道を登ると坂道が出てくる。



この坂が『闇坂』(くらやみざか)である。両側が切り立った切通のような坂道であり、右手の大きなマンションは『八景園』という遊園地の跡地。

八景園は当時は梅の名所として有名であった。鉄道唱歌4番の(梅に名をえし大森を すぐれば早も川崎の〜)歌詞にも出てくる。八景園の樹木が鬱蒼と広がり、昼間でも暗かったのでこの名前が付いたと言われている。



坂の上まで上り、その先2つ目の道を左に曲がる。道なりに左右ふらふら行くと急に右手に降りていく階段、その先に環七通り、これを渡ると目の前に大倉山公園が出てくる。これを左回りに上がると坂道となる。



これが『右近坂』である。坂の名前の由来だが、①近くに右近、あるいはおこんという者が住んでいた、②うこん色の着物を着た娘がこの坂をよく通ったなどの説がある。



坂を上がると『馬込文人村』の説明板が出てきて臼田坂の上り口にあった九州閣というアパートには石坂洋次郎が住んでいた、川端康成は臼田坂の途中に居を構えていたなどと書いてある。その先のバス通りが『臼田坂』で坂上と坂下にバス停がある。



坂の名前の由来は周辺に臼田という姓の人が多く住んでいたからと言われている。またこの通りは古くは田無街道と呼ばれていた。(明治4年に東京府制が敷かれた後は府道56号大森田無線と呼ばれた)



坂の標識は頂上付近にある、『金剛地蔵尊』の前に置かれている。すぐ先に臼田坂上のバス停があり、これに乗りようやく大森駅に到着することができた。距離は短いと思っていたが、バス停が6つあった。






そそそ〜恵比寿ランチグルメ

2023-04-23 05:00:00 | グルメ
今日は恵比寿でお昼時となった。恵比寿というとビストロや凝ったラーメン屋などを想像するが、胃腸が疲れている最近の状況では少し重過ぎる。内臓の負担が少ない食事というとすぐにうどんorそばになってしまう。うどん屋さんは見つけたが、もう少し違うジャンルと歩いていたら『そ、そ、そ』の看板。



メニューを見るとそうめん専門店のようである。メインは冷やしそうめん、にゅうめん、ぶっかけの3種類。



しかし、他にも『豚とおあげと九条ネギのカレーそうめん』『そそそ風ソーキそうめん』『Karakaraそうめん』『大葉ジェノベーゼそうめん』などバラエティは豊富である。



また、ランチタイムは冷やしそうめんまたはにゅうめんに小丼を付けて1100円となるセットメニューもある。

私はにゅうめん(750円)を注文、カウンターのみの1階とテーブル席のある2階があり、意外に広く、また従業員も3名いる。

5、6分で注文の品が到着した。大きめの丼に黄金色のスープ、麺の他に錦糸卵、煮たシイタケ、ミツバが入っている。

まずはスープから頂くが、カツオだしが良く効いて、さらに椎茸の香り、関西風の少し甘めの味は沁みる。麺は小豆島の素麺とのこと、卵も椎茸も薄味でほんのり甘く、胃に優しいランチタイムとなった。

確かに成人男子にはやや少ないかも知れないが、腹八分目にすることにした。冷やしそうめんはツユが3種類あるようで、次回はこちらも頂きたい。ご馳走さまでした。

恵比寿のほかに内幸町と渋谷にもお店があるとのことでした。
そそそ
渋谷区恵比寿西1ー4ー1
0364169284

大森付近の坂①

2023-04-22 05:00:00 | 坂道
『東京の坂、日本の坂』その173。今回は京浜東北線大森駅近くの坂道を巡る。『大森』と言えばという質問をすると、『海苔』と答える人と同じくらいの人が『貝塚』と答えるような気がする。

大森駅のプラットフォームには『日本考古学発祥の地』という石碑が置かれ、縄文土器のレプリカが飾られている。

ただ、京浜東北線や京浜急行に乗るとよくわかるが、線路に沿った道は低いところを通るが、すぐに崖線が見える。大森の場合は京浜東北線を境に北側の山王地区は小高くなっていて明治以降政治家や文人が暮らした。



山王側に出ると池上通りが左右に通るが、右から左に向かって緩い坂道となっている。これが『八景坂』である。今でこそ緩い坂だが、かつては薬研のような切り立った坂道であったため、薬研坂の異名もある。

八景とは『笠島夜雨、鮫州晴嵐、大森暮雪、羽田帰帆、六郷夕照、大井落雁、袖浦秋月、池上晩鐘』をいい、かつてはこの坂上から大森の海辺より房総まで一望できたという。


案内板の裏に天祖神社がある。境内に登る石段も険しく、上からは駅がよく見える。



坂を少し上り、みずほ銀行手前を左に曲がると短い坂道がでてくる。これが『清浦さんの坂』である。



清浦さんとは1924年1月〜6月まで第23代内閣総理大臣を務めた清浦奎吾氏のことでこの坂の中腹に屋敷があった。

八景坂を上り、山王口の交差点にNTTデータのビルがある。その前にあるのが大森貝塚の石碑のレプリカ。



本物はNTTデータのビルの横にある道を京浜東北線線路のほうに降りたところにある。



大森貝塚は1877年にアメリカ人動物学者エドワード・S・モースが車窓から見つけたもので出土品は国の重要文化財に指定されている。(以下、次回)


鯛塩そば灯火〜日本橋ランチグルメ

2023-04-21 05:00:00 | グルメ
私はラーメン好きである。ただ、だんだんと歳を経るごとに脂っこいラーメンにはだんだん食指が動かなくなってきた。そこで最近探してしまうのは魚や貝、海老などで出汁を取ったスープが透明の麺である。

先日お邪魔した『海神』はまさにピッタリ条件にハマっているが、今回の『鯛塩そば灯花』は如何かとお邪魔した。

場所はCOREDO室町テラスのB1、面白い店づくりで真ん中にサンプル台があり、右がボックス席、左ののれんの奥はカウンターと分割されている。もちろん、カウンターに座って『鯛塩らぁめん』をお願いする、というかタッチパネルで注文する。

しかし、よく見るとランチタイムは鯛めしかチャーシュー丼がついて1000円(税抜)のサービスセットがあり、チャーシュー丼付きに変えてもらう。

少し待ってまずはラーメン到着。細いストレート麺、丼の中に整然と盛り付けられ、上には細長いメンマ、刻み青ネギ、赤いお麩、チャーシューが乗っている。

黄金色に輝く澄んだスープでまずは一口、鯛の香りと塩の旨みを感じる上品なスープである、
メンマは長いため、齧る。チャーシューは低温調理が施してあり、柔らかく、味もいい。

少し経って到着、サイコロ状のチャーシューがゴロゴロ、茶色いタレとネギ、海苔が乗せられている。

麺は喉越しがよく、全体的に上品な仕上がりだが、スープは魚の旨みをよく引き出していて大変美味かった、ご馳走さまでした。

麺を食べ終わり、残ったスープをチャーシュー丼の残りに掛けて頂くも、これも美味です。



鯛塩そば 灯火
中央区日本橋室町3ー2ー1COREDO室町テラスB1
0362627711