hokutoのきまぐれ散歩

ブログも11年目、遂に3900日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

広味坊〜祖師谷大蔵ランチグルメ

2019-12-31 05:00:00 | グルメ


スタンプラリーのついでと言っては怒られそうな楽しい休日ランチに遭遇した。スタンプがあるのが祖師谷大蔵駅、この駅で下車したのは40年ぶりのことになるか。駅は高架になったものの、南北に伸びる細長い商店街は以前と同様。ウルトラマン像に挨拶した後、店を探す。


南口を行くとすぐに左に曲がる細い路地、両側には店が立ち並ぶ。右手は坦々麺専門店、左はと見ると『広味坊 祖師谷大蔵店』とある。あの千歳烏山や日本橋三越にもある名店、メニューはまあそれほど高くないのもあることを確認して入店。



休日のため、ランチはないが麺もご飯ものも旨そうなメニューが並ぶ。悩んだ末に『牛バラ煮込み餡掛けチャーハン』(1200円)をチョイス。他にも坦々麺、酸辣湯麺、青椒肉絲かけご飯などまだまだある。


注文をするとガラスの急須で烏龍茶、カシスの香りがする。いや、寒い外から来る者には有難い。

待つこと8分ほど、チャーハンとスープが登場。広めの皿にはチャーハン、その上にゴロゴロと牛バラ、さらに白菜入りの餡掛けとなっている。餡もチャーハンもとても熱いが、味は素晴らしい。牛バラは八角の香りが漂い、ほろっと崩れる。脂も多く見えるが、驚くほどあっさりしている。少し甘いかなと食べるが、それほどではなく、旨味が先行する。もう、レンゲを持つ手が止まらない。スープも黒胡椒がよく効いていて合間に飲むのに丁度いい。


店内は日曜日の昼過ぎにもかかわらずほぼ満席、しかも麺やご飯でなく、真剣中華となっていて、酒も入り楽しそう。お金持ち風の老夫婦が娘や孫ときているグループが目立つ。これは夜再訪必須である。ご馳走さまでした。

広味坊
世田谷区砧6ー39ー3
0334160004


年末の浅草寺にお参りする

2019-12-30 05:00:00 | 日記


年末になるといつも浅草に買い物に行くことにしている。東京メトロ銀座線に乗り、浅草駅で下車、雷門まで歩く。この辺りには人力車の車夫が客引をしたり、外国人や修学旅行生が記念写真の撮影をしたりしている。




雷門をくぐるが、正式には風神雷神門、両側に風神と雷神がいるからだが、気の短い江戸っ子はこれを縮めて雷門と言ったためらしい。また、大きな提灯は松下幸之助が寄贈したものである。




仲見世を歩くと来年の干支に因んだネズミの飾りや羽子板・鯛・招き猫などの縁起物も飾られていて正月を迎える準備も万端である。


途中の伝法院通りの交差点からは東京スカイツリーがくっきりとみえる。




続いて出てくる門が宝蔵院門でここの大提灯には『小舟町』の文字。日本橋小舟町は我が社の事務所がある日本橋の小さな町だが、340年前に魚河岸近くの集積所があったこの町が提灯を寄贈したことに由来。雷門同様に松下幸之助がこちらの提灯も寄贈したいと掛け合ったが町内人々が断ったとのことである。これこそ江戸っ子の意気なのであろう。


本堂にお参りする。なぜか本堂に入らず外の賽銭箱の前でお参りする外国人が多いが、折角ここまできたならば大きい本堂の中まで入った方がよい。夕方は5時まで入ることができる。




本堂を出て左側の道を行くとお祭り道具を売る店やかなり時代がかった居酒屋がある。その先には藤屋という手拭いを商う店、ここが目的地の一つであり、来年の干支の手拭いを買い、帰るのである。(正月飾りとして額に入れるのである。)

ネズミ年にちなんだ柄は2種類、白地に大黒様とネズミが書かれたもの、そして左から令和と赤地に染められ2匹のネズミがいるもの。私は後者を購入。


その足で薬研堀の七味唐辛子を購入、家路に着くのである。来年は良い年となることを祈念して。






やまだ屋〜築地グルメ

2019-12-29 05:00:00 | グルメ


今年の忘年会も最終盤、いつものメンバーの肩の張らない会はTくんの知っているお店。場所は築地駅から7、8分隅田川に向かって歩いたところにあるが、この周辺は意外に隠れた名店がありそうなところ。


店の名前は『やまだ屋』と至って普通、外観もガラス張りのモダンな造りだが、中は純和風である。皆が揃ったところでハーフ&ハーフの生ビールで乾杯、来年も良い酒が飲めるように祈念。




注文はフランス料理店のようなプリフィックス、各自が前菜を2品、メインを1品、ご飯は全員で1品を決める。前菜は7種類あるが私が前日にせいこ蟹は食べた話をしたので5種類から8皿(参加者4人×2皿)を選ぶことになり、3種(クリームコロッケ、白子の昆布焼き、サワラスモーク)は2皿分にして皆でつつくことに。


お通しは大根のおでんに白子ソース掛け、トマト豆腐、蕪蒸しの3品。いずれも優しい味付けで入りとしてはいい。特に大根は出汁がよく効いていて染みる。




刺身を前に日本酒に進む。最初の選択は光栄菊(広島県)、柔らかい薄濁りである。刺身は3種、タイ、ブリ炙り、カワハギの肝和え。特にブリを塩で頂くが、山葵が全く効かない位に脂が乗っていて美味い。




ここで先程の前菜、さっき書いた3品以外は自家製ベーコンの炙り焼き、手もみキャベツのへしこ出汁酢掛け。色々あって楽しいが、酒の肴には特にベーコンやサワラスモークなど燻製がうってつけである。




酒は陸奥八仙(青森県)、青に漁り火のようなラベル。これは甘味が少なく、切れ味がある。さらに風の森(奈良県)の雄町純米吟醸を頂く。こちらは甘味はあるが、サラッと消える香り立つ美味い酒、誰かが『甘さも和三盆糖のような甘さ』と表現していたがその通り。



メインは私は伊予水軍鶏の柚子釜焼き、柚子の香りが肉ばかりではなく、全てをミンチにした鶏を引き立て、あっさりと仕上がっていた。隣ではブリシャブを食べていたが、これに合わせてまずは豊香(長野県)、おりがらみだが甘すぎない、豊かな香。




さらに酔右衛門(岩手県)を選んだが、酸がある切れ味豊かな味わいは肉に負けない強さを感じた。女将さんはコメ違いの酔右衛門を並べて飲ませてくれたが、これも壮観であった。


〆はせいこ蟹入り炊き込みご飯、文句なく美味い。特に内子の橙色がキラキラ、漁期から年内しか食べれない贅沢である。




私はデザートをキャンセルしてさらにツマミをオーダー。豆腐味噌漬・へしこを大根サンドにしたもので残りの酒をいただき、お開き。いや、酒も料理もうまいし、女将さんはサービス精神旺盛、楽しい宴となった。皆さんに入口まで送ってもらう。本当にご馳走さまでした。

やまだ屋
中央区築地7ー16ー3
0335444789



『私鉄10社駅名かるたスタンプラリー』②

2019-12-28 05:00:00 | 鉄道


『私鉄10社駅名かるたスタンプラリー』その2。今回は京王電鉄富士見ヶ丘駅がスタート。スタートといっても我が家がある久我山駅からは井の頭線で一駅目。




検車区もあり、井の頭線の車両基地がそばにある。いつもこの駅で乗務員の交代が行われ、また、終電はこの駅止まりとなるのだが、付近に大きな道路もなく、暮れになるとよく酔っぱらいが困っている姿を見る。


ここで一つ目のスタンプを押す。今は橋上駅で広くなった分、がらんとしている。各駅停車に乗り、明大前まで行く。ここで京王線にに乗り換えるのだが、ちょうど来たのが橋本行き快速。


がらんとした車中、向かいに座ったおばあさんが多磨霊園駅に行きたいのだが、どうしたらいいかを聞いて来た。私も調べて、つつじヶ丘駅で各駅停車高尾山口行きに乗り換えたらそのままで行けますよとアドバイス。おばあさんはかなり喜んでくれた。


快速は京王線は調布までに下高井戸、千歳烏山、桜上水、つつじヶ丘、仙川と約半分止まる。さらにそこからは各駅停車、ようやく若葉台に到着する。若葉台にも車両基地があり、これで桜上水を回れば京王電鉄の電車区周りになりそうである。




改札口を出てスタンプを押すと私と同じスタンプラリーをしているオタクっぽい青年に出くわす。



これで京王電鉄は完了なのだが、今回のスタンプラリーが手強いのはカードを貰いにもう一駅行かなくてはならないこと。調布まで戻る手もあるが、ここは一旦、京王多摩センターに向かい、モノレールで多摩動物公園を目指すことにした。






『坂内』で青唐うま塩ラーメン〜恵比寿ランチグルメ

2019-12-27 05:00:00 | グルメ


暖冬かなと思うと冷えこむ今年の冬、さすがに大晦日〜正月は寒波がやってきてスキー場もオープンできそうなどというニュースもちらほら。年末最後に近いというのに東奔西走は中小企業なら止むを得ないこと。


しかし、外回りで身体が冷えた時にやはり食べたくなるランチはラーメンであろう。ラーメンと言っても色々あるが、よく行くのが坂内ラーメン、喜多方の名門坂内食堂の系列である。ただ、珍しくもない『坂内ラーメン』をご紹介するのは季節限定メニュー『青唐うま塩ラーメン』に感動したからである。


今回お邪魔したのは恵比寿駅近くのお店。普段は単なる喜多方ラーメンを選ぶのだが、寒い今日は青唐うま塩ラーメン(790円)にしてみる。


寒いためか同じ注文が結構多い。ランチサービスの半ライスと漬物が到着。山形の漬物は美味い。ラーメンもすぐに到着、麺の上を覆う焼き豚、さらにこの白髪ネギとミョウガ、ニラが添えてある。


これをスープに沈めると白菜、ごま油で軽く炒めてある。スープを一口、軽く唇が痺れるのが分かる。中々辛い、辛味はお好みとあったのだが、これ以上辛くしなくて正解である。


平打ちのモチモチした麺はスープによく絡んで美味いがあまりすすりすぎると先日人形町の『三浦』でやったように咳込みそうである。


早食いにも関わらず、一口ずつ味わって頂く。辛いけど美味い、スープをすすらずゆっくり飲むが出汁が効いて、さらに唐辛子が効いて、額から汗が出てくるのが分かる。しかし、また美味いから麺を食べ、スープをゆっくり飲む。合間に白ごはんで少しホッとしてチャーシューを頂く。


これが口の中で蕩ける。珍しく10分くらいかけて頂いた。いやー、辛い、そして美味いというのが正直な感想である。ご馳走さま、外に出るとポカポカしていた。

坂内 恵比寿店
渋谷区恵比寿1ー4ー1
0334421192


東新宿周辺の坂道②

2019-12-26 05:00:00 | 坂道


『東京の坂、日本の坂』その120。前回に続き抜弁天から若松町あたりの坂道を歩く。梯子坂を下まで降りて右に曲がる。この辺りは新宿7丁目だが、道が細く、さらに崖地もあり、火事になっても簡単に消火できないな、などと思ってしまう。


道はぐねぐねと曲がっているが、急に少し高い所に道が見える。そこに上るための坂が左右に分かれて、いずれも一方通行になっているが、この2つの坂道が1組で『椎木坂』である。




この段差を埋める坂道なのだが、江戸時代には現在の戸山ハイツが尾張屋敷で大きな椎木が覆っていたため、この名前となった。



私は向かって右側の坂を上り、統計局方向に歩く。向かい側は戸山ハイツ、こちら側は生涯学習センター、少し行くと国立国際医療研究センターが出てくる。左に曲がると箱根山があるが、今日は立ち寄らずまっすぐ行く。


道が狭くなった先を左に下りて行く長い坂道があるが、これが『下戸塚坂』で元は大名屋敷のため、坂に名は無かったが明治になり、戸塚と付けられたため、坂にも名を付けた。




次の信号が若松町交差点、左に下りて行くと坂道が『夏目坂』となる。喜久井町は夏目漱石が1867年に誕生した場所であり、そのためこの名前が付けられた。




若松町交差点を右に曲がると若松河田駅に出るが、その先が『団子坂』。由来は昔この辺りは低湿地であったため、歩くたびに泥んこになったのでこの名前になったという。文京区の団子坂に比べると傾斜は緩い坂道である。




もう少し歩くと通称・抜弁天、正式名前は厳嶋神社がある。抜弁天とは三角地にあるため、左右に鳥居があり、どちらからも反対側に抜けることができるためについたものである。




また、抜けられることから災厄から切り抜けるといわれ、江戸六弁天の一つに数えられる。小さな社の横にはちゃんと池もあり、中に鯉も泳いでいる。ただ、無人のため、御朱印は西向天神社で頂くことができる。





この坂を降りると東新宿駅、大都会新宿とはかなりイメージが違う坂巡りであった。






炉端バル さま田〜秋葉原ランチグルメ

2019-12-25 05:00:00 | グルメ


今、ネットでかなり話題となっている『角煮カツ丼』を食べに行く。場所は秋葉原駅の昭和通り口から総武線高架に沿って進むしばらく歩いたあたり。夜は居酒屋になる『炉端バル さま田』という店。


開店は11時半だが、到着11時45分にはほぼ各テーブルは埋まっている状態。注文も角煮カツ丼(700円)がメインで、これをダブル(肉が2枚)の大盛(950円)を選択する人が1番多い。私もこれに従うが、ご飯の量は少なめ、普通、大盛が選べる。もちろん、普通である。


まだ、最初に頼んだ人の分も出ていなかったが、徐々に出始め、私は5分ほど待っただけ。まずは薄い味噌汁が出され、次に着丼となる。




食べ方はトロトロ卵の真ん中を割いてちょうどタンポポオムレツのようにする。カツは一枚で切れ目なし、上には柚子の皮と三つ葉が散らしてある。最初どう食べるかを悩んだが、やはりかぶり付くしかない。


齧るとなるほど角煮である。ただ、揚げるのにあまりトロトロにするわけにもいかないのか、それなりにしっかりとした角煮で油の少ない部分は噛み切らないといけない。


私はシングルのため、下にすぐライスかあり、食べられるが、ダブルでは飯まで届かないであろう。


角煮の味付けはそれほど強くなく、卵とテーブルに置いてある紅生姜を合わせて食べるとちょうどよい。普通のカツ丼はタレで煮込むが、味が元から付いている分サッパリ目。でも、量的にはシングルでも、ご飯の量は普通でも十分満腹になる。唐揚げ定食や角煮丼は600円、コスパもかなりいいと思う。ただ、ダブル角煮カツ丼はご飯の上にカツ2枚、さらに半熟卵が乗っかっているだけで取り皿なしでは私には食べ始めることも難しいと思われる。ご馳走さまでした。

炉端バル さま田
千代田区神田佐久間町3ー21ー6
05055904527


東新宿周辺の坂道①

2019-12-24 05:00:00 | 坂道


『東京の坂、日本の坂』その119。今回は都営地下鉄大江戸線東新宿駅で降りて周辺の坂道を歩く。東新宿駅はあまり馴染みがない駅かもしれないが、都営地下鉄大江戸線に加え東京メトロ副都心線も通る便利な駅で降りると大きな再開発ビルの1階に出る。ここから階段を上り、抜弁天通りに出る。


次の道を右に曲がり、細い道を左折すると先に階段の上にある神社が見えてくる。これが西向天神社、本殿の手前にある銀杏が美しく黄葉している。


正面左側にある階段坂が『山吹坂』、その由来は神社に隣り合う大聖院の境内(今は駐車場)にある紅皿という女性に因んだもの。




太田道灌がこの地を訪れた際に雨に降られ、蓑を所望したところ、紅皿が扇に八重咲きの山吹の花を乗せて差し出したところ、意味がわからず怒った。しかし、この話を別の人にしたところ、『七重八重、花はさけども山吹のみの一つだになきぞ悲しき』ていう古歌になぞらえ、蓑がないことを伝えたと教えられる。






道灌は自らの知識の無さに恥じて、歌道に励んだという故事から坂の名前につけられたものである。




また、その先に階段坂があるが、こちらは『不動坂』、階段の一番下の石に名前が彫られていて微かに字を確認することができた。




神社を後に抜弁天通りの下を潜り、右に曲がると緩い坂道になっているが、これが『久右衛門坂』。家康江戸入府以前から大久保に居住していた島田久右衛門が新たに開いた坂道であったためついた名前である。




久右衛門坂を下まで降りて、並行する一本奥の坂道が『梯坂(はしごさか)』。由来はその名前の通り、梯子のような急な階段の坂道のため付けられた名前である。




行った時には真ん中あたりの家の植木を切っていたが、足場が安定せず、かなり大変そうであった。(以下、次回)


銀座線渋谷駅を思い出に

2019-12-23 05:00:00 | 鉄道


『鉄道シリーズ』その236。東京メトロ銀座線渋谷駅のホーム移動工事が最終段階を迎える。半蔵門線や銀座線に乗っていると毎日のようにアナウンスされているとおり、12月28日〜1月2日は銀座線渋谷駅〜表参道駅、青山一丁目駅〜溜池山王駅を運休にして線路付け替え工事を行なう。




現在の渋谷駅はかなり特異な駅である。まず①JR・地下鉄半蔵門線・東急東横線など色々な線が乗入れる渋谷駅の中で最も高い位置、東横百貨店の3階に位置する、②上り線から下り線の構内乗換はできない、③降車ホームから出る出口により全く違うところに出てしまい、相互間がかなり離れたところに出る(進行方向後ろはヒカリエの通路、以前は東急東横線へ乗換口、真ん中はJR乗換口、前側は京王井の頭線乗換口、ハチ公前)と極めて分かりにくい。




このため、降りても今どこにいるのかがわからない人が続出するのだが、さらに駅員がいない出口もある。また、乗車ホームへのアクセスが全く違うため、降りても再度乗る場合に迷いやすい?と外国人や地方の人には魔の駅と呼ばれていた。


それでは新たな駅はどのように作られるのか。現在の駅はデパートの3階にあるが、これが300mほど表参道駅に寄った橋の上に位置することになり、後ろ側は明治通口、前側は現在の降車ホームを経由して井の頭線に乗換をすることになる。




渋谷駅の乗車ホームは28日からは使用しなくなり、長年の幕を下ろす。そのため、入口付近ではかつての渋谷駅を忍ぶ小規模な写真展が行われていて昔の通勤風景や渋谷駅を出てバスターミナルの上の橋を通っていた頃の写真などが飾られ、さらに期間限定のスタンプも備えられている。




新しい渋谷駅には1月3日以降入ることができるようになり、早速見に行きたいが、毎日銀座線渋谷駅から井の頭線に乗り換える私としてはホームが遠くなってしまうのは困ったことである。


薩州そば前くら蔵〜渋谷ランチグルメ

2019-12-22 05:00:00 | グルメ


渋谷区役所の1階にあるレストランは誰でも入ることができるお蕎麦屋さんなのだが、なぜか鹿児島風なのである。名前は『薩州そば前くら蔵』、受付横のガラス張りスペースにあり、開放感溢れる作りである。


入るとカウンターがあり、ここで注文をしてお金を払い、パイプ付きの呼び出し機を貰う。湯呑みをくれるので給茶器でお茶を入れて席で待つ。メニューが分かりにくいためとりあえずお勧めの『西郷丼(せごどん、850円)』をお願いした。


待つこと5分ほど、バイブレーションしたのでカウンターに持って行くと赤い丼、澄まし汁、漬物がトレイに乗せられている。置いてある七味を振り、揚げ玉を澄まし汁に一すくい。席に戻り、丼を開ける。


まさに親子丼の鶏肉を豚肉に変えたものだが、中々のボリューム。一口頂くが、やや甘めながら美味しい。しかもご飯も具も大変熱々、柴漬けも齧りながら食べ進めるが、迫力満点。中にはタマネギ、長ネギ、豚薄切り、卵のみなのだが、くせになりそうである。




周りを見るとカレーライスが人気のようだ。そういえばちゃんぽん風そばといった九州っぽい料理もあるが、私は九州でこのようなメニューは見たことがない。


なお、必ずここで買わずともコンビニにおにぎりを買って食べてもOK、弁当も合わせて売っているのである。ご馳走さまでした。

薩州そば前 くら蔵
渋谷区宇田川町28ー20
0364553595