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對龍山荘3 南側の庭 露地庭園(南禅寺別荘群散策15)


写真は、パンフレット

大滝の上の2叉路を直進します。
すると左手に大きな芝生のある四阿(あずまや)があります。
この四阿の前が十字路で左手に四阿、右手と直進の道が南の庭の散策路のループです。
まずは右手に進みます。
正面に居間棟があり、左手に庭園が拡がります。
中央に川が流れ、所々に水落があります。そして居間棟の聚遠亭の前で小さな池となります。
南の庭は木立の背丈も低く、広く見渡せます。
芝生に散策路周辺は苔です。
庭園の正面奥に十三重石塔があり、これがちょうど真東で、満月がこの上に登るそうです。
それを、聚遠亭や居間棟2階の丸窓から眺める寸法です。

居間棟の前から散策路を1周します。1番南側の奥の小滝から川が流れてきます。
散策路の白い砂利と散策路周囲の苔の緑がきれいです。
3/4周して四阿で休憩し、居間棟前に戻ります。

ここから聚遠亭などお茶室群前の露地庭園を進みます。
露地庭園ですが、聚遠亭前の池からの川が細く並走します。
途中に飛び石があり川を渡れるのですが、松が頭上を遮るのでしゃがまなくてはいけません。またお茶室前の川の流れの中に“流れ蹲踞”があり、これを使うにはしゃがまなくてはいけません。
こうしてしゃがませることで、川の流れを近くで感じさせるようにしているそうです。

そして階段を下ると前述の對龍台下の池の脇に合流します。

大きな庭園で川も流れダイナミックな一面もあれば、非常に繊細な計算もなされた庭園でした。

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