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峰定寺 拝観


写真は、楼門

受付で拝観料500円を納めると、小さな肩掛け袋を渡されます。
これに財布や手ぬぐいだけを入れ、それ以外(携帯やカメラ)は受付に置いていくのが決まりです。
また杖を持っていくように勧められますが、これは若者であっても持って行った方がいいです。

楼門をくぐり石段を登ります。
最初は段差も浅く広い人工の階段です。
しかし最後の1/3ぐらいは段差も急で幅も狭い自然石の階段で、おまけに苔蒸しており非常に滑りやすい感じです。

雨の日が入山不可な理由が分かります。

また手すりも最小限ですので、特に降りる際には杖が必要ですね。
そこそこ脚力、注意力に自信がないと危険です。

通常片道20分程ですが、健脚なら10分少々で登れます。
頂上の右手には懸崖造りの本堂があります。

下足して本堂に上がります。
本堂の周囲は1周できますが、非常に高いのと崖にせり出した舞台ですので、結構コワイです。
なにより外に向かって舞台がやや傾斜しているのは足がすくみます。
本堂の奥には重文の閼伽井屋(あかいや)があります。

収蔵庫公開
楼門と受付の間に収蔵庫があります。
この収蔵庫内部は、5/3前後の3連休、9/17の採燈護摩供、11/3前後の3連休に公開されます。
受付で拝観料600円を納めます(収蔵庫のみ)。

収蔵庫内部には、右手から不動明王と二童子像、本尊の千手観音像、毘沙門天像、釈迦如来像があり、いずれも重文で像高は50cmぐらいです。
さらに左には地蔵菩薩像がお祀りされています。
収蔵庫の左右にはそれぞれ金剛力士像(重文)が、左右の背後には渡辺始興の鷹図と鷲図が展示されていました。




コメント ( 5 ) | Trackback ( )
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コメント
 
 
 
峰定寺 (hyt)
2013-06-07 21:22:54
本尊の十一面千手観音像などは、9月17日の採燈護摩供の時も、公開されます。2年前に行きました。
5月や11月には、中々行けませんね。

本尊は平安末期のもので30cmほどの小像ですが、素晴らしい仏像ですよ。
 
 
 
hytさま (amadeus)
2013-06-07 21:43:44
もうお察しかととは思いますが、
Bをみたい!という衝動がないので、
リサーチが甘かったです。

今後も同様の事態が想定されるので、その際は御指摘ください。
 
 
 
917 (WAN)
2013-06-07 23:54:51
に以前行こうと思ったことがありましたが、結局いまだに行けていません。
ただ、昨年神戸(不動)・京都(毘沙門)の各清盛展・奈良博の貞慶展(釈迦)で仏像は見る機会がありました。メインの本尊と仁王がまだ見られてないので、いつか狙ってみたいですね。
因みに、前は奈良博平常展に結構展示されてたらしいですね。一足遅かったです(笑)
 
 
 
WAN師匠 (hyt)
2013-06-08 00:32:08
本尊は美仏ですよ。
平安末期の洗練された美しさが際立っています。
定朝様には、こうしたキレイ!という感じはないですね。
切金と光背も見事。
是非、拝観してください。間近で見れます。
 
 
 
崖崩れ (KEI)
2013-09-17 21:25:38
本日は待ちにまったご開帳日。台風後の超快晴で峰定寺日和!できたら八丁平まで行こう。
勇んで出町のバス亭に行くと、並んでいるのは学生さんばかり???
それもそのはず、崖崩れで花背交流の森までで通行止め。
交流の森から峰定寺へ抜ける道があったはず。
しかし、地図がないし、未知の道(?)なのであきらめました。

9;43に出町柳から乗れる比叡山行のバスがあったので比叡山へゴー。
バスで山頂まで行きガーデンミュージアムの脇から東塔に向うもモミの大木が2本倒れて通行止め。
反対側の三角点から雪の時下りた事があるので行ってみました。
台風後の山は荒れていて、倒木に崖崩れ、寺院の皆様も境内の後始末におおわらわな日でした。
 
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