京都観光のガイドブログです。定番の楽しみ方から特別拝観、さらには年に1度の御開帳まで。
京都観光では最も詳しいです!
Amadeusの「京都のおすすめ」 ブログ版(観光)
法輪寺1 通常拝観(嵐山・嵯峨野散策3)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/ea/95d3dc1d9af34c58b68e46ffed100f5c.jpg)
写真は、法輪寺の本堂
嵐電の嵐山駅を出て、前の道(29号線)を左折します(地図)。
やがて渡月橋北詰に着き、ここから“渡月橋”を渡ります。
桂川の南側に大きな中州があり、この左手が“嵐山公園”で、さくらの名所です。
橋を渡って渡月橋南詰めに来ます。
この正面の古い朱塗りの鳥居の奥が裏口です。
ここを道なりに左折して約100m直進した右手の坂の上に、「法輪寺」の表門があります。
まず表門から入り、裏口から帰るのがおすすめです。
阪急電車からの場合は、嵐山駅で下車し、すぐに左の道を170m進むとT字路に突き当ります。
ここを右折して100m進んだ左手に「法輪寺」の表門があります。
ここは十三まいりや針供養で有名で、拝観無料です。
表門を入ると、長く広い石段が続きます。
途中の左手に“電電宮”という、電気・電波のお社があります。
また右手には前述の裏口からの細い道がココに出てきます。
入りにくい感じですが大丈夫です。
正面に“本堂”があり、本尊は“虚空蔵菩薩”で、“日本三大虚空蔵”の1つです(会津の円蔵寺と、伊勢の金剛證寺)。
左手には“多宝塔”があります。
また右手には“展望台”があり、視野も広く京都市市内が一望できます。
ここは手前に遮るものがないので非常によく見えます。
帰りは展望台の下の裏口へ向かいます。
ここも石段があり、周囲も苔のお庭が見えたり、お社がある裏路地のようで、いい雰囲気です。
ここを下り切ると、渡月橋南詰めの真正面に戻ります。
十三まいり
数え年で13歳の子共がお参りをして、知恵を授けて頂き幸せな人生を祈念するものです。
期間は3/13~5/13と10/1~11/31の9:00~16:00です。
予約は不要です。
直接本堂右前の事務所に行きます。
すると本人が祈念する1文字を字書し、本人、父兄の名前、住所を書く紙を頂きます。
その紙の祈祷期間によって、5000円(1週間)、7000円(1か月)、13000円(1年間)と祈祷料が変わります。
その紙を記入して、本堂左手入口にいるお寺の方に渡します。
祈祷は20組ずつぐらいの団体で、随時行います。
前のグループが終ると名前を呼ばれるので、下足して本堂に入ります。
本人は内陣へ、家族は外陣に座ります。
そして読経とお話があり、約20分で終わります。
なお帰りに渡月橋を渡り切るまでに後ろを振り向いてしまうと、授かった知恵を落としてしまうとも言われているので要注意です。
嵐山・嵯峨野散策4へ
洛西の索引へ
「京都のおすすめ」の総合索引へ
コメント ( 4 ) | Trackback ( )
« アクセス バ... | 2011 流響院 ... » |
大変な1日だったご様子。お疲れ様でした。
こちらへは3年前に伺いました。
ちょうど一三参りのご一家がいらして石段をバックに写真を撮っておられました。
初々しいお着物姿が新緑に映えて、まるで一幅の絵のような美しさでした。
展望台からの眺めも素晴らしかったです。
ちょうど東側正面(のず~っと遠く)に立派な塔が見えたのですが、あれはどちらのお塔かご存知でしょうか。
仁和寺?東寺…のはずはないですよね。ということは八坂の塔?でもあんなに遠くからはっきり見えるのでしょうか?
3年前からずっともやもや気になっています。
昨日も十三参りの御家族がたくさんおられましたよ。
さて”東側正面の立派な塔”ですが、どれのことかがすぐには分からないです。
その場で聞かれれば心当たりを探ることもできますが・・・。
すいません。
実は5/6に嵐山・嵯峨野散策に再度行きますので、その際に確認しておきますね。
私の曖昧な記憶のせいで、宿題を負わせてしまって申し訳ありません。
そうですよね、わからないことはその場で伺わないとなかなか難しいですよね。すみませんでした。
地図で確認すると法輪寺のまっすぐ東側には清水寺があります。ですので、きっと八坂の塔だと思います。あんなに遠くから見えたと思うと何となく幸せなので、もしも間違っていてもいいかな。
大変お騒がせいたしました。
実は5/6は既に嵐山で予約拝観を入れているため、必ず行くので。
こちらが気になってきました(笑)。