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京都市の生まれ育ちで、50歳男性です。
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2013 11/1の拝観報告5(東福寺 永明院)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/ca/4f5dc2fab4731627ee87e2706704985d.jpg)
写真は、本堂と祠堂の前庭
そして東大路通を南下してやってきたのが東福寺です。
もちろん目的は永明院です。
最初は東福寺の駐車場に行ったのですが、既に11月から一般車両は閉鎖でした。
帰宅後にHPを見たら書いてありましたね、
「紅葉の期間10月下旬~12月上旬まで駐車場は閉鎖されます」と。
そこでなんとかコインパーキングを探しましたが、やはり結構遠かったです。
門前で12:20頃でした。
WAN師匠はこの後に下鴨神社の修理現場公開でしたので、ここで分かれました。
さて3人で永明院へ。
やはり事前の予想通り、”がっちりB派”ですね。
祠堂内部で仏像と頂相をみるのみです。
これで800円は一般的にも受け入れられるでしょうか。
まあ僕は予想通りでしたが、そこが少し気になりました。
でも平日にもかかわらず、かなり盛況でしたね。
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コメント ( 11 ) | Trackback ( )
« 2013 11/2の... | 2013 11/2の... » |
私は書にうといのですが、遺筆(詳細忘れました、どなたかフォローください)に興味を持ちました。
あとは、肖像画と坐像を見比べるのもいいかもしれませんね。
感じですね。
本堂に関する簡単な説明があっただけで、取り立てて目を見張る仏像も余りなく、
拝観が終ってから、隣の光明院の「波心の庭」で心を静めてました(*_*)
東福寺の駐車場、この時期、もう閉鎖になっているのに気付かず、
仕方なく裏技を使い、近くに停めることができました。
一般受けはしませんね。
ただ、拡大鏡で熱心に仏像を見ている人も結構いました。
確かに、仏像3体は見逃せないものでした。
釈迦如来像は大変美仏ですし、東福寺8世圓鑑禅師像も鎌倉の肖像彫刻における秀作
の一つだと感じました。
それに、永明院の北隣は三玲庭園の光明院、南隣は南明院。
南明院には、秀吉の妹で朝日姫(政略結婚で、家康に嫁いだ)のお墓がありました。
朝日姫の法名は南明院殿というそうですから、寺号から法名を付けたのか、法名から寺号
を付けたのか、どちらかでしょう。
それにしても、3つとも○明院ですね。
特に、圓鑑禅師は、写真が微妙だったので重文像とはいえ、あまり期待してませんでした。しかし、実際見ると、性慶(因みに仏師です)!!すごい!!禅師像としての顔の表現が抜群でした。釈迦如来も小さいながら素晴らしかったですし、今回の新出箇所・非公開文化財の彫刻部門では、ナンバーワンだったのではないでしょうか。
ただ、一般的に考えると、興聖寺のような大寺院と同じ値段(多少違いをつけてもよいのでは?)はどうかなとも確かに思います。
僕は、永明院を楽しんだ部類です。円鑑禅師については無知だったので、興味が先行したからですが… 一般受けはしないでしょうね。
もちろん800円の価値を出すなら、書院も見せろ!っという意見も分かります。
まぁ、祠堂に限ったのは来年に向けた作戦かもしれませんけど…(小出し)
私の正直な意見を書いておきます。
最初は、これだけ?と思いました。
ですが、800円分見てやろう!という気持ちにすぐ切り替えます。
お釈迦さんは小さいですがとても美しく、首飾りなども細かく彫られています。
しかし、なぜ宝冠?三門によくあるタイプのもの?
説明書きにも、ガイドさんの解説にもなかったので気になりました。
圓鑑禅師も全く知りませんでしたが、肖像画と坐像を見比べます。
似ているようで、少し違うお顔。坐像は師匠ご指摘のように、お顔の表現がかなりリアルです。
そして遺筆。遺喝って呼ぶのでしょうか?こちらは大道禅師のものだったと記憶しています。素人の私は当然読めませんが、亡くなる間際に書かれたもの。威厳と命尽きるまで書く!といった意思を感じました。
このように、文化財素人の私でも楽しむ事ができました。
「玄人」の京極堂さんとばったり会えましたし(笑)。
残念ながら、東福寺に関しては無知、スーメテさまにご教示いただくばかりです。今回の拝観は諦めていたのですが、円鑑禅師像を新聞やニュースのチョイねたで見て、俄然興味が湧き、いつものごとくチャリを走らせました。
師匠と同じく、三体とも見応えありました。禅宗だから宝冠釈迦如来…みたいな説明でした。私的には室町以降に見られる宝冠釈迦如来像(妙法院や三井寺など)の先駆的なものに感じ、興味が惹かれました。後代のものは、やや目が細く、うつむき加減もやや深い感じですが、ここのお釈迦さまは鎌倉期の瑞々しさがありますね。
禅語に関しては…難しすぎます(苦笑)。
胎内納入品に見える、仏様のスタンプ。ここにもありましたね。
それとガイドさんが写真を見せてくれる円鑑禅師の塔は、少し変わった形をしています。これからの方は是非見て下さい。
「これだけかい!!」と思いつつ、「元取らな
アカン」と気合を入れなおす。。この辺は前出
のミッキー様と同じでした(^_^;)
ただ、コレは「B派」云々ではなく、転んでもタダ
では起きない関西人の習性かもしれませぬ・・・
個人的にはその後行った西念寺の方が満足感があり
ました。
それにしても、このお寺の紹介に前庭の写真を載せ
るブログ主様。。さすが不動産系です♪
正直に申し上げると、”消去法”でこれしかなかったのです。
門前の写真は、拝観案内で使用済み。
http://blog.goo.ne.jp/hirokikurioka/e/1e79d82eb6e7eeb22bb186213052fcb7
本堂と祠堂の写真は・・・もちろん”本編用”。
となると、もうこの前庭の写真しかなかったというか、この掲載に使用するために前庭の写真を撮ったのです。
カメラアングルを決める時は大抵、「ここの掲載に使おう」と思っています(笑)。
僕に永明院を語る能力はありませんが、祠堂の像の安置が変でしたね(笑) 本来なら、本尊の釈迦さんが中央にくるべきなんでしょうけど、サイドに安置されていました。理由としては、本堂ではなく円鑑禅師の“祠”堂だからです。本来は祠堂とは別に本堂、方丈があってもよいところですが、荒廃の歴史がありますから、祠堂内部に移転したのかもしれません。だだっ広い石場が広がっている理由とも関連しているかもしれませんね。
祠堂は基壇上に高く築かれていましたね。その西の建物は何なのかは分かりませんが、祠堂と通じる扉がありましたから、本来、法要などの行事はくっつけて使用するのかもしれません。
と、荒い推論(笑)からいいますと……結果的に、文化財が集約された祠堂だけの公開で『こと足りた(それ以外にみせるものがない)』、ということになります(笑)
ミッキー様の「宝冠」釈迦の疑問についてなんですが、おそらくですが、禅宗が深く流入してきた時代、宋や高麗との交易の中で沢山の最新の仏画が日本に入ってきます。その中に、釈迦如来なんだけど、観音のような装飾品を纏った仏、極端なことを言ってしまうと、『如来と観音の中間・折衷』みたいな仏の存在を知るようになります。
それに加えて、末法の世を救う阿弥陀信仰、現世利益を叶える観音信仰の隆盛に対して、禅宗は『釈尊』の教えに立ち返れ!みたいな、シュプレヒコールがあったのかもしれません。特に、末法末法と騒ぎ立てた阿弥陀信仰!、浄土系の発展……この点につき、像として似ている、阿弥陀如来像と『差別化』したい!っという意識があったかもしれません。
それらが重なり合わさって、釈迦如来が美化され存在が誇張化していったゴールが、『宝冠釈迦如来』なのかもしれません。
ただ、こんな感じに考えてみても、三門の宝冠釈迦と本堂本尊の宝冠釈迦についての説明はできていません(汗)
最後に言っておきますが、
もちろん、根拠はありませんよ(笑)僕の妄想ですから!!
むちゃくちゃスッキリしました。納得です。
きっと言葉も選んでくださったのでしょう、スッと理解できました。
推論でいいんです。考えるのが楽しいですし。
全然関係ない事を二点書きます(笑)。
京極堂さま、イケズしてすみません。
そのイケズなんですが、京言葉なんですね。
もうすぐ京都検定。久々に教科書を読んでみると載っていました。
我々は当たり前のように使いますよね。
もう一つは、今日京都駅で圓鑑禅師そっくりのお坊さんを見かけました(どちらにも失礼かもしれませんが)。
それくらい、ここの坐像はリアルに作られていると思うんです。
あったかい顔されてますもんね。