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勝林院(大原散策13)


写真は、本堂と前庭

勝林院は平安中期に寂源によって声明による念仏修行の道場として、1番最初に大原に創建されました。
90年後に出来る来迎院との二坊で声明の中心となります。
鎌倉時代には、浄土宗の法然上人と天台宗の顕真法師の大原問答が行われたことで有名です。

拝観料300円を門の左手の受付で納めます。
ここは8:30ぐらいから開いています。

門外からも見えますが、正面に本堂があり、本堂に向かって真っすぐに石の参道があります。
その両脇はきれいな苔です。
そして本堂右手が一面の紅葉です。
過去に「そうだ、京都行こう」にも取り上げられました。
参道右手には鐘楼があり、梵鐘は重文です。
またその奥には手前から西林院跡地、宝篋印塔(重文)、観音堂と山王社があります。

参道に戻り、真っ直ぐ正面の本堂に上がります。
本堂の内陣中央には本尊の阿弥陀如来像、右手には不動明王像、左手には毘沙門天像がお祀りされています。
本堂の奥には右手から中央へ、崇源院(お江)の位牌、白衣観音、普賢菩薩像、元三大師画像が、左手には中央に向かって寂源上人画像(開山)、踏出阿弥陀如来像、法然上人像がお祀りされています。




コメント ( 4 ) | Trackback ( )
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コメント
 
 
 
Unknown (WAN)
2012-11-15 10:13:42
ここは夜間拝観がとてもお薦めです。
夜間は、宝泉院と勝林院のセットになりますが(中で繋がっています)それぞれ違うテイストが楽しめ、上手くマッチしています。(行かれた方はわかってくれるはず笑)
あと他と比べてそんなに混んでおらず、雰囲気もよいのでお気に入りです。
 
 
 
WANさま (amadeus)
2012-11-15 11:57:03
確かにきれいそうですが、如何せん市内から遠いのが玉に傷ですね(笑)。
 
 
 
しつこいですが・・・ (amadeus)
2012-11-15 12:04:50
この写真は2012 11/11(先週の日曜日)のものです(先日の三千院、明日の来迎院も)。

結構紅葉が進んで来ています。
 
 
 
声明 (KEI)
2013-10-18 22:59:48
勝林院開創一千年紀 慶讃法要(10/5~10/20)

今日の午後の部(浄土宗京都西山三山派 蓮門課誦 宸朝礼讃)に参加しました。

2時から1時間20分間、本堂の椅子席にて聴聞。
1時から100名に聴聞軒が配られ、本堂の内の席か外の席かを決めます。
拝観料300円のみで素晴らしい声明を拝聴できました。合掌。

明日も午前・午後あります。
大原女行列が13:00に勝林院を出発し、15:00に寂光院に到着するそうです。
法要は日曜午前で終了。

ついでに来迎院、音無しの滝、実光院、宝泉院を廻りました。
寒かったので実光院、宝泉院でいただいた抹茶でほっこりしました。
特に実光院の庭に魅せられました。不断桜がちらほら咲き、池の畔には可憐な大文字草が、ニシキギには紅い実がついていました。
 
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