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金毛院(東山北部散策10)


写真は、待合から見た露地庭園

金毛院は法然院の塔頭です。
通常は非公開ですが、毎月第2日曜日の8:30~月釜があります。

アクセス
法然院 正面の石段があります。
これを登ると左に曲がり参道を進みます。
すぐに正面にアノ萱葺きの山門が見えてきます。
これをくぐる手前の左手の坂のコーナーの右角に、金毛院の表門があります。

月釜は当日参加も可能ですが、かなりガチのお茶会です。
苔のきれいな表門から入ります。
階段が右に曲がった上に玄関があります。
玄関で記帳し、お茶席代1000円を納めます。
玄関奥は6畳の広間のお茶席ですが、当日は待合になっていました。
左手に露地庭園があります。
左手奥に外腰掛があり、そこまでは苔に浮かぶ飛び石。
庭園全体が苔で木々も高め。
まさに山居、これぞ露地庭園といった感じです。
待合の棟とはL字を成して右手前には仏間が、さらに隣り奥にお茶室の”凌雲亭”があります。
仏間の前には小さな池もありました。

時間になると呼ばれるので、草鞋を履いて露地庭園を経て躙口からお茶席に入ります。
凌雲亭は4畳半の小間で、ここに8名で入りました。
小間のこじんまりしたお茶席であったのと、正客さんら3名が席主さんと懇意であったため、お茶わんやお道具の拝見もしっかりありました。

帰りは廊下伝いで書院を経て待合に戻り終わりです。
大体1席30分ぐらいでした。
今回は完全にお茶席で、お寺の要素はゼロでした。

2015年10/12の浄土宗特別大公開で11:00~12:00、13:00~14:00と10名程度で公開されました。
表門から入り玄関にあがります。
拝観料は500円です。
玄関奥の広間で待ちます。
参加者は12名でした。
外縁づたい仏間へ。
仏間は8畳で内陣には本尊の阿弥陀如来坐像がお祀りされており、説法印を結んでおられるのが特徴的です。
右隣には地蔵菩薩像がお祀りされていました。
仏間には法然上人の教えである選択集(せんちゃくしゅう)を絵にした十六章の図が掛っており、この絵解きが約35分ありました。
そして凌雲亭でのお茶席が25分程度で、13:00頃に終了しました。

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