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本野精吾邸


写真は、外観


本野精吾は明治から昭和にかけての建築家で、京都市考古資料館(旧西陣織物館)や旧鶴巻邸が代表作です。こちらはその本野精吾の自邸で、モダニズム建築です。
モダニズム建築の3要素
・19世紀以前の様式建築を批判(シンプルなものがよい)
・機能性・合理性を重視 
・工業生産の素材(鉄、ガラス、コンクリート)を使う
があり、こちらはこれを遵守しているそうです。

アクセス
北野白梅町の交差点の北西を西大路通に沿って進みます。
最初の交差点を左へ。
洛星中高の前を通過して、約300m進むとT字路になります。
右手前方にある木島櫻谷旧宅の角を直進し、さらに西へ。
突き当りが右クランクになりますが、そのままクランクを進まずに右折したまま細い道へ直進。
そこから約230m直進した左手にあります

通常は非公開ですが、毎月第3土曜日に衣笠映画会を14:00~こちらで開催されています。
また2017年の京の夏の旅で内部が公開されました。

表門から玄関へ。
玄関の上には庇があります。
洋風建築には本来庇はないのですが、雨の多い日本の風土に合わせたものです。
玄関を入って左に進むと、暖炉のある大部屋
天井がやや低めになっていますが、その分窓を天井まで大きく取ることで低さを感じさせないようにしているそうです。

奥右手の階段を登ると2階ですが、踊り場の上に明り取りの天窓があり、非常に明るいです。
2階には2部屋ありますが、こちらも非常にシンプルな造りです。
こちらも窓が多くて上まで広いです。

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