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衣笠会館(旧藤村岩次郎邸洋館)


写真は、外観

衣笠会館は紡績会社・京都綿ネルの創業者のひとりであった機業家・藤村岩次郎の邸宅でした。
国の登録有形文化財に指定されており、現在は公益財団法人 衣笠繊維研究所として使用されています。

アクセス
京福電鉄北野線の終点北野白梅町駅で降りて西大路通りを南に進むと、右側に暖炉の煙突がある洋館が見えてきます。

土日祝は開いていませんが、平日の13:00~17:00は門が開いており見学できます。
またインターフォンで来意告げると、内部も見学させて下さいました。

まず表門を入ると前庭があり、正面に煉瓦造の洋館があります。
明治38年築で、3,500坪あった屋敷の自宅洋館部分に当たります。

玄関を入ると真っ直ぐに奥まで廊下が続きます。
左には暖炉のある洋室の展示室、右には事務所があります。
廊下の途中右手には2階への階段があり、1課廊下のさらに奥には左に談話室、右に研究室があります。
廊下は奥まで続きますが、洋館を出た先は建て増しの部分です。
洋館の奥にあるお茶室までを後から廊下でつないだそうです。

お茶室は今ではソファーなどが置かれていますが、床の間や付け書院が残っており6畳のお茶室であったことが分かります。

2階にも上がれます。
階段を上がると右手に筬欄間(おさらんま) がある広い集会所、正面に和室の資料室、廊下を左手に進んだ右手に暖炉のある実験室、左手に会議室があります。
いずれも天井は漆喰仕上げで、模様が描かれています。



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