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天龍寺3 特別拝観2 弘源寺(嵐山・嵯峨野散策9)


写真は、虎嘯(こしょう)の庭

弘源院(こうげんいん)は室町幕府の管領、細川持之がした塔頭です。

門を入って石畳の参道があり、途中の左手には毘沙門堂があります。
毘沙門天立像は重文で、腰のひねりがスゴイです。
正面の扁額は弘法大師の直筆で、天井は花天井になっています。

玄関で拝観料500円を納めます。
正面の参道を進み、本堂に入って右に曲がると廊下の左手に3つの部屋に分かれています。
右手の庭園は“虎嘯(こしょう)の庭”と云われ、嵐山を借景にした枯山水庭園です。

最初の部屋は仏間で、本尊の観世音菩薩像がお祀りされており、襖絵は森月城の竹の図です。
2つ目の間の左手には竹内栖鳳や上村松園の掛け軸が掛けられており、右手にはそれらの明治、大正の京都画壇の絵を集めた嵯峨野名所色紙貼交と扇面貼交の襖絵があります。
3つ目、最奥の間は左手が梅の図、右手が松の図で、いずれも大矢峻嶺の筆です。
この部屋の奥には池のあるお庭が見えています。

また廊下の柱には、禁門の変の際に長州藩が陣を敷いた際に、藩士が刀の試し切りをした跡が残っています。




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