goo

蓮光寺


写真は、本堂

戦国大名、長宗我部盛親(元親の四男)のお墓があることで有名です。

場所は六条富小路上がるですので、最寄りのバス停は河原町正面です。
長講堂の北隣りですので、上徳寺や市比賣神社の近くです。

表門を入ると正面に本堂、左手に庫裏の玄関、右手に地蔵堂があります。
地蔵堂には大きな駒止地蔵尊がお祀りされています。
かつては六条河原の刑場で処刑された人々を弔うために安置されていたのですが、鴨川の氾濫で埋まりました。
そして後年平清盛の馬がこの付近で止まり動かないため、地中を掘ったところこの地蔵尊が出てきたということです。
地蔵堂の前には稲荷社もあります。

本堂の右に沿ってさらに奥に進むと墓地があります。
墓地を左手に曲がった最奥に長宗我部盛親のお墓があります。

ここまでは通常でも拝観可能です。

事前に電話で予約しておくと、お抹茶とお茶菓子が出て本堂内部も拝観できます。
拝観料は1000円です。
玄関から入って左手の書院でお抹茶とお茶菓子を頂きながら、御住職のお話を拝聴します。
御住職は非常に弁舌なめらかで、失礼ですが漫談のようです。
お座敷の前には小さな露地庭園があり、左手にはお茶室が見えます。

玄関から入って右手の本堂に移ります。
本堂には本尊の負別阿弥陀如来像がお祀りされています。
作成した快慶が完成後に1度は東国の依頼者に渡したが、どうしてももう1度見たくなり後を追いかけたそうです。
そして山科の追分で追いつき箱を開けると、なんと2体に分身していたそうです。
そこで1体ずつ分けて持ち帰りそれぞれにお祀りしたという逸話があります。

長宗我部盛親没後400年法要
2015年6/6に行われました。
12:00~13:30まで法要。
14:00~15:00過ぎまで記念講演でした。
書院には、長宗我部盛親画像、 伝長宗我部盛親所用刀、金箔押色糸威草摺、鉄銹地鐙や絶筆の書状などが展示されていました。
特に鉄銹地鐙 の右は蓮光寺のもので、左は個人所有ですが、当日は両方並んで展示されていました。
また”盛親公”と書かれた記念御朱印もありました。

マイナー散策の索引 

「京都のおすすめ」の総合索引へ

コメント ( 0 ) | Trackback ( )
« ますたに(ラ... 2013 9/1の拝... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。