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仁風庵


写真は、表門

仁風庵(じんぷうあん)は京都御苑の西側にある町屋で、国の指定有形文化財です。
大塀造(だいべいづくり)と呼ばれる店舗空間を持たず、住宅専用に建てられているのが特徴です。

アクセス
市バスにて堀川中立売で下車します。京都駅からなら9系統がいいです。
堀川を橋で渡り、細くなる中立売通を進みます。
約150m、堀川から3つ目の信号の左角に立派な町屋がみえます。
これが仁風庵です。入口は中立売通沿いの少し先にあります。

通常は非公開ですが年に4~5回星槎塾にて市民講座を開催しておられます。
会費は2500円、人数の関係で事前に予約が必要です(075-441-7403)。
13:30受付開始で、14:00~16:00ぐらいまでです。
しかし13:00頃に行っても入れて頂けますので、内部をじっくり拝見したい方はその方がいいでしょう。

表門を入ると前庭の石畳を進み玄関へ。
玄関左手の木戸の奥が茶室の露地庭園になります。
玄関で受付をして上がります。

上がると左右に廊下があります。
廊下の右手に進むと、廊下の右に洋間、左手に大広間があります。
大広間は8畳+12畳+8畳ぐらいです。
藤の意匠の欄間が印象的です。
市民講座はこちらで行われます。
大広間の外には、大きな枝垂れ桜のある枯山水庭園があります。

玄関を入ってすぐの廊下を、今度は左に進みます。
廊下の途中右手に2階への階段があります。
その奥の左手に6畳の間、その奥に4畳半のお茶室が並んでいます。
外は玄関脇の木戸の奥にあたる苔のきれいな露地庭園です。
講座の当日はこちらが休憩所となり、お茶と八つ橋が置かれていました。

2階に上がります。
2階は廊下が船底天井で8畳間と10畳間が並んでおり、それをコの字に囲むように廊下があります。
間の欄間は東山三十六峰で、10畳間には床の間、付書院があります。



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