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橋寺 放生院
写真は、本堂
そもそもは604年に聖徳太子の発願により、秦河勝が建立しました。
646年に元興寺の道登が宇治川に初めて宇治橋を架橋し、日本三古橋の1つと云われています。
1286年に叡尊によって再興され、宇治川の中洲に十三重の石塔を建立し、橋寺で大放生会を営んだことから”放生院”ともよばれています。
場所は、京阪電車の宇治駅を降りて、宇治橋東詰の交差点を宇治川沿いに直進します。
すぐ左手の表門の奥に急な石段が見えます。
これが橋寺放生院です。
石段を登ると、左手奥に本堂があります。
本尊は地蔵菩薩像です。
左手前には宇治橋が初めて架けられた際の記念の宇治橋断碑といわれる石碑があります。
日本三古碑の1つで重要文化財です。
拝観は無料ですが、本堂内部に入るには300円、宇治橋断碑を柵内で見るには200円必要です。
2013年秋の非公開文化財特別公開で、本堂内部が公開されました。
本堂右手から中に入ります。
内陣正面には本尊の地蔵菩薩像(重文)がお祀りされています。
かなりの前傾姿勢であり、衣の紋様もきれいに残っています。
また左手奥には不動明王像(重文)もお祀りされていました。
そして本堂正面から出ます。
宇治橋断碑の上1/3は当初のものですが、下2/3は江戸時代に復刻されたものですので、現在のはその2つをくっつけてあるそうです。
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