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報土寺


写真は、本堂と遊女観音像

黒田官兵衛の妻、照福院のお墓があります。

アクセス
最寄りは千本中立売です。
千本中立売の交差点を約100m南下して、最初の交差点を右折します。
ここから約150m進んだ右手角に報土寺の表門があります。

拝観時は事前に電話での予約が必要です。
御住職は耳が遠いので、大きな声でお話ししてください。

まず表門の薬医門が重文です。
中に入ると正面に重文の本堂、右手の地蔵堂に地蔵菩薩像、本堂の左前に“遊女観音像”、左手奥に庫裏の玄関があります。
江戸時代この辺りは、北野の参詣客を相手にした五番町という遊女街だったそうです。
なお本堂左手に飼い犬が繋がれており、非常に吠えます。

庫裏から本堂に入ります。
内陣には阿弥陀三尊像がお祀りされていますが、重文の阿弥陀如来立像は国立京都博物館に寄託されています。
そしてもう1つ寄託されているのが、黒田官兵衛の妻“照福院”の肖像画です。
どうやら“照福院”の肖像画で現存するものがこれしかないらしく、2014年の大河ドラマを受けて、非常に画像使用許可依頼などが多いそうです。
また内陣の右手奥には、法然上人坐像と善導大師坐像がお祀りされていました。

最後に本堂の右脇から本堂裏の墓地に入り、照福院お墓をお参りさせて頂きました。

2017 秋の非公開文化財特別公開
2017年秋の非公開文化財特別公開で、11/1~11/12まで本堂などが公開されました。
本堂の右脇壇の前に重文の阿弥陀如来立像が京博から里帰りし、お祀りされていました。
左足のホゾに「正嘉二年七月十二日」と、制作年月日が明記されているのが、非常に珍しいです。

また外陣の右手には、照福院”の肖像画と位牌がお祀りされていました。

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