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萬福寺13 紫雲院(宇治散策21)


写真は、表門

萬福寺2世木庵性瑫(もくあんしょうとう)が隠棲した萬福寺の塔頭です。

アクセス
萬福寺 総門に向かって左手に進むと、駐車場のような大きなスペースがあります。
その手前右手に、入口が丸い門があります。これが紫雲院です。
また総門を入ってすぐ左手奥に萬寿院の表門があります。
その手前左手の奥も紫雲院です。

木庵性瑫は中国の生まれで、1655年に隠元に招かれ来日し、長崎・福済寺の住持となります。
1660年摂津国・普門寺の隠元のもとに赴き、1661年開創された萬福寺に入ります。
1664年、隠元を継ぎ萬福寺2世となり、1669年には将軍より紫衣を賜わります。
1680年に、ここ紫雲院に隠退します。

通常は非公開の塔頭ですが、2017年10/7~10/9 10:00~16:00に開催された檗画院展で内部にお邪魔しました。前回から5年ぶり、次回は2~3年後にはしたいとおっしゃっておられました。

門を入ると左前方に本堂がありますが、道は前庭を回り込むように右手に続きます。
前庭を右に回り込むと、左手の正面に本堂への道がまっすぐにあります。

玄関から中に入ります。
1間を経た奥が8畳間になっており、こちらが仏間のようでしたが、右手の内陣らしき場所には大きな衝立がそしてありました。
そして左隣りに連続して14畳の間があります。
こちらには「紫雲院」の大きな扁額がありました。

さらにその14畳の間の左手前、庭園側には12畳の間がありました。
こちらにはテーブルと椅子があり、お薄と生菓子を頂きました。

そしてこれらの部屋の壁にたくさんの作品が展示されていました。

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