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伊佐家住宅


写真は、主屋(重文)

伊佐家住宅は八幡市の通称 流れ橋の近くにある江戸時代の庄屋建築で、重要文化財に指定されています。

アクセス
堀川通から京都駅を経て油小路通をひたすら南下します。
木津川を渡り、八幡上津屋の交差点を府道22号線へ左折します。
約550m先で道なりに右にカーブします。
カーブしきった左手にお寺が見え、浜上津屋の交差点があるので、これを左折します。
約100m進んだ左手に伊佐家住宅があります。
車で行かれる際は、伊佐家北側にある流れ橋の駐車場に車を停めて、木津川沿いに南下してくるのがいいでしょう。

参観は10名以上で要予約。四季彩館を通じて申し込みます。
参観料は1人300円です。

表の外周には濠があり、濠の奥左手に長蔵、正面に茅葺の主屋が見えます。
濠に掛かる橋を渡り、主屋の前に出ます。
参観形式は、伊佐家の方の解説を聞きながら、主屋の走り庭から裏に抜け、主屋の外周を反時計回りに1周します。

まずは主屋の走り庭へ。
台所であり、祭礼の際に使われた“大くど”などがあります。
走り庭を抜けて、主屋の裏へ。
主屋は裏から見ると瓦ぶきで、2階もあります。
主屋の裏には内蔵が隣接し、さらに奥に移築された東蔵があります。
その東蔵との間から主屋の裏庭に出ます。
裏庭の奥には2階蔵と乾蔵があり、これらは主屋と高縁で繋がっています。
またこの間にある裏庭は中央が低くなっており、当時は井戸の水で満たされていたそうです。

さらに主屋の左手を回り、南側の座敷へ。
南側の座敷は来客用で、当時から居住空間としては使っていなかったそうです。
座敷は「桃山」という赤壁で、前庭もきれいに手入れされていました。
木戸を出ると、主屋正面の式台(玄関)に戻ってきます。

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