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2017 8/30の拝観報告2(細見美術館)


写真は、細見美術館

10:00頃に近くのコインパーキングに駐車して、やって来たのが細見美術館です。
昼食が11:00~のため時間が余ったので、寄ってみました。
以前からお話ししているように、こちらは京都嵯峨芸術大学 生涯学習講座登録証という魔法のカードがあるので無料で入れます(笑)。
細見美術館と大覚寺も無料で入れて、最初3年は3000円、以降は1000円で3年更新できます。
つまり4年目以降は、1000円で3年間、細見美術館と大覚寺は入り放題!?です(笑)。
ちなみに誰でも作れます。

さて8/26から麗しき日本の美-秋草の意匠-が開催になっていました。
酒井抱一、鈴木其一や神坂 雪佳など琳派の秋草の掛け軸や冊子箱などが展示されていました。

前述のように先日まで夏目漱石の虞美人草を読んでいました。
実はこれは高校時代にもtryしたのですが、読み切れませんでした。
その理由が、注釈の多さでした。
文中に使われるの単語の注釈が多く、それをいちいち読まなくてはならない。
しかもまたその注釈を読んでも、ピンとこない有様でした。
それではストーリーなど、頭に入って来ませんよね。

例えばその注釈に、お部屋の描写で使われた「襖絵は抱一」というのもありました。
今では抱一だけで、それが酒井抱一であり、どのような作品かもイメージ出来ます。
しかし高校生の時は、「抱一:酒井抱一。江戸時代の琳派の絵師。」と説明されても・・・ね。

そういうのも含めて、今回は注釈もあまり読まずに読み進めました。
改めて自身の知識や教養が相対的に増したなと思う一方で、「そら歳も取るわな」と実感しました(笑)。

そんなことを考えながら、10:40頃に細見美術館を後にしました。

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