広島カープ 「グッズ」を買いたたき ！！

広島カープがグッズ「買いたたき」　公取委勧告(朝日新聞) - goo ニュース

昨日２６日公取が：広島カープがグッズの納入業者に対して消費増税分を価格に上乗せしない様に求めたとして消費税転嫁対策特別措置法違反（買いたたき）で再発防止で勧告した（事を公表した）。

公表した日の広島側のコメントは「すでに増税分の５０９万円を支払った」とあります。あまりに早い対応じゃん！？と思いました。

報道を読み進むと公取は昨年の１２月には調査を始めており広島カープ側は１月には(事実を認めてでしょう）増税分を上乗せした価格での取引に改めておりそれを受けて差額分を支払っていた様です。
そうすると公取は圧倒的に優位な大会社の悪しき行為にムチを与えるべく公表した様に思いました。

この一報の主題を読んだ瞬間、思い出したのは黒田選手の事です。
カープ愛とかで米国では１４億円のオファーが有ったのを広島の３億円？に応えて古巣に帰りました。

選手に億単位の金を提供する反面、球場のグッズ納入業者の増税分転嫁を抑える行為は余りにもお粗末ですよね。会社のガバナンス（企業意思の合成、統合）に問題ありと言わざるをえません。

まあマスコミは一報のみで続報はありませんからスルーですね。

黒田選手の活躍を期待します。


写真：カープに入団した黒田選手（スポニチ）

朝日新聞：
プロ野球の広島東洋カープ（広島市）がグッズの納入業者に対して消費増税分を価格に上乗せしないよう求めたとして、公正取引委員会は２６日、消費税転嫁対策特別措置法違反（買いたたき）で再発防止を勧告した。カープ側は、すでに増税分の差額として約５０９万円を業者に支払ったという。

　公取委によると、カープは２０１４年４月の消費増税後もグッズの販売価格を据え置くと決め、タオルやユニホーム、雑貨などカープグッズを納める全国の１００事業者に対し、同年２月から１５年１月分の価格を据え置くよう要求。広島、東京、大阪、京都、兵庫の５都府県３４業者が応じ、一部の商品について増税分を上乗せせずカープに納入したという。昨年１２月に公取委の調査を受け、カープは今年１月以降には増税分を上乗せした価格での取引に改め、それまでの差額分を業者に支払った。

　カープの松田元（はじめ）社長は「仕入れ先の方々にご迷惑をおかけし、ファンや関係する皆様にご心配をおかけしたことをおわびします。勧告を重く受け止め、再発防止に向けて対応します」とのコメントを発表した。（木村和規）
（引用終わり）