王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

2016年五輪 リオで開催

2009-10-03 05:53:17 | スポーツ
16年五輪、東京落選=開催地はリオデジャネイロ(時事通信) - goo ニュース

順当な決定だと思います。
お祭り騒ぎを世界的な規模でやろうとするのですから「南米大陸初の五輪大会をブラジルのリオで開催したい」とのブラジル大統領のプレゼンはIOC委員の心に届いたのでしょう。
リオが立派な大会を開いてくれる事を願います。

さて招致の為のオバマ大統領のプレゼンはあっさりしているのに驚きました。
当初はプレゼンに参加しない意向と聞いていましたからミッシェル夫人を先陣として送り込み協力の姿勢を見せ大統領自身は5時間のコペン滞在とか。
オバマ大統領でも後援者というかスポンサー筋の意向を無視できない様でした。

さて日本のプレゼンですが鳩山首相のそれは「お祭り騒ぎの招致」にしては理屈っぽかったですね。
その上財政支援は国を挙げつ行うと言い添えました。
爺は昨日書いた様に本当は公務多忙を理由に麻生前総理を送って欲しかったのですがね。

一回目投票ではシカゴが18票で最下位には驚きました。
ミッシェル夫人は米語を流暢に話す筈ですから数日のロビー活動に遺漏があると思えません。
そうなるとリオの基礎票はもっと速い時点とか深い所で決まっていた可能性があります。
日本も高橋尚子さん他昔有名だったメダリストが顔を見せていましたが外国語を流暢とは聞きませんからロビー活動はどうやっていたのでしょう?

まあ兎に角鳩山首相も「国内に義理ある筋の顔を立てました」
幸か不幸か落選ですが爺は「自民党時代に東京都知事石原慎太郎氏主導の誘致騒ぎを国内に持ち込まずに済んで良かった」と思っています。

もれ聞こえるだけでも誘致費用135億円はだれが負担するのでしょう?
丸々税金は嫌ですよ。せめて半分は東京都の負担にして欲しいものです。
石原知事はこの後始末と新銀行東京の尻拭いに追われる。
注目しましょう。


時事通信:
【コペンハーゲン時事】国際オリンピック委員会(IOC)の第121回総会は2日、当地のベラ・センターで開かれ、2016年夏季五輪の開催地を決めるIOC委員の投票で東京は落選、1964年東京大会以来52年ぶり2度目の夏季五輪日本開催はならなかった。開催地はリオデジャネイロに決まり、南米では初の五輪となる。

 投票は候補都市の東京、シカゴ、リオデジャネイロ、マドリードから過半数の得票を獲得する都市が現れるまで最少得票の都市を振り落とす方式で行われ、1回目でシカゴが18票で落選。東京は2回目に20票で涙をのみ、残る2都市による決選投票はリオデジャネイロ66票、マドリード32票だった。

 日本は夏季五輪で88年大会に名古屋、08年大会に大阪が立候補し、それぞれソウル、北京に敗れている。

 東京は05年9月、石原慎太郎知事が都議会で16年五輪招致に乗り出す意向を表明。06年8月には国内選考で福岡市を破り、国内立候補都市に選ばれた。08年1月にIOCに申請ファイルを提出し、同年6月の一次選考では総合トップの評価を受けて、他の3都市とともに正式立候補都市となった。

 日本オリンピック委員会(JOC)と協力し、国の支援も受けながら招致活動を展開。最後のプレゼンテーションには鳩山由紀夫首相も出席し、前回東京五輪の「遺産」を生かす方針や財政力、治安の良さなど「安心、安全」をアピールしたが、招致成功には届かなかった。 
(引用終わり)
コメント
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