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迷歩録   こうげき

2016-10-03 11:38:38 | 日記
  そよ風や  吹き抜ける朝  小雨降り  静かなるかな  台風の前


                              ひのひら  ろくべえ



    この地球上で絶え間なく戦争が繰り返され、尊い命がいつも犠牲となっている。

   この攻撃性というものは、地球上のあらゆる生物が持ち合わしている。生きるためであったり

   安全安心を手に入れるため、その戦いは、小さな昆虫や、人間までありとあらゆる生物が繰り

   返している営みであろう。この攻撃性は生物の本能であるが、人間だけその攻撃性は複雑である。

    他人に対して意図的に苦痛や危害与えようと行動を攻撃とするならば、暴力行為に限ってはい

   ない。言葉による攻撃、無視するなどの行為、仲間はずれにする、なども攻撃行動の一つなのであ

   る。対人援助職の場合クライアントと一対一になることが多い、そんあ時あってはならないが、弱

   者クライアントに対して攻撃的となる場合がある。職場に対する不満、敵意、怒り、嫉妬、などの

   感情から、攻撃に転じることが多いと考えられています。この攻撃性をコントロールできる。つま

   り精神的成熟度というものが大切な職業、それが対人援助職ではないだろうか。

    横浜の病院点滴事件なども背景にはこうした問題が隠れているのかもしれない。常日頃から攻撃

   性はどのように発散されているのかなどを細かく観察する必要があるのだろう。クライアントの精

   神も同様で、クライアントの不満や怒り嫉妬と言ったものをどのように把握しているかそのことを

   援助にどのように活かしているのかその点が大事ではないだろうか。特に嫉妬という問題は、目に

   見えないだけに、その怒りは大きく膨らむこともある。要注意な精神活動である。男女関係だけで

   はない。同僚、友人、同部屋、仲良しなどと安心をしてはいけない。仲良しが上の嫉妬だってあり

   ゆるのである。

    本能的攻撃性は、本能的嫉妬(ジェラシー)によって引き起こされることも少なくない。援助者

   は、常に平等という二文字を念頭にかかわりを演出できる技術も求められる。