7月中頃に購入した月下美人の花が咲きました。
月下美人は夕方から咲き始め、翌朝には萎んでしまうので
育てている者にしか見ることが出来ない神秘的な花です。
花は大きく豪華で香りも良く、夜の女王様といった感じです。
月下美人の仲間は20種ほどあるそうですが、
我が家の月下美人は月下美人と宵待孔雀を交配して作られた
園芸品種で花の大きさは少しは小さいかもしれません。
何十年かぶりに見る花に興奮して、この夜はなかなか寝られま
せんでしたが、至福のひとときを味わうことが出来ました。
購入4日後:まだこんなに小さな蕾でした。
(2016.07.18撮影)
購入13日後:花茎がニョキニョキ伸びてきました。
(2016.07.27撮影)
7月29日:開花の予感がしたので、
15:10・・・室内に取り込み。
20:45・・・予想どんぴしゃり。蕾が膨らみ、香りが立ち始めました。
部屋中、良い香りがします
21:20・・・開花間近
21:25・・・開花
21:46・・・開花中
長い管の先端に大きく飛び出した雌しべがあり、
周囲に先端が淡いクリーム色の雄しべがびっしりついています。
21:38・・・後ろ姿
アオムシ(左)と食害された花びらとガク(右)
ガクが3枚、固まって開かなかったので手で広げてみると
中からアオムシが。
日が変わって7月30日
03:15・・・まだ咲いています
05:02・・・萎んできました
06:55・・・完全に萎みました
昔育てている時は、2時間ぐらい見てから寝てしまっていたので、
はっきりとした開花時間は分かりませんでしたが、
歌麿呂美人に関しては、少なくとも6時間は咲いていることが分かりました。