hiroの花便り

我が家に咲く花や日々の暮らしを綴っていきたいと思います

紅葉を求めて~大山寺

2014-11-26 | ハイキング・ウォーキング
大山寺は阿夫利神社下社までの道のりの中間点にあります。
女坂を歩くこと約30分、
古びて朽ちそうなお堂が見えました。



宝珠山来迎院
大山寺のHPには前不動堂と記されており、
現在このお堂に仏像は祭られていないとのことでした。



来迎院龍神堂(八大堂)
元は二重滝にあり、寛永18年(1641年)に再建、
三代将軍の徳川家光公により寄進される。
奈良時代に大山寺別当の良弁僧正が大山龍神を感得す。
以後、八大龍王と呼び大山の守護神にして雨乞いの本尊なり。
(案内板より)

左側の石段は女坂の道。
少し歩くと、裏手に本堂へと続く階段があります。



参道は長い階段。
両側には童子などの像が立ち並んでいました。
あまりの美しさに
真っ赤に燃える、紅葉のトンネルの中からは
感嘆の声が上がっていました。



この写真は息子が撮ったもの。
像自体は小さなものですが、まるで別物に感じます。



惚れ掘れとするような紅葉です。



これも息子が撮ったもの。
龍の首が一部写っていなかったのが残念なところだそうです。



アチャ、私が写すとこうなります。
私は何でも全体を正面から写す癖があるようです。



雨降山(あぶりざん)大山寺
奈良の東大寺を開いた良弁僧正が天平勝宝7年(755年)に開山し、
聖武天皇の勅願寺となった古刹です。
真言宗大覚寺派に属し、京都大覚寺の別院でもあります。

関東三大不動のひとつに数えられ、
「大山のお不動さん」として親しまれています。
江戸時代には、徳川宗家から庶民まで広く信仰を集め
「大山詣で」の流行で隆盛を極めました。

明治初年の廃仏毀釈の激しい弾圧により、
本堂伽藍をことごとく破壊されて、
阿夫利神社下社のある場所から現在の場所に移されました。



宝篋印塔
右に3遍廻ると功徳があるそうです。



鐘楼

余談ですが↓



ホッカホカのお饅頭
息子のアドバイスで撮った写真。



アドバイスの前はこんな感じ。
手にのせたお饅頭の下には地面が少し写っているだけでしたが、
せっかく紅葉を見に来たのだから、紅葉を入れた
方が良いとのことで、境内下に見える紅葉をバックに写しました。



阿夫利神社下社まで、まだ道は半ば。
女坂といえど、結構厳しいのです。
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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (古都人)
2014-11-26 07:17:25
hiroさん
 お早うございます
何と素晴らしい紅葉
紅葉三昧ですね
朽ち落ちそうなお堂を優しく包むかのような紅葉
全山紅葉でしょうか
こんなに見事な真っ赤に紅葉した風景は
久しく見ていません

息子さんが撮られた慈悲と優しさに溢れたお顔は思わず手を合わせてしまいますね
クスクス確かに息子さんの撮られた写真は迫力が有りますね
カメラのお師匠さんとご一緒で良かったですね

↓の大山・女坂の七不思議
楽しく学びながら拝見しました
お地蔵さんには名前が付けられていて
その謂れが有りますが
個人的には愛らしいお地蔵さんが好きです
眼形石は有り難いですね
最近特に目が悪く夜は殆ど出掛けなくなりました
願いが叶うなら是非手を触れてみたいですが、病でなければ駄目なのでしょうね
返信する
Unknown (hiro)
2014-11-26 19:04:16
古都人さん、こんばんは~♪
私もこんなに真っ赤な紅葉を見たのは
初めてで、とても感動しました。
神奈川一の紅葉だと思いました。
紅葉は全山ではなく、お寺の周りが特に
素晴らしかったです。

息子はカメラを趣味にしているわけではなく
カメラも普通のデジカメですが、
私より感性が良いのかも(私が悪すぎるのかも)
しれません。時々お互いのカメラを
見せあいながら、楽しいひと時を過ごしました。

割合と小さな観音像でしたが、その美しさ
に惹きつけられ、眼形石のことは頭に
ありませんでしたが、もしまた行く機会があったら、
手を触れてお祈りして来ようと思います。
寺伝によると、大山寺の三世は空海(弘法大師)が
住職を務めたそうですので、弘法大師にまつわる
伝えも多いようです。
返信する
素晴らしい! (ryo)
2014-11-26 19:42:55
こんばんは!
すばらしい紅葉ですね!
目もさめるようです。やはり福岡の市内では
こんな赤は見れません。
山に行けばきれいなようですが、今年は足がなくて…
さて息子さんの写真とhiroさんの写真の違いを
見せていただき「アチャ!」といわれているhiroさんの顔を想像して笑いました。
おまんじゅうの撮り方もさすが!
私だったらちなみに、やはり地面とおまんじゅうに
なるでしょう(笑)
紅葉をバックに大山寺のおまんじゅう、良いですね!
返信する
Unknown (hiro)
2014-11-26 20:54:19
ryoさん、こんばんは~♪
私もこんなに赤い紅葉を見たのは初めてです。
山の中なので、昼と夜の気温差がこのような
色にしてくれるのでしょうね。
夫は持病の関係で、山には行ってくれない
と思い、まず息子に同行を頼んだのですが、
3人で行けて良かったです。
おまんじゅうの写真、良かったですか。
私も紅葉を入れた方がずっと美味しそうに
なったと思いました。
写真も奥が深いので、勉強したら楽しそうですね。
返信する
何ときれいな・・・・ (Rei)
2014-11-26 20:58:17
こんばんは! 
写し手もお上手なのでしょうが、
ここまで燃える様な紅葉はないと思います。
高度があるからでしょうか。ほんとうにきれいです!

お饅頭、アドバイスが生きましたね。

廃仏毀釈、中国の文化大革命ほどではないと思いますが、
たくさんの宝物が失われて惜しいことでした。
返信する
Unknown (hiro)
2014-11-27 09:24:56
Reiさん、おはようございます♪
正真正銘な真っ赤な紅葉でしたよ。
あまり赤過ぎて、見ていると少し疲れるくらいでした。
紅葉と言えば香嵐渓が有名で、一度は見てみたい
と思いましたが、ここでも十分だと思いました。

お饅頭の写真ほどアドバイス前と後で差がある
写真はないかも知れません。
写真にのめり込む人の気持ちがわかる気がしました。

中国の文化大革命はテレビや新聞でよく報道されて
いましたが、狂気の沙汰でしたね。
返信する
Unknown (tona)
2016-11-28 21:13:50
初めまして。
今大山街道を歩いているのですが、12月14日が最後になります。
紅葉がすごくきれいと言うことで調べたら御ブログにいきあたりました。
とても綺麗な紅葉を見せていただき有難うございました。
今年は残念ながら見られませんが、想像しながら最後の登頂を果たしたいと思います。
返信する
Unknown (hiro)
2016-11-28 23:37:23
tonaさん、はじめまして♪
コメントを頂き、ありがとうございます。
江戸時代、大山詣が流行っていたことを知り、
私も一度は歩いてみたいと思っていましたが、
なかなかチャンスがなくて・・・
12月が最後となるのですね。
街道完歩は達成感があって良いですね。
ブログを拝見出来たら嬉しいのですが・・・





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Unknown (tona)
2016-11-29 08:32:55
早速にお返事有難うございました。
12月14日晴れれば、最初登山口まで5kmを歩き、それから頂上まで登山です。周囲の山々がきれいに見られればいいですが。紅葉はすっかり落ちているでしょうね。
私の実家は茅ヶ崎ですから、高校の遠足とその後結婚してから一度登っています。もう東京に30年以上も以上も住んでいますが、まだ実家がありますので墓参時に相模線から大山を眺めています。
大山街道歩きの最後がブログに載せられるといいと思っています。
上のtonaあるいは(365連休の日々)あるいはhttp://maplesyrup.tea-nifty.com/をその頃ご覧いただければ頂上の様子が見えると思います。
返信する
Unknown (hiro)
2016-11-29 20:38:38
tonaさん、こんばんは~♪
大山街道歩きの最終回は頂上まで登られるのですね。
登山口まで5kmを歩き、さらに頂上を目指すのですから
とても大変だと思いますが、ここまで来る間には相当歩いて
いらっしゃるようですので、間違いなく完歩できると思います。
私は37年前に下から大山山頂まで歩いたのが最後で、
この時は阿夫利神社下社までは歩きましたが、山頂
まで登る元気はなく、下る時はケーブルカーを利用しました。
茅ヶ崎市のご出身なのですね。
私は海老名のお隣、綾瀬市に住んでいます。
大山街道歩きの途中で綾瀬市も歩かれたかもしれませんね。
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