響けブログ

音楽コドモから「音楽コドナ」へちょっと進化。ドラムとバイオリンと小鼓を弾く、ヒビキの音楽遍歴。

とんかつ屋さんって「油の池を守ってる」ってイメージです。

2013-06-14 | お弁当 bento
恵子さんのお弁当を紹介します。



これはトンカツ弁当。
かーなーり気に入っているので
たまにしか作りません。

ここぞというとき用。


最近「男子弁当」とか「女子弁」とかいう言い方があったり
お弁当にも「男子向き」とかあったりしますが、
このお弁当はやっぱり、食べ手が女の子という雰囲気が
ありますね。
ジューシィなとんかつも、ごりごりしていないし、
おべんとうらしさのなかにしっくり収まっている。

「ここぞというとき」というのだから、
もしかしたら、なんかひと技、秘訣があるのかも。

秘訣といえば、恵子さんのお弁当の品質管理基準

「コンビニエンスストアのおべんとう」なんですよ…ぜったい。
なのだそうです。

たとえば──
・弁当箱の底が見えてはいけない
・おかずとおかずに、隙間ができてはいけない
・三原色がかならず、はいっていなくてはいけない
・たべられないものは、いれてはいけない
・ごはんは限りなく平らにつめる(しかし押し込まない)

などだそうですが、これ、すごく納得しますよね。

これを聞いて、私はさっそく──
コンビニ弁当を買ってしまいました。
(すぐ検証したくなる(笑))
コンビニは私が最近最も信用している「mini STOP」です。
ミニストップは、ベルギーチョコシリーズで、スイーツへの自信をみせつけられ、
ラインナップといい「ただものではない」感が長かったのち、
独自の丸い「おにぎり」に注目していたところ、
昼時に行ってみたら、案の定、すごい人気でびっくりしました。

という話はさておき、
自分がコンビニ弁当を買う・評価する段になってみたら、
先の恵子さんに教えてもらった原則がやっぱり利いてきましたね。案の定。

まず──おかず、ご飯に限らず、詰め方が甘いと、すごく「雑!」な感じがする。
味うんぬん以前に、なんというかな「気を遣って詰めた」感を
お弁当というものに対して、すごく要求するんですよね。
そんなこと思ってもみなかったんだが、実は結構気にしているんです。

それから三原色なんていうのも、どうでもよいようで、
お弁当というのはなんなんだろうなあ、
「食べるきっかけ」みたいなものが必要なのではないでしょうか。

以下はすでに明らかになっていることですが、バリエーションが多いほど
ひとの食べる量は増えるということがわかっています。
簡単な例がM&Mのチョコで、あれ、マルチカラーなのと単色なのでは、
ひとが食べる量に大きな隔たりがあるそうです。
つまり「あれもこれも食べる」感覚に、ぜひとも三原色が必要なのだ、
と解くことができます。
食べる前、弁当を選ぶときから、
「いろいろ箸を伸ばせる」という感じを与えることができるのではないでしょうか。

もうひとつの
・たべられないものは、いれてはいけない
ですが、これもすごーーく納得します。

衰えや 歯に喰いあてし 海苔の砂

はご存知芭蕉の句ですが、すごく納得してしまって、昔からよく引用してます。
食べもの以外のものがはいっていて、もし口にいれちゃったら、不快。
あってはならないこと。と思います。あるいは少なくとも、
食べられる/食べられないがはっきりしていること、が必要。

家からもってきたお弁当には甘くても、
コンビニ弁当には、ひとは厳しいですよね。ほんと。


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