HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

発表会まで1か月

2017年11月11日 | レッスン日記(小中高生)
プログラム順も決まり、みんなの発表曲も だんだんと仕上げの段階まで出来上がってきました。
ソロ曲は ほぼみんな最後まで弾けて、あとは磨きをかけていく段階です。
合奏曲も 何度もシミュレーション練習をして、友だち同士で合わせていくことに慣れてきています。

みんなの演奏が上手になってきたので、「先生」は どんどん楽しみになってきています。
「えー、私は緊張がいっぱいだよ~」
「苦しみが増えてくるよ~」
などと言ってる人もいますが、それもまた良し。
あと1か月、各自 自分のベストに到達できるよう、努力を重ねましょう。

「うちの子は まだ全然弾けていないのに、ちっとも焦らず・・・」
「もっと練習しないと上手にならないのに、これで間に合うんでしょうか」
というママたちの声もあります。

ご心配はごもっともです。
ママたちから見れば歯がゆいことと思いますが、実は子どもたちというのは「上手に弾ける曲」は何度も弾くけれども、「下手な曲」は弾かない、という人たちなのです。
えっ、なんで? 下手な曲こそ何度も弾いて練習しなきゃ。というのは大人だからできる考え。
子どもたちは そんなこと考えません。
「下手な曲」は楽しくないから弾かない。もう弾けるようになった「上手な曲」は楽しいから、何度も弾いちゃうよ~♪ という考えなのですよ、子どものみなさんは。
余談ですが、たまたまピアノに向かった時、どの子も必ずと言っていいほど「ねこふんじゃった」を弾くと思いませんか。
アレは「上手に弾けて楽しいレパートリー」の代表だからなんですね。

ともあれ、弾けない曲を 練習や努力によって弾けるようにしていく、というのは、かなり高度な精神活動なのです。
子ども一人の力でやっていくのは難しいです。
なので、対策としては、彼らの「持ち曲」はレッスンの中で「弾ける曲」にまで持っていくことになります。
一応「弾ける」ところまでレッスンして自信をつけさせた上ではじめて、
「発表会まで、何度も弾いておいで」という課題を与える、という手順になります。

低学年の生徒なら「1回弾いたらシールを貼ってこよう」とか、
少し上の生徒なら「本番までに100回弾こう」とかの目標を決めて、弾けるようになった曲をさらに自分のものとし、励みと自信をもてるようにしていきます。

今、11月に入った時点で、ほぼ全員がこの段階に入ってきました。
「100回弾き」に取り組み始めてる子、シールを貼って励みにしてる子。

みんな頼もしい。
がんばれ。

発表会の出演順が決まりました

2017年11月11日 | レッスン日記(小中高生)
ずいぶんブログをご無沙汰してしまいました。
最新(?)の日記を見たら8月でした・・・( ̄▽ ̄;)
みんなの、発表会の曲がボツボツ決まり始めた頃だったんですね。
それからずっと書いてない・・・
今はもう11月、クリスマス発表会まで、あと1か月です。
私が日記をサボっていた間も、生徒のみんなはたゆまぬ努力を続けていたのですよ~♪
夏の暑い日も、台風の日も、すっかり日が短くなってきた秋の日も。

私も心を入れ換え(これまで何度 心を入れ換えてBLOGを再開してきたことか)、発表会間近となったみんなの様子を記録していこうと思います!

ついに発表会のソロ演奏の出演順が決まりました。
昨日、合奏練習で集まった、Hちゃん・Aちゃん・S子ちゃんたち4年生トリオに 臨時の抽選係になってもらい、先生を入れて4人で、1番から順にくじ引きで選び出した名前を、壁に貼った紙に書いていきました。
あまりにヘンな並びとか、気の毒な並びになったらどうしよう・・・という不安はもちろんありましたが、まあ、その時はその時で、何か手段を考えよう。
まずは正直に、選ばれた順に名前を並べて、出演表ができあがりました。
出来上がった出演表を見てびっくり。
まるで何かの意図が働いているかのような、絶妙な配置が そこにはできあがっていたのですよ。 

「もっとほかの番号がよかったよ~」と思っている人もいるかもしれませんが、でもね。
今の段階では名前しか並んでない、この「出演表」。
これに、その人が弾く曲名を書き加えた「プログラム」を見たら・・・
きっと、みんなも驚くと思います。
そして「この順番でよかったんだ」と思うと思います。
「プログラム」ができ上るのを、楽しみにしていてね。