HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

ドクターはカントリーがお好き🎵

2024年02月25日 | ジャズ・ポピュラーその他の曲

ドクター(大人)はヒバリ教室のベテランメンバーで、クラシック音楽ではショパンやチャイコフスキーなどが一番大好きなロマンチストです。

また、その一方で、「スチールギター」の演奏にも長(た)けていて、発表会ではハワイアンの曲やカントリーミュージックの演奏で いつも大活躍してもらっています。

ドクター、とりわけカントリーミュージックが大好きなのだそうです。

「カントリーってね」とドクターは言います。

「昔からある音楽だけど、今でもカントリーやる人はいっぱいいて、時代と共にどんどん新しい曲ができてるし、進化を続けてるの。だから古くならない。いつでも現役で新しいの」

へえー、そうなんだ。

「ジャズはねぇ…」

ドクターはジャズもよく聴いてるのですが。

「新しい曲って出来てこないよね。古い曲ばっかりやってる。進歩がないよね」

ふんふん、なるほど。

「カントリーはいつまでも若いけど。あのね、ジャズはね」

ここでドクターは、いたずらっ子みたいにちょっと声をひそめて…

「ジジイ!あははー」

と言い放って大笑いしました。

ドクター… もう還暦もとっくに超えてるんだけど、「ジジイ!」と嘲笑するとは…若い!

ドクターが、YouTubeを開いてスチールギターの動画を見せてくれました。

「スチールギター・ラグ」という曲です。

「いつか弾きたいと思ってるんだけど、テンポが速いから…」

だったら今年やりましょうよ!と思ったヒバリ先生であった。

そうだよ、今年の発表会でコレやりましょうよ。

ドクター、期待してるので頑張って〜

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「アヴェ・マリア」レガートの秘密🎵

2024年02月25日 | ブルクミュラー

アヴェ・マリア」。

教会で歌われるコラール(讃美歌)スタイルの曲ですね。

聖歌隊の人の合唱や教会のオルガンの響きをイメージして弾きたい。

この曲で難しいのは、2声部以上の重音を同時にレガートで弾くことかな。気をつけて弾いても、2つの音のタイミングがなかなか揃わず、バラバラになってしまうんですよね…

が!

この難しい「重音レガート」がきれいに弾ける秘密が、「アヴェ・マリア」の中に潜んでいるのです。

それは、ちょっとした「指づかい」にあるので、教えるね。

タイトルの楽譜にラインをひいた部分の指づかいがソレなんですが、特にその中でも、今日注目するのはこの部分。





使う指番号を紫(1と4)→緑(2と3)でマークしましたが、指を図で描くとこんな感じになります。







隣接した三度音程だけど、あえて離れた1と4で弾き、次の三度の音を 真ん中の2と3(チョキの指)に受け渡す。

こうすると、きれいな重音レガートが弾けるのです。この指づかい、「アヴェマリア」には何度も出てくるので、この機会にマスターしておきましょう。

後々きっと役に立つよ。

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アヴェ・マリアは阿部さん?

2024年02月25日 | ブルクミュラー

ゴマちゃん(小6):

「ブルグミュラー25の練習曲」19番、「アヴェ・マリア」を弾いています。

おごそかな教会音楽。

温かく包み込まれるような和音の響きの中に、時おりふっと影さす悲しみの影があったり。

ゴマちゃんは、先生のお手本演奏やレッスンから、その辺も感じ取っているんじゃないかという気がします。

さすがもうすぐ多感な中学生。

「よしよし、なかなかいいぞ」と先生は観察しています。

「ところで」と先生は、ふと思いついて言いました。

「アベマリアってどういう意味かわかる?」

「ん?マリア?名前?」とゴマちゃん。

「アベが苗字?」

やっぱそう思っていたか。内心そうじゃないかと思ってたよ。

確かに、昔 ヒバリ先生の生徒に「阿部まりあさん」という人がいたけど。

でも「アヴェ・マリア」は阿部さんばっかじゃない。

「アベさんじゃないんだよ。『アヴェ』はラテン語で、挨拶みたいな言葉。『ごきげんよう、マリア』みたいな。マリアはイエス・キリストの母なの。教会で、マリアを讃美・寿(ことほ)ぐみたいな意味を込めて歌う曲なの」

「ふーん、そうなんだ」

ゴマちゃん、春からはミッション系の中学に入るんでしょ。アヴェ・マリアのこと覚えておいてよね。

たのむよー

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