HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

Mちゃん(小6)茶色のバーナムもがんばってる

2021年07月08日 | レッスン日記(小中高生)

Mちゃん(小6):

現在、ヒバリ教室の小学生は、1年生から6年生まで全部の学年の子がいます。

その中にあって、最高学年の6年生は2人。

火曜日に来ているLちゃんと、そして今日、木曜日のMちゃんの二人です。

MちゃんとLちゃんは保育園時代のお友達で、Lちゃんが1年生の時ヒバリ教室に通い始めて、その半年後にMちゃんも入門しました。

二人とも、今ではヒバリ教室ジュニアクラスのトップとして、実力も貫禄も充分な「お姉さん」に成長しました。

先日、Lちゃんがブルクミュラーを一人でちゃんと仕上げてくる、と感心してブログにも書きましたが、Mちゃんだって、毎週一人でしっかり練習して、ブルクミュラーもバーナムも暗譜して来るのです。

今日もいつものように、ブルクミュラー「小さな集会」、しっかり練習ができていて感心です。

ブルクミュラーくらいになると、譜読みが難しかったり、内容がつかめなかったり、指がうまく運ばなかったり・・・と、1週間で曲をまとめてくるのは小学生にはなかなか無理な部分もある・・・はずなんですが、Mちゃん本当に優等生。がんばってるね。

バーナムも、新しく茶色の本になり、もちろんしっかり練習してきています。

お友だちのLちゃんと二人そろった6年生、ヒバリ教室ジュニアクラスを頼もしくリードしていってくれそうです。


Cちゃん、「音のデッサン」がんばろうね。

2021年07月07日 | レッスン日記(小中高生)

Cちゃん(小4):

7月も半ばになり、1学期の終わりも近づきました。

高学年の生徒たちはだんだん発表会の練習に着手し始めました。

Cちゃんは4年生、小学校も半分で区切ったら「高学年組」ですよね。

前に決めて渡しておいた楽譜を、今日は持ってきて、少しずつ練習を始めようということにしました。

今年の発表会に、Cちゃんのために先生が選んだのは「音のデッサン」という曲です。

現在も活躍している日本の作曲家、湯山昭さんの「日曜日のソナチネ」というピアノ曲集の中の、これは幕開けを飾る「序曲」です。

ピアノ曲というと、100年とか200年とか昔の作曲家が作ったもの、と思われていることが多いかもしれませんね。

しかし、今、私たちが生きているこの現代、そして私たちが暮らしている日本の作曲家。

今を生きている私たちと同じ世界に生きている人が作った曲、そういう「イキのいい曲」を、Cちゃんに弾いてもらいたいと思います。

3歳の時からヒバリ教室に在籍しているCちゃんは、年齢の割には意外とベテランなのです。

リズムセンスもいいし、前々から、こういう曲を弾いてもらいたいなあ、と思っていたのですが、これまでは「知ってる曲がいい~」みたいな感じで、なかなか斬新な曲には誘いきれませんでした。

けれど、今年はCちゃんも10歳になるので、思い切って未知のスタイルの曲にチャレンジしてもらいたいです。

大丈夫。バーナムとかで、知らないリズムや珍しい音使いなんかもたくさんやってるんだから、きっとカッコよく弾けるよ!

 

 


Mちゃん(小1)バーナムがお気に入り

2021年07月07日 | レッスン日記(小中高生)

Mちゃん(小1):

Mちゃんのお気に入りのテキストは「バーナム」です。

ヒバリ教室では、大体は「テキスト」と「テクニック」の教材、2本立てでレッスンを進めています。

「テキスト」の方は、なじみの深い歌がたくさん出ていたり、楽曲として楽しめる曲が収録されていたりするものを、生徒の年齢、レベル、興味などに合わせて選んでいますが、「テクニック」の方は、ジュニアクラスでは皆「バーナム」を使っています。

「バーナム」は、一番初め、入門レベルの、むらさきの「ミニブック」に始まり、高学年~中上級ぐらいまで使える第5巻まで、どの生徒にも有益なテクニックが盛り込まれていて、役に立っています。

子どもたちは、知っている歌を弾くのも好きですが、「バーナム」を面白がる子もけっこういます。

Mちゃんは「バーナム」が好きで、レッスンの時はいつも「バーナム」から弾き始めます。

今はオレンジのバーナム、そして復習巻としてむらさきのバーナムを併用しているのですが、Mちゃんがバーナムを弾くと、打鍵がとってもしっかり、はっきりして力強く、自信の表れかも、と感じたりします。

「Mちゃんはバーナムが上手だねえ!」と言うと

「うん!」と嬉しそうにうなずくMちゃん。

いつもきちんとして、どちらかというと物静かな印象のMちゃんですが、バーナムのタッチは元気いっぱいです。

「ねえ、発表会のとき、どんな曲弾きたい?」

ちょっと聞いてみました。けっこう、勇ましい曲がよかったりするのか?

そうしたら、Mちゃんの希望は「優しくてきれいな曲」だそうです。

そうかー。

じゃ、Mちゃんが気に入ってくれるような曲、考えるね。


Kちゃん「なわとび」100回弾いたよ!

2021年07月07日 | レッスン日記(小中高生)

Kちゃん(小1):

ピアノを始めて1年半です。

指がとっても良く動くようになったし、伴奏のついた新曲を、楽譜を見ながら両手で弾くこともすんなりできるようになって、すばらしい上達だと思います。

この分だと、テキストやバーナムもどんどん進んでいっちゃうよ、と大人としては思うけど、そうとばかりいかないのがフレッシュな1年生。

そこは1年生なりの、別の価値観もあるってもんです。

「オレンジのバーナム」を開いたKちゃん、グループ3-5、「なわとび」のページを広げて言いました。

「Kね、この曲がいちばん大好きなんだ!いちばん上手に弾けるよ!弾いてみるね」

「なわとび」は、両手そろえて和音の連続を弾くのですが、最初四分音符、そして次に倍速の八分音符で弾くのが、たまらないスピード感とスリルを味わえる曲なのです。

Kちゃんは元気いっぱい、スピード感あふれる「なわとび」を弾きました。

「ほんとだ。じょうずだね~。じゃ、花マルもっと付けちゃうね」

「なわとび」は、もうすでに修了して、花マルもつけてもらってる曲なんですが、先生はそこに、もっとたくさんの花びらを重ねました。

「もう1回弾くよ!」

「いいよ!」先生も伴奏を合わせ、二人で元気いっぱいに弾きました。

「もっと花マルつけよう」

「もう一回弾くね!先生も一緒に弾いてね。私ね、先生のリズム感があるほうが、もっと上手に弾けるから」

「オッケー、いいよ!」

「もう一回!」

「もう一回!」

こうして、二人で何度も何度も何度も「なわとび」を弾き、だんだんテンポが速くなり、大迫力、大興奮。

その都度花マルも増え、赤エンピツだけではなくオレンジやむらさきや水色の花びらも重ねて、Kちゃんの楽譜は、ページ全体がクレープフラワーのような色とりどりの花びらで埋まりました。

大熱演が続く中、ついに帰りの時間が来て、ママがお迎えです。

「Kね、『なわとび』いっぱい弾いたの!」とKちゃんがママに報告します。

「100回ぐらい弾いたよね!」と先生。

「うん!100回ぐらい弾いた」とKちゃん。

100回は大風呂敷だけど。でも、気持ち的には100回分ぐらいってことで。

今日はレッスン時間じゅう、ほとんど「なわとび」で終わりました。
テキストは進まなかったけど、たまにはこんな時間があってもいいものです。
好きな曲を、何度も何度もハイスピードで弾くのは、本当に楽しくスッキリ、心が満たされますからね。

「バーナム」はテクニックの教本なんだから、弾けば弾くほどテクニックも磨かれて、こんないいことはありませんよ~

 

 

 


コード奏法で「ハナミズキ」

2021年07月07日 | レッスン日記(小中高生)

K子さん(大人):

新しいジャンル「ジャズピアノ」に足を踏み入れたK子さん、それにあたって「コード」や その奏法について学びたいと、楽典の本やリードシート楽譜を買って、熱心に勉強し始めました。

K子さんは本当に勉強熱心で感心します。

「知らなかったことについて調べたり、わからなかった理論がわかったりするのが楽しくてしょうがないの。もうやることがいっぱいで、時間が足りなくて」と元気にたくさんの本をカバンに詰め込んでくるK子さんです。

コードの使い方を練習するために、以前このblogでご紹介した「やさしいピアノ名曲150」を買い、その中で好きな曲を…ということで、JーPOPの「ハナミズキ」を弾いてみています。

クラシックピアノから入ったK子さんなので、自由に伴奏パターンをつけることには少し戸惑いがあるようですが、コード奏法は慣れれば簡単になると思うので、がんばりましょう。


最上級生・Lちゃん

2021年07月06日 | レッスン日記(小中高生)

Lちゃん(小6):

ブルクミュラーに入ってからどんどんと順調に進んでいます。

今日は、6番「進歩」を仕上げて、7番「清らかな流れ」に入りました。

毎週一人で新しい曲をまとめてきて、レッスンで細部を整えて仕上げる、というペースで進んでる...

いちいち教師が事細かに指示しなくても、一人でちゃんと弾いてきているので、実力、練習量ともに立派になってるんだなあ、と感心します。

今年のクリスマス発表会には、自分で「これが弾きたい」と「白鳥の湖・情景」を選びました。

もう「子供向き」の曲ではないので、譜読み・テクニックともに、小学生としてはかなり困難な部分もありますが、根気強く練習に取り組んで、少しずつ弾けるようになってきています。

ちょっと前まで「まだピアノは初心者」みたいな感覚でいたのにね、もうヒバリ教室の小学生の中では最上級生、トップスター(?)になってるLちゃんです。(笑) 早いもんだ・・・

これからは、下級生たちの伴奏役やフォローなどをお願いしていくようになるので、そのときはよろしくね。

 

 


Rくんは慎重派(?)

2021年07月06日 | レッスン日記(小中高生)

毎日たくさんの子どもたちとレッスンしていると、各々いろんな性格やタイプが現れていて、おもしろいなあ、と思います。

なんでもとりあえずやってみたい!珍しいことには飛び込んでみたい!という冒険派のタイプ。

確実に「できる」という確信のあることのみ、やってみる。という慎重派のタイプ。

Rくん(小1)は、どちらかというと「慎重派」のタイプかな。

「ぼく、発表会の曲何やるの?早く決めないと間に合わないよ」と心配し始めたのが先月。

「まだ決めなくて大丈夫じゃない?」という先生に

「だって、あと6か月しかないんだよ?間に合わなくなっちゃうよ」と心配して、「ぼく、これなら弾けるからこれにする」と テキストの中の、もうすでに出来上がって合格になった曲を選びました。

「そうなの?いいよ、これ上手だもんね」と一応返事はして、復習もしてみました。

Rくんはそれで安心したようです。

でもね、「あと6か月しかない」というか、「まだ6か月もある」んで・・・

今のRくんがこれで不安から解放されるなら、その心づもりでいればいいし、もしかしたら夏、秋とレッスンを重ねる間にいっぱい自信がわいて、「もっとかっこいい、こっちの曲やりたい!」とか言うかもしれない。

とてもとても若くて(幼くて笑)、伸びしろも無限な7歳です。

Rくんの心を安心させつつ、もう少し泳がせておこうと思います。


Aくん、ピアノ楽しいね♪

2021年07月06日 | レッスン日記(幼児)

Aくん(年長):

今年の春からヒバリ教室に入ったAくん。

まだ5歳なんですが、音符や楽譜への興味が高く、おんぷカードを並べて読んだり、リズムをたたいたりすることに びっくりするほどの集中力を見せてくれます。

大分音符がスラスラと読めるようになってきたこのごろでは、楽譜のページを次から次へとめくって、「これも弾ける」「これも」とどんどん弾いていくので、びっくりです。

習った音符を読んで、鍵盤で弾いていくと、ちゃんと知ってる曲が流れ出てくる!ということに、驚きと喜びを感じているのでしょうか。

ママのお話では、朝、起きたらすぐピアノを弾いて、それから幼稚園から帰ってからもすぐにピアノを弾いて、ずーっと弾いてます、とのことでした。

うわー、そんなにピアノが楽しくなったなんて、私もうれしいです。

どんどん上手になっちゃうね。

来週もいっぱい弾いて聞かせてもらうのが楽しみです。


Sちゃん(年中)、一気に楽譜が進んだ!

2021年07月05日 | レッスン日記(幼児)

Sちゃん(年中):

去年の秋にヒバリ教室に入門して9か月たちましたが、本人的には「ピアノ演奏を習って、難しい曲などを上手に弾けるようになる」などという目的は皆無のようです。(当たり前か。まだ4歳だもんね)

それでもレッスンを楽しみにして、毎週、満面の笑顔で走ってきてレッスンをたっぷり楽しみ、音楽レベルもどんどん上がっています。

テキストはほんのちょっと進んだり、進まなかったりなんですが、何がそんなに充実しているのか?

まずSちゃんが好きなリズム遊び。

エレクトーンのオートリズムをかけながら、打楽器でリズムを叩きます。

習い始めた最初の頃は、先生の打つ短いリズムフレーズを模倣していたのですが、最近ではリズムに合わせてタンバリン、ギロ、ウッドブロック、ボンゴなどと楽器をとっかえひっかえ、先生と合奏するのです。

お互いにリズムフレーズを模倣したり、掛け合いリズムを出し合ったり、ユニゾンでループ演奏したり。

それらを、一切の合図なしに、お互いのの「阿吽(あうん)の呼吸」で繰り広げるリズム演奏は、もうかなりハイレベルな「セッション」となっています。

ここ2~3カ月、少しテキストから離れ、Sちゃんの読める範囲の音符で簡単な楽譜を先生が手作りし、それを喜んで弾いていました。

「バナナボートソング」「ハローソング」「すいかの名産地」など、簡単な歌の、さらにその中の簡単なフレーズだけをSちゃんが弾き、あとの部分は先生のピアノと歌でつなげる、というスタイルです。

毎週、それを大声で歌って元気にピアノの分担部分を弾いていたSちゃんです。

ところが、今日は「この本を弾く」と言って、カバンの中から「よいこのピアノ」を出しました。

しばらくレッスンしていなかった本です。

数か月前は「よいこのピアノをやろう」と持ち掛けても乗り気にならず、グズグズと手間取ることが多かったSちゃんですが、今日は、まだ〇がついてないページを開き、真剣に音符を見ながら両手で弾き初めました。

1曲、2曲・・・つぎつぎに課題をクリアしていきます。

前によく読めていなかった音符も確実に読んで左右の指とリンクさせ、どんどん弾き進めます。

もうSちゃんの目は楽譜に吸い込まれるようにくぎ付けとなり、次々とページをめくりながら「この本、全部おわらせる」と弾いてる。びっくりです。

今までの「音楽遊び」の中で蓄積した読譜力、それにリズム感や指の感覚などが大きく育っていて、ここで一気に発揮されたような感覚でした。

とうとう帰りの時間になって、「続きは来週ね」「うん」Sちゃんは楽譜をカバンにしまって、とっとと帰っていきました。

いつもなら帰りの時間になっても、教室の楽器で遊んだりシールをならべたり、なにかと理由をつけては帰らないでグズグズ時間を稼ごうとしていたのに、今日は帰りもスムーズで、これまたびっくりです。

ここへきて、何かが一段階成長したかな、と思えるようなSちゃんでした。

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G7(ジーセブン)はサミット?Tくんの情報網

2021年07月04日 | レッスン日記(小中高生)

Tくん(小3):

ヒバリ教室の中では学年が下の方に近いTくんですが、彼のアンテナはいろんな方面に張り巡らされ、話題も豊富なので、ともするとご町内のおじさんと話しているような錯覚に陥ることもあります。

今、Tくんがやっているテキストでひんぱんに使われているコード(和音)は、CとG7が多いです。

先生:「バーナムの曲にコードを書いておこう。最初のコードは何?」

T:「C」

先:「そうだね(楽譜にコードネーム『C』を書き込む)。次のコードは?」

T:「G7(ジーセブン)。じいさんたちが集まるヤツ」

先:「そうそう。サミットね(笑)」

T:「そう。G7サミット! ジジイたちが集まってなんかやるんだよ。アハハ」

Tくん、時事ネタとか、よく知ってるんだね。

ってわけで、Tくんとのレッスンのときは、コードG7のことを「じいさんのコード」「」ジジーセブン」などと呼んでいます。

 

先月、教室の玄関先にアリの行列ができて室内に侵入しそうな勢いだったので、殺虫剤で退治しようとしていたところへレッスンにやってきたTくん。

T:「○○屋さん(すぐ近くの薬局)にアリ退治の薬売ってるよ。アリの巣ごとやっつけるんだよ。買いに行った方がいいよ」

その情報に基づき、Tくんのレッスンが終わってすぐ〇〇屋さんへ行き、「Tくんの紹介で」と言って首尾よく「アリメツ」をゲットしてきました。

あとでTくんのお母さんにその話をしたら、Tくんは〇〇屋さんの商品情報をいっぱい握っていてあちこちに提供しているため、「〇〇屋さんの回し者」と近所で評判をとっているらしいです。

そういえば、前に手のアルコール消毒液が品薄だった時「〇〇屋さんの表に、消毒いっぱい並べてるよ。買いに行った方がいいよ」と教えてくれたんでした!

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レッスンは一期一会の音楽のひととき♪

2021年07月03日 | レッスン日記(大人)

M子さん(大人):

「練習が思うようにできなくて、ちっともうまくならないで・・・」

月に2回のレッスンのたびに、M子さんは恐縮して言うのです。

「まだこの前と同じ曲なんです。いつまでたってもおんなじで、先生いやになっちゃうでしょう?」

いいえ、全然いやになったりなんかしませんよ。生徒みんな、一人一人それぞれの個性があって、もちろんM子さんもその一人ですし、毎回楽しみですよ。

そのように説明するんですが、生来まじめで誠実なお人柄のM子さんは恐縮することしきりです。

主婦で、お家のこともいっぱい、その他に毎日会社へも行って、そのお仕事もあるんですから、子どもたちみたいにたっぷりの練習時間なんか取れっこないのです。

「今日は練習できてなくて申し訳ないから、お休みしようかと思ってたんです」と言うM子さん。

そんなこと言わないで、練習できてなくても、休まずレッスンしましょうね。

レッスンってね、どれだけやってきたか、どれだけ完成してるか、を採点する時間じゃないの。

30分なり1時間なりの時間、その生徒さんとの「音楽の時間」として有意義に過ごす貴重なひとときなのです。

せっかく日常から切り離して取り置いてある音楽のひとときなのに、休むなんてもったいない。

1回1回のレッスンは、その時次第。

練習して上手になってれば更なる目標や課題を提示することもあるし、弾けなければ弾けるようになる練習法をアドバイスして一緒に練習することもあるし、即興でセッションしたり歌ったりすることもあるし、私が演奏して聴いてもらうこともあるし、音楽談義をすることもあるし・・・

レッスンは「生き物」なので、フタを開けてみないと、今日のレッスンがどのように展開するかわからないのです。

一期一会、今日のレッスンは今日だけの、2度と来ない貴重な時間。

今日、M子さんはショパンの「ノクターン」とバッハの「主よ、人の望みの喜びよ」を楽しくレッスンしました。

電子ピアノの録音と再生の方法も確認できたし、私がお手本を録音しておいてあげることもできたし、「次はこれを」という目標曲を決めることもできたし、その曲の由来もお伝えすることもできた。

いろんなことがいっぱいできました。

「よかった・・・楽しくなってきました。頑張ります。お休みにしないでよかったです」

M子さんは言いました。

ねっ、お休みしないでよかったでしょ?

M子さんに限らず、大人の人は、思うように練習できないことを必要以上に恐縮される人が多いです。

大人の世界なら、数字達成とか期限厳守、みたいなことが当たり前だからなのかもしれませんが、レッスンの世界ではそんな心配いりません。

怒られる!とか 恥ずかしい!とか考えず、「できてないことをできるようにしていく過程」をご一緒に楽しんでいく気持ちで、リラックスしてレッスンにご参加ください。

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Hちゃん、ずいぶん上手になってきたね

2021年07月03日 | レッスン日記(小中高生)

Hちゃん(小2)

今日、レッスンに来て「出席カード」にシールを貼ったら、もう、今までたくさん貼ったシールでカードの半分まで埋まりそうになってきていた!

今年の2月からレッスンに来始めて、もう半年近く経ったんだね。

今ではテキストのいろんな歌を楽譜を見ながらどんどん弾くことができ、学校で歌う「ごはんだごはんだ」とか「コーコケコッコ、夜が明けた」のような難しい歌も自分で練習して、軽々と弾けるようになっていてびっくりです。

この半年ですごく上達したし、何よりぐんと伸びたと思うのは、ピアノを弾く時に、とっても生き生きと楽しそうにしていることです。

最初のうちは「弾けるかな…」「難しそう…」と緊張しながらレッスンしている様子が見てとれましたが、今ではいつも本当にニコニコ楽しそうにピアノを弾いています。

もうこわいものなし!

これからもどんどん新しいことに挑戦していきましょう。

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「真珠の首飾り」連弾ユニット誕生

2021年07月02日 | レッスン日記(小中高生)

Nちゃん(高2)はポピュラースタイルのピアノをレッスンしているのですが、1年ほど前から始めた「スタンダード・ジャズ曲集」を弾くにつれ ジャズピアノが大好きになり、今ではなかなかのジャズピアニストぶりです。

先日「グレン・ミラー物語」という映画を観てからは、以前に聴いたり演奏したりしたことのある「ムーンライト・セレナーデ」や「茶色の小瓶」、「イン・ザ・ムード」などが、さらに身近に感じられるようになったようです。

そこで先生が思いついたアイデア!

それは「真珠の首飾り」という曲です。

「これを発表会でやろうよ。連弾で!」

グレン・ミラー作曲のリズミカルなこの曲を、今グレン・ミラーブームのNちゃんにオファーしました。

この曲は、ソロで弾くよりも連弾で弾く方が楽しいと思うので、連弾アレンジで。

ジャズピアノの得意なNちゃんにベースとリズムを弾いてもらうこととし、そして先生が相手役に抜擢したのは、Rちゃん(小5)です。

ピアノタッチのキレが良くリズム感もいいRちゃんは、この「真珠の首飾り」にピッタリだと思うので。

さっそく二人に提案したところ、

Nちゃん:「いいですね〜!\(^o^)/」

Rちゃん:「じゃ真珠の首飾りして弾くの?!\(^o^)/」

との反応でした。

さっそく、各自少しずつ練習を始めました。

楽しみです🎵

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発表会の曲を決め始めてます♪

2021年07月02日 | レッスン日記(小中高生)

7月に入り、そろそろ12月に開く発表会の曲を練習し始める人が出てきています。

お仕事がある大人の人、それから学校や部活で色々大変な高校生、などは、比較的早くから曲を考え、GW明けぐらいから曲の練習を始めています。

夏休みが近づいた今、ぼつぼつ小学校高学年のみんなも、曲を準備する段階に入ってきました。

これから、夏〜秋へとに向かう間に、小学校高学年、低学年、そして学齢前の新しい生徒のみんなへと、だんだん発表会の曲が決定していきます。

毎年の楽しみな仕事です。

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Mちゃん、真面目な優等生🎵

2021年07月01日 | レッスン日記(小中高生)

Mちゃん(小6)

朝からまるで台風のような大雨が降っていました。

午後になってほとんど雨は止んできましたが、梅雨の天気は安心できません。

そんな中、Mちゃんが大急ぎでやってきました。

さっきママからLINEがあり、学校の委員会が長引いてピアノの時間に間に合わなくなりそうです、15分ほど遅れて伺います、とのことでした。

ママのお話では、Mちゃん学校からハーハーいって走って帰ってきました、少し涙目になってました、とのこと。可哀想に、Mちゃんピアノに遅れたらどうしよう!と思ったんだね。

レッスンに来たMちゃんに「そんなに急がないでも、ゆっくり来ればいいんだからね。大丈夫だからね」と言ったら、Mちゃんはニコニコして「うん!」とうなずきました。

「はいっ、3冊とも全部、楽譜いらない」

ブルクミュラーも、ディズニーの本も、バーナムも、全部暗譜するまで練習してきた、と、先生に楽譜を渡すMちゃんです。

本当に優等生!

今日は、とうとう緑のバーナムを最後の曲まで弾いて、来週から使うようにと新しいバーナムをもらいました!

今度のバーナムの表紙は茶色です。

「よしっ、がんばろう」

Mちゃんは、ますますやる気満々の熱意をみなぎらせ、1冊増えた楽譜をカバンに詰め込んで帰って行きました。

今年は発表会で、1年生のKちゃんの伴奏もしてあげることになったMちゃん。

ぐんぐん成長していくのが頼もしいです。

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