Untersee-Boot

あるいは感想記として

あれこれ2019夏

2019年08月26日 | あれこれ
一時の酷暑も少し和らいできた今日この頃。
この夏に行った猫カフェの写真と落語の話などをあれこれと。

        

        



8月11日は、浅草演芸ホールへ。
昼の部では納涼住吉踊りというのをやっていましたが、踊りの最後には撮影タイムが!?

        

浅草演芸ホールでも写真撮影OKというのは、時代だな~令和だな~、と感慨ひとしおでした(笑)。


夜の部では、発芽の会でお馴染みのひろ木さんのが登場。
あの朴訥として喋りのマクラから、本編は発芽の会でも口演していた「クイズの王様」。
最後のオチを客席から言われてしまうというハプニングもありましたが(笑)、何度聴いても面白かったです。


市馬師匠は「かぼちゃ屋」。
師匠の誠実で明るい人柄が出た噺になっていて、笑いながらも大感心でした。


喬太郎師匠は新作。
「同棲したい」という噺だそうで。
約16分くらいの出番でしたが、最初から最後まで爆笑爆笑また爆笑。
この噺を聴けただけで浅草まで来た甲斐があったと、大満足でした。
途中、最前列の小学生の女の子に「おもしろい?」などと話しかけたり、最後も女の子に手を振って退場したりと、(女の子に)大サービスの喬太郎師匠でした(笑)。


主任の正蔵師匠は「幾代餅」。
じっくり聴かせつつも、笑いもあり、流石という感じでした。



続いて、8月16日には鈴本演芸ホールの「夏夜噺 さん喬・権太楼特撰集」へ。

        



喬太郎師匠はマクラもそこそこに普通の出だし。
この会はずっと新作だったみたいだけど、今日は古典なのかな??と思ったのもつかの間。
「ウルトラのつる」が始まり爆笑&爆笑の20分(笑)。
喬太郎師匠は「まだ(さん喬)師匠が(楽屋に)入ってないと思って・・」と言いつつ、高座でのたうち回りながらテンション高く口演(笑)。
開口一番の柳家我太楼さんが「つる」だったので、もしかしたら・・と、ちょっと期待していたのですが、念願の「ウルトラのつる」を初めて聴けて僥倖でした。(ジャックっていう呼び名久しぶりに聞いたかも・笑)


権太楼師匠は「くしゃみ講釈」。
権太楼版は初めてでしたが、面白かったです。


さん喬師匠は「鼠穴」。
前日は、権太楼師匠が同じ噺をやったそうですが、さん喬師匠の人柄がよく出た噺になっていて、聴き入ってしまいました。




8月中席の夜の部は、鈴本演芸場と浅草演芸ホールを掛け持ちの噺家さんがとても多かったようで。
さん喬師匠に権太楼師匠、喬太郎師匠、市馬師匠、一之輔師匠。
さらに、三味線漫談の林家あずみさん、紙切りの正楽さん、曲ごまの三増紋之助さん、マジックのダーク広和さんも掛け持ち。
鈴本と浅草は地下鉄銀座線で3駅なので近いとはいえ、暑いなか皆さま本当にお疲れ様でありました。




・・・というのが、この夏の落語と猫でした(笑)。


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