Untersee-Boot

あるいは感想記として

『スポーツドリーム』 8/30

2008年08月31日 | スポーツドリーム
今回のゲストは、女子サッカー・なでしこJAPANの沢穂希選手。

北京五輪、なでしこJAPANの最初の試合VSニュージーランド戦が行なわれた日は、忘れもしない『お蝶』の初日と同じ8月6日。
この日私は、なでしこの試合を予約録画し、日向の旦那のミラクルっぷりを堪能したあと、家に帰ってから録画したビデオを生放送感覚で見て楽しもうと思っていたのですが・・・。
テレビもラジオも聞かず情報を遮断していたにもかかわらず、舞台初日の簡易レポを書こうと思いパソコンを開いた瞬間に、試合結果速報が目に飛び込んできてガックリ(笑)。
この情報化社会(笑)では、LIVE感覚で録画したテレビを楽しもう大作戦を成功させるのは、なかなか難しいです(笑)。
そんな話はさて置き。

北京五輪で4位になったなでしこJAPAN。
今回は予選リーグの3試合について沢選手があれこれと。
0対2から追いついたニュージーランド戦で同点ゴールを決めた沢選手は、

南原 「あれ(沢選手のシュート)は空中でちょっとジャンプして方向を変えましたよね」
沢   「何かボレーみたいな感じで」
南原 「ボレーみたいな感じで、難しいシュートだったと思うんですけども」
沢   「そうですね」
南原 「はい」
沢   「まあ、あとで映像見て」
南原 「はい」
沢   「よくあんな隙間に入っていったなと(笑)」
南原 「ハッハハハハ」
沢   「自分でもビックリするようなゴールでしたけど」
南原 「自分の中でイメージはあったんですか?」
沢   「もうあの時は無心だったんですけど」
南原 「うん」
沢   「まあ、あの~、キッカーの(フリーキックを蹴った)宮間選手がホントに良いボールを蹴ってくれんたんで」
南原 「はい」
沢   「ただもう(ボールに)当てるだけだったんで」
南原 「あ、もうとにかく当てよう」
沢   「もう、「あのボールに触らなきゃ」という」
南原 「うん」
沢   「感じで、パッと見たらもうゴールに入ってたんで」
南原 「どうですか、それ見て」
沢   「もう、ホントに正直、0対2になった時に」
南原 「はい」
沢   「負けちゃうんじゃないかって、正直、今だから言えるんですけど(笑)」
南原 「アッハハハハハ」
沢   「(笑)」
南原 「正直すぎますね(笑)」
沢   「心の中では・・」
南原 「0-2になった時は「ヤバイ!」と思った」
沢   「「ヤバイ」と思ったんですけど、でも、宮間がPKで1点を入れた時に「あ、まだいける」って思ったんで」
南原 「はい」
沢   「で、あの得点だったのでホントに嬉しかったですね」

とのことでした。
この試合負けていたら、決勝トーナメント進出も難しかったと思いますので、文字通り起死回生の沢選手の同点ゴールでありました。
ただ、沢選手は試合が始まってすぐは、「グラウンドに立ったら足がガクガクっていうか、ワナワナしちゃって」「自分の足じゃない、これ他の人の足なんじゃないかっていう感じだったんですよ」というぐらい緊張していたそうで。
う~む、試合経験豊富な沢選手がそれだけ緊張するというのはにわかに信じがたい話ではありますが、怪我をしていたアテネの時とは違い今回はベストコンディションで大会を迎えられた、という話もしていましたので、それが逆にプレッシャーになってしまったのかもしれません。
あと、なでしこJAPANはエンジンのかかりが遅い、ニュージーランド戦も0対2になってから自分たちのペースになった、という話もしてましたが、

沢   「なでしこの凄いところっていうのは」
南原 「うん」
沢   「ホントに追い込まれたら追い込まれただけ強いんですよ」
南原 「へぇ~~~」
沢   「不思議なことに」
南原 「へぇ~~」
沢   「で、ホントにみんな最後まで諦めないですし」
南原 「はい」
沢   「やっぱりホントに、なでしこの良いところってホントに最後まで諦めない気持ちだったり、そういうのをやっぱりフィールドでみんな出すんで」
南原 「それ色んな選手に聞かせてやりたいですよ」
沢   「(笑)」
南原 「何で追い込まれたら強いって感じるんですか?自分たちのなかで」
沢   「だから最初からやれっていう話なんですよ(笑)」
南原 「アッハハハハハハハ」
沢   「ハッハハハハハ」
南原 「僕も今、言いそうになったんですけど(笑)」
沢   「(笑)思うんですよ、自分たちも。「何でウチら最初から出来ないかね?」とか言って(笑)、みんなでよく話をするんですけど」

というやり取りも(笑)。
う~む、南原さんはどの選手にこの話を聞かせてやりたいんだ?(笑)
野球日本代表の選手かな?という感じもしますが、真偽のほどは分かりませんのでとりあえず置いといて。


負けてしまった2試合目のアメリカ戦は、なでしこは最初から勢いも良く相手を圧倒する場面もあったとのことでしたが、

南原 「これはもうエンジンかかってたんですか?最初から、わりに」
沢   「何か、なでしこは、けこう最初にエンジンかかったりする時はかかるんですけど」
南原 「ハツハハハハ」
沢   「最後がもたなかったりするんですよ(笑)」
南原 「ハッハハハハ」
沢   「(笑)それを90分間通してやれれば、たぶん絶対メダルは獲れてたと思います」
南原 「あ、なるほど、じゃどこに、その集中のあれを持っていくのか、これ難しいですね」
沢   「難しいですね、やっぱり90分間走り続けるっていうのは、やっぱり、う~ん、難しいですし、それがまだ、こう世界との差なのかなっていうのは思いますね」

とのこと。
予選リーグと準決勝でのアメリカ戦、3位決定戦のドイツ戦などを見ていると、試合運びやパスワークなど、どの試合も日本のほうが良いサッカーをしていたと思いますが、残念ながらすべて敗戦。
良い試合をしていただけに無念さも大きかったですが、沢選手が言うように、90分間走り続けられなかったところが世界との差・・メダルと4位の差だったのかもしれません。


一敗一分で迎え、絶対に勝たなくてはいけない予選リーグ最後の試合のノルウェー戦は5対1で大勝。
試合前に選手だけでミーティングをして、この大会にかける思いや、メンバーに選ばれなかった人の気持ちも背負って・・という話をし、「みんな思うことがあって、それがフィールドに出たんじゃないかと思います」とのことでした。
で、南原さんからは、

沢   「あそこのノルウェー(戦)で、けっこうチームがガンって、一つにまとまった感はありますね」
南原 「これね、こう色んなスポーツで、ね、チームが一つにまとまる、なかなかまとまらない、とか」
沢   「うん」
南原 「で、高いモチベーションでまとまるのと、それぞれのモチベーションでまとまるの違うじゃないですか?」
沢   「そうですね」
南原 「この、プラスアルファの高いモチベーションでまとまるって、これどうやって・・作るんですかね?」
沢   「まぁみんなの気持ちもそうですし」
南原 「はい」
沢   「やっぱりみんなが同じラインに立って、同じ目標に・・いたからだと思いますね」
南原 「う~ん」

という質問。
これも野球日本代表のことが頭にあって南原さんは質問したんじゃないかな?と勝手に想像してしまいましたが、真偽のほどは分かりませんので間違っていたら悪しからず、です。


あと、ノルウェー戦でもゴールを決めた沢選手に南原さんは、

南原 「沢選手が点取ったら、またチームがグーンと、こう、勢いが増すんじゃないですか?」
沢   「そうですかね(笑)」
南原 「ハッハハハ」
沢   「そうかな(笑)」
南原 「ハッハハハ」
沢   「どうかな(笑)、わかんないですけど(笑)」

ってなことを言ってましたが、南原さんの言葉に、まんざらでもない様子の沢選手でありました(笑)。


来週に続く・・・。


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蝶二頭

2008年08月28日 | あれこれ
とある原っぱで、子づくりにはげんでいたモンシロチョウをパチリ。
仲良きことは美しき哉(by実篤)であります(笑)。

ところで、一喜一憂のオリンピックが終わり、ようやく落ち着いた日を送っている今日この頃(笑)。
『お蝶』の舞台が終わってまだ2週間くらいしか経ってませんが、オリンピックが途中から始まったり、ここ最近は涼しい日が続いたりしてますので、汗をかきかきミラクル浪人に会いに行ったのはずいぶん前のことのような気がするな~。
う~む、あの暑い北千住は遠くになりにけり、です(笑)。
で、こんどは現代狂言や『その日~』の映画が控えていますので、感想記もそれまでにUP出来ればと思っていますが・・相変わらず予定は未定ということで悪しからずご了承下さい(笑)。
とにもかくにも、秋も何やかんやと忙しくなりそうで喜ばしい限り、楽しみにしたいと思います。

あ、それから、今回載せた蝶の写真と『お蝶』の話題が重なったのはまったくの偶然です(笑)。


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『スポーツドリーム』 8/23

2008年08月24日 | スポーツドリーム
今回のゲストは、プロクライマーの尾川智子さん。

尾川さんは、命綱をつけず素手と足だけで登るボルダリングというものをやっているそうで。
え!?命綱つけずに登る?落ちたらどうするんだ??と思っていたら、尾川さんいわく「(20mぐらいの岩を登った時は)落ちたら死ぬから登らなきゃ」と考えていたとのこと。
う~む、ボルダリング恐るべしです(笑)。
ただ、尾川さんは「自分の力にやっぱ自信があるんですよ、もうそこまで行けるっていう自信がないとやっぱりやらないんで」という話もしていましたので、傍で思うほど危険なわけではないようです。
あ、でも、登っていた岩が剥がれ、下に敷いてあったマットに背中から落ちたことがある、という話もしていましたので、やはりボルダリングは南原さんいうところの「命燃やしてますね」な競技です(笑)。

フリークライミングはインドアとアウトドアがあり、インドアの競技では制限時間の中でいかに難しい壁をどれくらいの高さ登れるかを競う、というフリークライミング基礎知識の話や、フリークライミング人口は10万人くらいいるという話(南原さんは「え~!?そんなにいるの!?」と驚いていましたが、確かに、そんなにいるとは私もラジオの前でビッくら仰天でした・笑)などもありつつ、

南原 「全然話違いますけど、恋愛とかものめりこむタイプでしょ?」
尾川 「あ、どちらかというとそうかもしれないです」
南原 「のめりこむのか、こう、なんか岩場をちょっとづつ探り・・」
尾川 「(笑)」
南原 「この人私にどうなのかな・・アタックをこうしながら」
尾川 「ハッハハハハハ」
南原 「「あ、違うか、やめよう」とか、どっちなんですかね?」
尾川 「ハッハハハハハ」
南原 「両方あるような気がするんですけども」
尾川 「ハッハハハハハ、そうかもしれないです(笑)。一応なんかクライミングの世界男性が多いから、選り取りみどりなんですけど(笑)」
南原 「アッハハハハハ」
尾川 「でも、なんかね、あの~友達のほうが多いんですよね」
南原 「えぇ」
尾川 「やっぱ皆、あの、敵対視してくるんですよ、女には負けたくないみたいなオーラが(笑)」
南原 「あ、なるほど」
尾川 「向こうから漂ってきて(笑)」
南原 「えぇ」
尾川 「そうすると私も「負けないわよ」みたいな」
南原 「えぇ」
尾川 「いや、でもホントにいい仲間ばっかりで」
南原 「あ、そうなんですか、じゃあ、のめりこむタイプ・・ホントはのめりこむタイプだけども、やっぱり今は岩場のほうに」

という話も(笑)。
南原さんは何を根拠に「恋愛とかものめりこむタイプ」と思ったのか訊いてみたいところですが、決め付け発言はいつものことですのでそれは置いといて(笑)。

あとは、尾川さんは女性として初めて4段の岩を半年かけて登った(岩の難易度によって初段、2段、3段・・と分かれているそうで。尾川さんが登った4段の岩は天井のようなところをスパイダーマンのように登るという話にこれまたビックリ)という話や、「(岩を登るのは)制覇したというより、調和してるっていう感じ」という話もありつつ、

尾川 「さっきの恋愛の話じゃないですけど」
南原 「はい」
尾川 「岩が、岩に片思いしてるみたいになっちゃうんですね」
南原 「あ、岩が好きになっちゃう」
尾川 「そうです、「あの岩に登りたい」って思うと夢に出てきたりとか、「あの岩今日登れるかな?ドキドキ」みたいな片思い(笑)」
南原 「ハッハハハハ、ハッハハハハ、で、登った、「わ、登った」恋愛が成就した気持ちになるんですか?」
尾川 「そうそうそう(笑)、それなんです、ホントに。そうなっちゃいますよね~」

というやり取りも(笑)。
う~む、尾川さんのこういう話を聞いてると、南原さんの「のめりこむタイプ」発言は的を射てるかもしれません(笑)。

あと、フリークライミングは手に汗を掻く夏はシーズンオフ、という話や、国体の競技にもなってるという話など、フリークライミング素人にはビックリな話が数多くあり、南原さん同様(笑)興味津々で尾川さんの話を聞いてしまった30分でありました。


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抜け殻

2008年08月22日 | あれこれ
セミはまだまだ元気に鳴いていますが、昨日あたりから暑さもやわらぎ、過ごしやすい日が続いてる今日この頃。
日が暮れるのも微妙に早くなっていますし、♪今は~もう秋~・・になるのも間近という感じです(笑)。

ところで、今週も連日盛り上がっているオリンピック。
為末選手の予選敗退にうなだれたり、ソフトボール悲願の金メダルに興奮したり、野球準決勝の敗戦に落胆したり(なぜアメリカ戦で打たれてる岩瀬投手だったんだ??あの継投は甚だ納得いかないな~)、そして、競歩の山崎選手の7位入賞に小さくガッツポーズしたり(笑)と、相変わらず一喜一憂で他のことになかなか手がつきません(『まいご三兄弟』もいまだ未見・笑)。
南原さんはまだ北京に居るのかどうかわかりませんが、これらの競技を観た(であろう)南原さんが今度は驚・歓・奮・叫・涙のうちどんな表情を見せてくれるのか(笑)、オリンピックレポの続きを楽しみにしたいと思います。


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『Get Sports』 8/17

2008年08月18日 | Get Sports
Chapter 1 は、"南原清隆&栗山英樹 情熱的オリンピック"と題した、南原さんと栗山さんによる北京五輪リポート。
先週の予告通り、今回は北京でいろいろな競技を観戦している南原さんの様子が放送されていましたが、南原さんが北京入りしたのは15日で、初めて観た競技は水泳のメドレーリレーの予選だったようで。
ん?ということは、北島選手の歴史的瞬間にも遭遇出来ず、鈴木選手の試合も観ることが出来なかったのか!?
う~む、北島選手の歴史的瞬間はともかく、鈴木選手の試合に行けなかったというのは・・・。
鈴木選手は初戦で負けてしまいましたのでゲン云々という話ではなかったと思いますし、休みなしの連日の舞台はものすごく大変だったと思いますから千秋楽のあとにすぐ北京入りするというのは難しかったと思いますが、本人を目の前に約束しながらそれを守れないというのは如何なものか、と、いちおう苦言を呈しておきます(笑)。
それはそれとして。
南原さんは、15日には水泳のメドレーリレー予選を真剣な表情で観戦しつつも「いけいけいけ」と声援。
翌日の16日は鳥の巣に行き、男子20km競歩を観戦。
最初はメインスタンドから身を乗り出すように観戦し、競技場の大きなモニターを見て「あーいたいた山崎、ついてってるついてってる」と言っていた南原さんですが、「(競技場の外に)出ますか」と言うと、今度は周回コースに出て「山崎~!粘れ粘れ、いいよいいよ!!」と目の前を歩いていく山崎選手を大声で応援。
で、必死に歩いてる山崎選手を見て南原さんは「ずーっと自分と対話してるような感じがするよね、このスポーツは、歩いてる間、レースしてる間。歩くってのは過酷だよね、もう顔見たら」。
そしてレース後は、周回コースになっていた路面を実際に手で触れ、コースに敷いてあったマットのようなものをめくりながら「これ足にきそうだなぁ」と言い、腕とお尻をフリフリしながら競歩選手のように歩いてみる南原さん(笑)。
相も変わらず好奇心旺盛っぷりなところを見せてくれた南原さんでしたが(笑)、長~いコースを見て「とてつもない遠いよ、これゃ大変だ」と言ってすぐに歩くのをやめてしまってましたので、マラソン同様、南原さんが競歩をやることは無さそうな感じです(笑)。

その後南原さんは、「レスリングの決勝に進んだ二人を応援に行きます。行ってきます」と言いながら女子レスリングの会場へ。
会場の入り口では、お揃いの黄色いTシャツを着た家族と記念撮影をしていましたが、その家族は、なんと吉田沙保里選手のお兄さん家族。
南原さんは吉田選手のお兄さんに、「2連覇できるといいですね」と声をかけ、いざ試合会場へ。
決勝が始まり吉田選手がポイントを獲ると、手を叩きながら「よーし、よしよしよし!」。
で、第1ピリオド終了後は「大丈夫、落ち着いてる大丈夫」と、頷きながら冷静に観戦していた南原さんでしたが、吉田選手が金メダルを獲った瞬間は、拍手しながら指を一本天に突き上げ「イェ~!やった~!!」と言って大興奮(笑)。
そして、監督に肩車されて涙涙の吉田選手を見ていた南原さんの目にも涙が・・・。
う~む、南原さんはホントに一人で、驚・歓・奮・叫・涙 の5つの表情を見せてくれるな~(笑)。
しかもたった2日観戦しただけでこれですから、このあと大丈夫なのか、体はもつのかちょっと心配にもなりますが(笑)、そんな心配をよそに、夜は栗山さんと合流して今度は野球観戦。
朝から晩までオリンピックを堪能しまくりという感じの南原さんでありました(笑)。


そんな南原さんと栗山さんの五輪観戦レポのあとは、北京のスタジオから、南原さん、栗山さん、武内アナというメンバーで、オリンピック話をあれこれと。
南原さんの、(北京の)ボランティアは積極的、加油!加油!の応援がすごかった、という話などがありつつ、金メダルを獲った吉田選手や北島選手については、

南原 「4年間いろいろ取材さしていただいてですね、吉田選手もですね、やっぱりちょっと自分の力を信じられない時期もあった」
栗山 「あ、そうなんですか」
南原 「はい。監督も「若干、力が落ちたかな」っていうふうに、ちょっとコメントをした時があったんですよ。だからですね、アテネとは違ったあの涙、えぇ、監督も泣いてましたから、よっぽどこれ見て辛かったんだろうなっていうのが」
栗山 「えぇ」
南原 「辛い日々を乗り越えて来たんだな、2連覇の難しさ。北島選手も100m(のレースの後のインタビュー)で泣いたっていうね、えぇ、この4年間が決して平坦ではなくて、山あり谷あり、もうずっと、谷、谷、谷だったんですけども、この1年ぐらいで上がってきただけですから」
武内 「う~ん」
南原 「よっぽどここに来るまでが大変だったんでなっていう、2連覇っていうのが。ま、内容(結果)だけ見たら、ここだけ見たら圧勝してましたけども、実はそこまでが大変だったんでなっていう思いは感じましたけどね」
栗山 「やっぱり、あの、勝つことよりも勝ち続けることが難しいっていう、まさにそういうことがあるんですね」
南原 「そうですね」

長年取材してきた南原さんだけに、2連覇の難しさを語る話は実感がこもったものでした。
そして、これまで『Get』で放送された北島選手や吉田選手の特集を思い出すと、南原さんが吉田選手の試合を観て思わず泣いてしまったのも納得でありました。
それから、女子マラソンについての話では、先日の『スポドリ』でゲストだった有森さんの話を引き合いに出し、「(スタートラインに)立つこと自体、非常に大変なことだなっていう思いを受けましたね」という話もしてました。

あとは、野球で苦戦している日本代表について、栗山さんは「モチベーションが、気持ちが難しかった。(予選リーグなので)負けてもいいんだけど勝たなきゃいけないっていうところの、行ききれない感じっていうのを僕は正直言うと感じるところがあって」と話していましたが、確かに、テレビで観ていてもそんな感じがするな~。
大事なのは決勝トーナメントに入ってからの2試合ですが、ベスト4に残れなかったらなんにもなりませんし・・う~む、なかなか難しいところです。
ただ、今日のカナダ戦では苦戦しながらも勝ち、決勝トーナメントは何とか大丈夫そうですので、悲願の金メダルを目指して是非とも加油って欲しいです(笑)。

それから、競歩の話では、周回コースで実際に応援していた南原さんは「(応援してる場所から)2、3メートル(の場所)で(選手が歩いていて)、何回も何回もね、往復してくるんですよ。だから選手がこっちを覚えてるんじゃないかって、声援が届くんですよ」。
競歩の山崎選手といえば、『スポドリ』で南原さんとは顔馴染みですし、お客さんがそれほど多くないコースの側で南原さんはかなり大きな声で声援を送ってましたので、山崎選手には南原さんが応援してるって分かったんじゃないかな?(笑)。
南原さんの声援が届いていたのか山崎選手に聞いてみたいところですが、それは今後のお楽しみにとって置くとして(笑)。
南原さんが「山崎選手得意の50km残ってますから、僕ね、順位上げてくると思う」と言うように、本命の50kmでは山崎選手には上位入賞を目指し・・出来ればメダルを目指して頑張って欲しいと思います。

という感じの、VTR約7分、スタジオのトーク約5分の"南原清隆&栗山英樹 情熱的オリンピック"でありました。


Chapter 2 は、横浜ベイスターズの吉村裕基選手の特集。
Chapter 3 は、野村監督と長嶋一茂さんの対談。
Chapter 4 は、世界に実在するゴルフ都市伝説。

でした。


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『スポーツドリーム』 8/16

2008年08月16日 | スポーツドリーム
前回に引き続き、ゲストに有森さんを迎えての公開録音。

明日は北京五輪の女子マラソンということで、まずは南原さんから「レース前、いよいよ前日ということなんですけども、前日は選手はどういう心理状態、何を考えてるんですかね?」という質問。
有森さんは、アテネの時はレース前日は眠れなかったそうですが、マイナスのことは考えないようにして、眠れないながらも横になっていたとのことでした。
で、北京のコースについては、

南原 「あれ、石畳とかどうなんですかね?走りづらいとか」
有森 「路面がね」
南原 「はい」
有森 「やっぱ軍用車用の路面なんで非常に硬いということで、走りにくいとは言われていますけど、ただ、それなりにみな脚鍛えてきてるので」
南原 「はい」
有森 「で、ま、二時間ちょっとのことですから」
南原 「いや(笑)アッハハハハハ、アッハハハハハ」
有森 「(笑)」
南原 「いやそれ、二時間ちょっとですけども(笑)、みんな大変な二時間ちょっとじゃないですか?」
有森 「いや、ただですね、実際あんまり気にならないんですよ、当日は」
南原 「あ、そうなんですか」
有森 「当日は、もう前日まであぁだこうだって言われてることが、当日気になったっていう選手はほとんどいません、あんまり」
南原 「あ、そんなことはもう・・」
有森 「そんなことよりも集中が全然違うところにあるので」
南原 「あ、そうなんですか」
有森 「はい」
南原 「それなりにアドレナリンも出ますし」
有森 「出ますし」
南原 「はい」
有森 「応援に押されるし」
南原 「はい」
有森 「あ、だから「そうだったね」っていうぐらい、私なんかコンタクトレンズ半分で走りましたから、バルセロナ」
南原 「えぇ~!?あ、そうなんですか?」
有森 「そうなんですよ、落としたんです当日の朝に(笑)」
南原 「ハードですか?ソフトですか?ま、どっちでもいいんですけどね」
有森 「(笑)、ハードで」
南原 「ハードで」
有森 「0.05以下なんですね、私、視力が」
南原 「・・え!?」
有森 「(笑)」
南原 「じゃ半分視界がぼやけて走ってたんですか?ずっと」
有森 「そうです」
南原 「気持ち悪くなかったですか?」
有森 「いや、もう、落とした瞬時は気持ち悪かったんですけど」
南原 「はい」
有森 「レース始まって、見えなかったこと、不便だったことは何も覚えてないんです」

という話もしてましたが、片目のコンタクトも気にならなかったという有森さんにビックら仰天(笑)。
いや、ホントに、有森さんの集中力を物語るエピソードを聞いて、私も南原さんと同じくラジオの前で感心&感心でした。
あと、北京は大気汚染・・云々ということが言われていますが、有森さんいわく、「空気がどうだとか、コースがどうだとか言われてますけど、気になるようだったらもうアウトですね」とのことでしたので、そういうことを騒いでるのは外野だけで、実際に走る選手にとってはあまり関係無いみたいです。

あとは、明日の女子マラソンでの見所などの話もあれこれと。
有森さんによると、最初の4キロぐらいにある狭い門を通る時ににイライラせずに余裕を持てるかどうか、大学の中の狭い道のカーブでペースを上げて逃げる選手が出てくるかも、そして、一ヶ所ある最後の坂が勝負どころ、というあたりがポイントとのことでした。
あと、「給水が大事」という話もしてましたが、レース後半に飲む給水は、体が枯渇しているので「筋肉と皮膚の間をすっと水が通るような感覚」とのこと。
それを聞いた南原さんは「いや~!?すごい!」」「そういうぎりぎりのとこまで体がなってる、この、アスリートのマラソンっていうのはすごいですねぇ~」と、またまた感心しきりの南原さんでありました(笑)。
それから、有森さんは給水にはアミノ酸飲料を入れていたそうですが、

有森 「あれ(アミノ酸)をオリンピックで最初に使った、いちおう人間なんで」
南原 「あ、そうんなんですか」
有森 「はい」
南原 「へ~、今、高木ブーさんが使ってるやつですよね」
有森 「あ、高木ブーさん(笑)、ま、Qちゃんがね」
南原 「Qちゃんも(CM)やってますけどもね(笑)」
有森 「はい(笑)」
南原 「どうしてもブーちゃんのほうに印象がいくんですけども」
有森 「はい(笑)」

というやり取りも(笑)。
高木ブーさんとQちゃんが出てたアミノ酸飲料のCMは今もやってたっけ?という疑問もありますが(笑)、それはともかくとして。
そのほかにも有森さんの憧れの人は矢吹丈でアトランタの前にちばてつやさんから丈の似顔絵を貰った、という話などもありつつ、和やかに番組はエンディングを迎えたのでありました。

あ、それから、先週の番組のエンディングで南原さんが「(来週は)三人の日本人女子ランナーについてじっくりとお話を伺います」と言ってましたが、今回は個別の選手についての話はありませんでした。
公開録音ではそれぞれの選手についての話も当然出ていたのではないかと思いますが、野口選手が故障欠場ということで、そのへんの話はすべてカットしたのでしょう。
う~む、野口選手の欠場ははなはだ残念。
もちろん野口選手自身がいちばん悔しい思いをしていると思いますが、明日は土佐選手と中村選手の二人に是非とも頑張って欲しいと思います。


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昼寝中

2008年08月15日 | あれこれ
とある公園で、気持ち良さそうに寝ていたネコをパチリ。
超接写したにもかかわらず我関せず、そして、この暑さも関係なしに昼寝に没頭していたネコでありました(笑)。

ところで、『YEBISU亭』&『大銀座~』そして『お蝶』の南原さん祭り(笑)が終わってしまい、ちょい気の抜けた日々を送っている今日この頃。
で、それぞれの感想記を書こうと思うのですが、今度はオリンピック祭りに気をとられてそれどころではありません(笑)。
特に昨日は、北島選手の2大会連続2冠の偉業に大喜びしたり、柔道の鈴木選手のまさかまさかの敗戦に呆然としたりと、文字通り一喜一憂。
鈴木選手は今年初めの『Get』で、常に相手を仕留める柔道をしたい、それを世界に見せつけるために勝つ、日本の柔道で勝つ・・ということを力強く語っていただけに、まさかこんな結果になろうとは鈴木選手自身も予想だにしていなかったと思いますが・・・う~む、只々無念です。
四年に一度のオリンピックで勝つことの難しさをつくづくと感じながら、鈴木選手の涙に哀歓を共にしてしまった一日でありました。


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また行ってきました、北千住

2008年08月12日 | ウンナンあれこれ
『耳かきお蝶』の千秋楽に行ってきました。
ふんどしに葉っぱをつけた日向の旦那(笑)が、はっぱ隊のポーズ付きで「行水したら気持ちいぃ~~!」ってなことを言ってみたり(笑)、アサリの入った天秤を重量挙げのように持ち上げて「がんばれニッポン」ってなことを言ってみたりと、微妙に初日に観たときとは変わっていて、生の舞台らしさを堪能した千秋楽でありました。

詳しい感想などは後日書こうと思っていますが、第一幕のミラクル浪人・南原さんは、おいしいとこを食い抜けしてるな~という感じ(笑)。
出番は少ないけど、ひょうひょうとした日向翔之進はかなりおいしい役どころでした(笑)。
第二幕では南原さんの殺陣もあり、それが見せ場になっていましたが、決めのポーズや所作などは綺麗に決まっていて、さすがという感じでした。
あと、初日にはなかったカーテンコールも今日は見ることが出来ましたし、大いに盛り上がっていた千秋楽。
一週間連続12公演というのはかなり大変だったのではないかと思いますが、無事に千秋楽を迎えられて何よりでした。
出演者の皆さんホントにお疲れ様でありました。


あ、それから、今日もロビーには色々なお花が飾られていましたが、このコンビからはこんなお花が。

          

たぶん初日にはなかったと思いますが(もしかしたら見落としていたかも)、相変わらず凝ったお花を出していたキャイ~ンの二人にちょっと笑ってしまいました(笑)。


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『Get Sports』 8/10

2008年08月11日 | Get Sports
ここ2ヶ月ほど『Get』への出演がない南原さん。
この日も舞台の真っ最中ということで、当然ながら南原さんは出てませんでした。
が、しかし、次週予告で登場(笑)。
しかも、その次週予告が、各局の女子アナがやっている民放五輪CMのパロディになっていて大笑いでした(笑)。

驚・歓・奮・叫・涙 の5つの表情をしているオリンピック観戦中の南原さんの映像が次々に流れ(一人で5つの表情を見せてくれるところがすごい・笑)、「情熱的オリンピック、北京を観るならGet Sportsで」というナレーション。
そして、アテネの野球場でネット越しに「中畑~!」と叫んでる南原さんの映像(いくら世代とはいえ、何でコーチの名前を叫んでるんだ?・笑)。
アテネの柔道会場の観客席では、ゲンになってる鈴木選手が金メダルを獲って帰ってくるところに「すずき~!」と叫んでる南原さん(テロップでは「すずけ」と出ていて、よくよく聞いてみるとたしかにそういうふうに叫んでいるようにも聞こえました・笑)。
アテネの水泳の観客席では、夕日のなか南原さんはサングラスをかけていましたが、レース前(?)に「メガネにしようか」と言って、ちゃんとメガネに掛けなおしていた律儀な南原さん(笑)。
夜のアテネの街では、遠くに見えるライトアップされたパルテノン神殿を指差し「あれバックに写真撮ろうよ」と言ってる、すっかり観光気分の南原さん(笑)。
女子マラソンのゴールになっていたアテネの競技場では「ノグ~チ、カモン!頑張れ~」と何故か英語交じりで応援してる南原さん(笑)。
そして、アテネの水泳会場の片隅で、お揃いの"KITAJIMA"Tシャツを着てる女性三人と記念撮影をしていた南原さん。
で、写真を撮っていた男性からは

男性 「ナンチャンいい男だ」
女性 「ナンチャンね」

という声も(笑)。
映像がすべてアテネ五輪の時のものだったのは、現在、北千住にいるミラクル浪人としては仕方のないところですので、それは置いといて(笑)。
『Get』はこんなおいしい映像を撮っておきながら、何故もっと流さないんだ?(あと、リュックを左肩にかけてアテネの街(?)をぶらり歩いてる南原さんの映像などもちょこっと流れてました・笑)
『Get』は真面目なスポーツ番組ですから仕方ないといえば仕方ないのですが、こういう映像を埋もれさせとくのはもったいないな~。
今まで南原さんが取材をして放送されていないVTRは恐らく何百時間もあると思いますし、今回放送された以外にもおいしい映像はたくさんあると思いますが、今回の次週予告では、普段は放送されないVTRの中から厳選されたレアな映像を堪能(と言っても約37秒でしたが・笑)してしまいました(笑)。
で、来週は「北京から南原清隆が感動を伝えます」とのことでしたので、久し振りに『Get』出演の南原さんが見られそうです。
100メートル平泳ぎの歴史的瞬間には遭遇することが出来なかったミラクル浪人ですが、200メートルでは是非ともミラクル記者として歴史の生き証人になって欲しいと思います(笑)。


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『スポーツドリーム』 8/9

2008年08月10日 | スポーツドリーム
今回は、ニッポン放送のイマジンスタジオで行なわれた公開録音の様子を放送。
ゲストはマラソンの有森裕子さん。

まずは、

南原   「さぁ! ね、今日は公開録音ということで皆さんに集まってもらいましたね。皆さん暑い中ありがとうございます。ねぇ、えぇ・・元気ですかっ!」
お客さん 「(ばらばらの声で)元気です」
南原   「アッハハ、いいですね~、(笑)いきなりお父さんが「元気です」」
お客さん (笑)
南原   「若い人のほうがシャイでございましたけどもね」

ってな感じで、アントキの猪木ならぬ、ナントキの猪木の「元気ですか!」という挨拶で番組はスタート(笑)。
で、「皆さん、ご自身に拍手をお願いします」「なかなか自分で自分を拍手するのないですけど」と言ったりして80人のお客さんの客いじり(笑)などがありつつ、有森さんを迎えてマラソン話をあれこれと。
有森さんのプロフィール紹介などがあったあと、南原さんからは、

南原 「僕、有森さんの言葉ですごく好きなのがね、あの、メダルを獲ったのも大事だけども、そのあとがすごく大事だと」
有森 「はい」
南原 「そのあと、やっぱり世間は、人は見られてる。そこをキチンとやりたい、っていうのを僕は何かで読んだことがあるんですけど、これはどういったことなんですかね?」

という質問。
有森さんいわく、「オリンピックのメダルっていうのはそこで輝くんじゃなくて、それを生かして生きていけることで獲った価値がある」「(バルセロナのあと)四年間苦しんだぶん感じたことがあった」とのことでした。


あとは、小出監督の話などもありつつ、お客さんからの質問コーナーに。
まずは、12歳の少年から、

少年 「走ってるときは何を考えていますか?」
南原 「そう、ねぇ、ホントそう思うよねぇ。何考えてるんですか?」
有森 「長いですもんねぇ」

という質問。
有森さんによると、スタート前は「やっとスタートラインに来れたって思ってます」。
そして、(スタートラインで)周りの選手を見て強そうだなと思ったら自分に不安要素があるというふうに思う、レースの前半は自分の体が重いか軽いか、35キロ地点では、今苦しいけど「あんなすごい坂走ってきたじゃん」とか「あんな練習してきたじゃない」と考え、競技場に入ったら何も考えず前しか見てない、とのことでした。
う~む、レース前もレース中も常に冷静に周りや自分を見ているというのはさすがだな~、という感じの有森さんの話でありました。

そして次の質問では、

女性 「マラソンを始めて一年になるんですけど」
南原 「あ!?え!?トモコさんが?」
女性 「はい」
有森 「すご~い」
南原 「へぇ~!?」
女性 「モチベーションの上げ方や、また持続をさせる秘訣などがあったら教えてください」
有森 「あぁ」
南原 「マラソン!?フルマラソンとかもやるんですか?へぇ~~~~~!?」
有森 「すごい」
南原 「ねぇ」
女性 「東京マラソンに・・」
有森 「東京マラソンがきっかけ?(笑)」
女性 「はい」
有森 「(笑)」
南原 「出て、気持ちよかった?」
女性 「気持ちよかったです」
南原 「あ、そうですか」

というやり取り。
南原さんは、フルマラソンをやってるという女性にマジ驚き&マジ感心(笑)。
で、女性の「気持ちよかったです」という言葉には、「あ、そうですか」とあまり気のない感じの相槌(笑)。
南原さんは中学時代の駅伝部のトラウマがいまだに癒えてない感じだな~(笑)。
以前この番組に出た谷川さんからのマラソンの誘いも頑なに固辞してましたし、好奇心旺盛な南原さんですがマラソンを走ることはやはり無さそうです(笑)。
ちなみに、マラソンを続けていくコツは、体重が減ったとか、着れない服が着られるようになったというような、目に見える自分自身の変化を形に残して楽しんでいくといいのでは、とのことでした。


来週に続く・・・。


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