Untersee-Boot

あるいは感想記として

『Get Sports』 4/25

2010年04月28日 | Get Sports
ニュース&スポーツへの出演はなかった南原さんですが、『Get』本編にはVTRで出演してました。

この日の放送は"GET SPORTS SWIMMING WEEK"ということで、先日行われた、パンパシ水泳代表選考会を兼ねた競泳日本選手権の特集を3本(あと、宮里藍選手企画も一つ)。

lane1 北島康介×南原清隆 激白!北島が求めた"進化"
4月18日午後7時47分、扉を開けて入ってくる北島選手と、控え室で待っていた南原さんの、

南原 「どうも~」
北島 「失礼しま~す」
南原 「お疲れっす、どうもすいませんお疲れのところ」
北島 「こんばんは、お疲れ様です」
ナレーション 「激闘を終え北島康介がすべてを語った」
(両手でがっちり握手をする北島選手と南原さん)

というやり取りで、最初の特集はスタート。
日付だけでなく細かい時刻までテロップで出すのは何でだ?とも思いましたが、どうやらこれはドキュメントふうの演出を意図したものだったようで。
水泳の特集なので"Chapter"ではなく"lane1"としてみたり(日本語で言うと「第一のコ~ス」ですが・笑)、今回は色々と工夫を施し気合の入った構成になってました(笑)。
ちなみに、インタビューのときは北島選手はジャージ姿、南原さんはグレーのパンツにグレーのジャケット、ジャケットの下にはV字の胸元に2本のラインの入った白いベスト(?)を着ており、爽やかさを演出してました(笑)。

続いて、ナレーションの「8月に行われる国際大会パンパシ水泳アーバインの代表を懸けた戦いに、2001年から取材を続ける南原清隆が迫った」という言葉とともに、この日客席から真剣な顔で観戦していた南原さんの姿や(一人置いて手前に松岡修造さんも半分見切れて映ってました・笑)、これまでの南原さんと北島選手の軌跡(笑)も映像で短く紹介。
ミックスゾーンで北島選手と握手をしている短髪清隆の頃の南原さん(笑)。
北京五輪の試合前(かな?)インタビューゾーンで北島選手と両手でがっちり握手をする南原さん。
そして、金メダルを手に持ち嬉しそうな北島選手と、それに負けず劣らずの満面の笑顔で親指を立ててツーショットで写真を撮ってる南原さん。
約13秒ほどの短い映像でしたが、北島選手と南原さんの9年間の思い出が走馬灯のように蘇る編集でした(笑)。
・・あれこれと書きましたが、ここまではプロローグで、今回の特集はここからが本当のスタート(笑)。



2008年の北京五輪で2大会連続2冠を達成した北島選手は、翌年、練習拠点をアメリカの南カリフォルニア大学に移し9月から本格的に練習を再開。
プールでバランスボールを抱えながら泳いだり、海で寒中水泳をすることになり「カモン、コースケ」「ホントにやだもん」というやり取りなどのアメリカでの練習の様子。
「ロンドンで自分が勝負したい、勝負できる位置にまで戻すんだったら、もうやんなきゃ駄目だなっってやっぱ思って、それが自然に体がそう思えたっていうか」という北島選手の話。
そして、3月にアメリカのコロラドで平井コーチとともに合宿をしたときの様子・・以前より上半身が強くなっているのでそれに本来のキックの強さが出てくればさらに進化出来る、という平井コーチの話など、北島選手が復帰するまでをVTRで振り返ったあと。

4月13日午前10時44分
東京辰巳国際水泳場で行われた50m平泳ぎ予選。
平井コーチと上野監督見守る中、これまでよりも腕のかく数が二かき多い新しい泳ぎで、日本新記録を出した北島選手。
ただ、
4月15日午後8時08分
200m平泳ぎ決勝では、本来持っている伸びがなく4位。
そして、
4月18日午後5時48分
南原さんが客席で見守るなか行われた100m平泳ぎ決勝。
優勝は立石選手、北島選手は2位。
レース終了から1時間30分後、
4月18日午後7時47分
「北島が南原にすべてを語った」というナレーションに続き、

南原 「どうも~」
北島 「失礼しま~す」
南原 「お疲れっす、どうもすいませんお疲れのところ」
北島 「こんばんは、お疲れ様です」
南原 「ご無沙汰してます」
北島 「ご無沙汰してます」
(両手でがっちり握手する北島選手と南原さん)。

というやり取りでインタビューがスタート(冒頭のやり取りはここにつながってます。同じおこしを書いてますが、決してデジャヴュではありません・笑)。
南原さんのインタビューに答えていた北島選手いわく、(今回のレースは)厳しい面のほうが多かった。思っていた泳ぎが出来ないというのと自分が思ってる記録の不一致など戸惑いもあったが、何とか最後の最後では修正して泳ぎきれた。
50mの予選が良かったので(100mでは)もう一回あの感覚で水を切っていく泳ぎがしたいなと思ったし、そういう感覚が自分の体が覚えてるとしたらそういう泳ぎが出来ると思っていた。
50mの(日本新記録を出した予選の)レースがなかったら(100mは)自信を持って行けなかったと思う。アレがなかったら今回ダメダメで終わってたかもしれないですね。
とのこと。
北島選手のインタビューの途中、100m決勝で北京五輪のときよりも2回多い腕のかき数で泳いだことについて、平井コーチの「昔の良いイメージに戻そうと思ってあまり成功した例、あんま見たことないので」「今までやったことないような泳ぎっていうのにね、チャレンジしていくほうが、僕はその、精神的にもねいいんじゃないのかなと思ってます」というインタビューも流れていましたが、どうやらこれも南原さんが話を聞いていたようで。
姿は映っていませんでしたが、「う~ん」と相槌を打っていたのが南原さんの声だったと思いますので、多分間違いない・・と思います(笑)。
あとは、「そして南原清隆が北島康介にどうしても訊きたかったこと」ということで、

南原 「別にこの世界じゃなくてもね」
北島 「はい」
南原 「この勝負の世界じゃない世界でも」
北島 「うん」
南原 「もう生きていけるじゃないですか」
北島 「ハッハハハハ」
南原 「アハハハハハ、もう」
北島 「はい」
南原 「金メダルをね、2つの大会で獲って」
北島 「(頷く)」
南原 「勝負の世界にまた戻ってきたっていうのは何なんですかね?」
北島 「う~ん、その、ま、去年1年水から遠ざかって外から水泳を見させてもらって、新しく自分がどういうことはじめようかっていうふうに考えたときに、ま、やっぱりその・・自分が戻るイメージって最初はなかなか付かなかったんですけど」
南原 「はい」
北島 「だんだん時間が経つにつれてこう「まだ出来るんじゃないかな」とか、こう・・ま、「チャンスがあればもう一回日の丸つけたいな」とか」
南原 「うん」
北島 「っていうふうにやっぱ思うようになってきて・・ま、そういうドキドキ感とか」
南原 「うん」
北島 「緊張感っていうのを、もう一度味わえるんであれば」
南原 「うん」
北島 「そこで勝負できるんであれば、僕は勝負しに行くべきだな・・と思って」
南原 「「いや~これが勝負の世界だな」と」
北島 「うん、だから全部ひっくるめてすごい楽しかったし」
南原 「うん」
北島 「負けても全然・・う~ん、何て言うんだろう、ま、悔しいんだけど、自分の泳ぎ出来たことに対しての達成感のほうが大きかったから今回」
南原 「うん、うん、うん」
北島 「う~ん、だから、今の自分を知る上ですごい大切な大会だったと思います」

という話があったり。
それから、「オリンピックで勝負するために必要なこと、もう一回あの舞台に立つために必要なことをこれから追求していきたいなと思ってますし、やっぱオリンピックは僕の中では特別な場所だし、そのためにやる意味は大きいんじゃないかなと僕は思ってるんで、まだまだそこの道は遠いかもしんないけれども一歩ずつ、ま、今回もその一歩になったと思うし、一歩ずつクリアしていきたいなと思います」という北島選手話や、

南原 「またこれからの勝負の世界」
北島 「はい」
南原 「思うように行かないことも多々あると思いますけども」
北島 「すごい多いと思います、ハハハハ」
南原 「アッハハハハ」
北島 「はい、喜びはちょっとなんですよ、やっぱ、はい」
南原 「なるほど」
北島 「苦しいことがたくさんありすぎて、はい」

というやり取り。
そして最後は、

北島 「ま、伸び伸びやってる、ね、アメリカでやってるのと違って、日本帰ってきてパッて来たときに、この緊張感と」
南原 「(笑)」
北島 「このプレッシャーと、いや~久々にくらいましたね」
南原 「アッハハハハ」
北島 「はい(笑)」
南原 「でもこの緊張感、嫌いですか?好きですか?」
北島 「う~ん、嫌いじゃないんですよ」
南原 「アッハハハハ」
北島 「う~ん、嫌いじゃないから・・う~ん、やめられない、はい」

というやり取りで、南原さんPresentsの北島選手の特集は終了。
長年取材をしてきた(されてきた)間柄なだけにインタビューは終始和やかな雰囲気でしたし、北島選手の「喜びはちょっとなんですよ」「苦しいことがたくさんありすぎて」という普段聞けないような話なども聞くことが出来、最後まで面白く見てしまいました。
それから、北島選手はこれから本格的にロンドン五輪を目指していくようで。
南原さんが北島選手の追っかけをする日々は、まだまだ続くようです(笑)。



続いては、
lane2 古賀淳也VS入江陵介
去年の世界水泳100m背泳ぎで金メダルを獲った古賀選手。
でも、同じ泳ぎをしていたら速くなれないと思い、100m、200mの日本記録保持者の入江選手の泳ぎも参考にしながら新しい試みをしているとのこと。
腕のかき初めに強いキックを打つ入江選手は前輪駆動、古賀選手は後輪駆動の泳ぎをしていたが、理想は腕のかき初めと終わりにキックを打つ四輪駆動の泳ぎだそうで。
古賀選手いわく、進化の過程として自分に対しての変化が必要だと思っているし、新しい試みをしてもっと速くなる糸口をつかめたらなと思う。そして、絶対に勝てる泳ぎ、絶対的な力を持った泳ぎをしたいと思います。
とのことでした。
そんな古賀選手が出場した男子100m背泳ぎ決勝は、古賀選手が優勝、入江選手は2位。
泳ぎ終えた古賀選手は、理想の泳ぎからはまだ45パーセントぐらい、とのことでした。
200m背泳ぎ決勝は、入江選手が優勝(古賀選手は出場せず)。
レース後、今度は入江選手に南原さんがインタビュー。
入江選手は大会の1ヶ月前に右足首を捻挫してしまい、2週間くらい練習できない状況のままレースに臨んだ、とのことでしたが、

南原 「200が終わる前までこう黙ってたというか、それはどういったアレだったんですか?」
入江 「やはり試合前から言い訳はしたくないと思ってましたし」
南原 「はい」
入江 「やはり自分がそういう怪我をしてるっていうと周りの選手にとってはプラスに」
南原 「あぁ」
入江 「気持ち的に楽になってしまうので」
南原 「あぁあぁ、じゃあやっぱ古賀選手にも悟られないようにしてたんですか?」
入江 「そうですね、もちろん」
南原 「もちろん」
入江 「古賀選手にはやっぱりいちばん言いたくなかったですし」
南原 「はい」
入江 「自分が言うとやっぱり古賀選手も気持ち的に楽になると思うので」
南原 「なるほど」
入江 「そういったとこでやっぱりお互いに意識しあって」
南原 「はい」
入江 「やっぱそういうプレッシャーの中でのレースを楽しみたかったので」
南原 「うん」
入江 「誰にも報告しなくてホントに」
南原 「あ」
入江 「平井先生にも上野監督にも」
南原 「そうですか、じゃあ孤独な戦いだったですね」

とのこと。
ちなみに、平井コーチはレース後記者からその話を聞き、「それは全然聞いてなかったので、内緒にしてたんだな、あいつは、後で怒ろう(笑)」と、笑いながら話してました。
で、実際、

入江 「さすがに「言えよ」って怒られましたね(笑)」
南原 「アッハハハ」

というふうに怒られたようです(笑)。
その後は、去年は北島選手が一時休養して自分に注目が集まったのと、それにプラスして水着問題(2009年5月、日豪対抗の200m背泳ぎで世界新記録を出すが水着が認可されず世界記録は幻に)があり、「正直言ってす~ごく大変でしたね、ホントに」。
水泳とは別の意味で注目されていたので、タイムが良くてもどこどこの水着みたいなふうにといわれたりするのが、選手にとってはいちばん辛い。
水着の影響も多少あると思うが、記録でアッピールしていきたいという気持ちは強い。
という話などがありつつ、

入江 「やっぱり(足首を捻挫して)全然泳げなかった中での、この大会の記録だったので、それが8月はどうなるのか自分でも楽しみです。パンパシフィックでは4年前に初めて日本代表に入らさせてもらった思い出深い大会でもありますし、そのレースでは同じレースでピアソル選手が世界新記録を出した大会でもあるので」
南原 「あぁ」
入江 「ある意味リベンジの大会でもあるので」
南原 「うん、世界と、もう一度」
入江 「そうですね、もう一度真正面から向き合っていきたいと思いますね」

というやり取りで、古賀選手と入江選手の特集は終了。
世界選手権で金メダルを獲ってもさらに上を目指す古賀選手と、顔は優しくても芯はしっかりしてる入江選手。
二人のキャラクターや、ライバルとしてのいい関係などがよくわかる、こちらも面白い特集でありました。


そして、
lane3 萩原智子 8年ぶりの代表復帰へ
ハギトモ選手も出場した女子100m自由形決勝の中継録画(萩原選手は3位)。
日本新記録が出た、男子50m自由形決勝の中継録画。
そして、こちらも日本新記録が出た、男子400m個人メドレー決勝のダイジェスト。


最後は、宮里藍選手の特集。
でした。


あ、それから、番組の途中に『Get』の本の宣伝もしてましたが、今までとは違うバージョン・・南原さん、栗山さん、中西さんがスタジオに三人並んで、南原さんが「えぇ、私が今好きなのはですね、"経験ほど大きな財産は他にはない"松井秀喜選手です」と言っているバージョンの宣伝が流れてました。
この言葉を選んだというのは、今の南原さんらしい、という感じです。

あと、『Get』のHPのブログに載っている、栗山さんの誕生日お祝いの記事。
南原さんや栗山さんのスーツなどを見ると、あれは先週のニュース&スポーツ終わりにお祝いした写真のようで。
栗山さんが49歳になったというのには、「童顔にもほどがあるぞ」と思わずツッこみを入れたくなりますが(笑)(あ、でも、昇太さんは50歳ですから童顔おじさんの上には上がいますが。しかもどちらも未婚ですし・笑)、兎にも角にも、誕生日おめでとうございます。
これからも「ナンチャン」を連発をしながら、南原さんに野球の面白さと奥深さを教えてあげてください(笑)。
あと、"コンカツ"については、南原さんに訊けば何かといい話をしてくれる・・のではないかと思います(笑)。


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2010年04月25日 | あれこれ
SHA.LA.LAのチケットは、人様のご好意に甘えっぱなしで無事入手することが出来ました。
ありがたいお話をいただき、改めて感謝多謝です。
まだまだ先の話ですので、ホントにやるのかいな?ってな感じで今いちピンと来ていなかったりもするのですが(笑)、SHA.LA.LA.の舞台を観るのは初めてですので、楽しみにしたいと思います。

舞台といえば、現代狂言Ⅳのいわき公演は中止になったとのこと(いつもお世話になってますのサイト様、わざわざ問い合わせていただきありがとうございました)。
いわきは意外に近そうだったので、実は密かに観に行く計画を立てていたのですが・・・う~む、さらに進化たところを観られると思っていたのに、それが叶わず終わってしまい本当に残念です。
こうなったら、6月はW杯を目一杯楽しむしかないな(あ、6月はSHA.LA.LA.もあるか・笑)。

それから、今日の『Get』にも南原さんは出るようで(こちらの情報もありがとうございました)。
久しぶりに『Get』のHPを覗いてみたら、知らぬ間にリニューアルされており、真面目に更新もされていてちょいビックリしましたが(笑)、何にせよ、2週続けての出演はめでたいことであります(笑)。
ちなみに、昨日の『スポドリ』は野球中継が延長してお休み。
こちらはちょい残念でありました。

『ラフな感じ』は、まだざっとしか見れてませんので、感想などはいづれまた。


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『Get Sports』 4/18

2010年04月21日 | Get Sports
1ヶ月ぶりに『Get』出演の南原さん。
ここのところ月イチ出演が恒例になっていますので、今回もまたまた♪お久しぶりね~♪であります(いつも同じフレーズを書いてしまいスミマセン・笑)
あ、でも、ニュース&スポーツのCM前、いつもミニミニコントをやってるところで南原さんが、この日試合があった北島選手について「今日(試合が)終わった後ちょっと北島選手と話をしたんですけども」と話しており、来週はその競泳日本選手権のドキュメントを『Get』で放送するようですので、もしかしたら2週続けて南原さんも出る・・かも??
ただ、番組終わりに流れていた次回予告に南原さんの姿は映っていませんでしたし、試合の様子を中継録画で放送するだけかもしれませんので(『Get』ならそういうことをやりかねないからな~・笑)、もし南原さんが出なかったら悪しからずです。


『Get』本編は、まずは、"LAエンゼルス松井秀喜×栗山英樹 ホームランバッター復活へ打撃法徹底検証"と題した、ヒデキ対談(笑)。
アリゾナのキャンプ地で、栗さんのインタビューに答えていた松井選手いわく、メジャーに来てから手元で小さく変化するボールに対応するために、日本にいたときよりミートポイントを後ろに持ってきていたが、その打ち方だとバットの振り出しからミートポイントまでの距離が短いのでボールに力を加えにくく飛距離が落ちていた。
今は、トップの位置(打ちにいくときのバットの位置)を修正して体から離し、しっかり引きつけて強く打つようにしている。
いわく「体との距離をとってあげないと強く打てないですから」とのことでしたが、巨人時代のバッティングを全体的に少し後ろに下げたような今のバッティングなら、ボールを長く見てなおかつ強く打つことが出来るし、そういうバッティングを自分の中で出来るようになってきたのではないかと思う、とのことでした。

スタジオのG-Talkは、南原さん、栗山さん、中西さんに中山アナといういつものメンバーで松井選手の打撃についてあれこれと。
まずは、ヤンキースタジアムで行われたチャンピオンリングの贈呈式について、南原さんから「華やかな開幕ゲームというより、ちょっとこう心あったまる映画のワンシーンのような・・」という話などがありつつ。
栗山さんからは、「今年ね、ホントにこう、(松井選手が)ホームラン王(を獲る)っていうのが、現実味を帯びてきてるんだと思います」。
それはなぜかというと、スタジオでバットを構えながらバッターボックスに立ち説明していた栗山さんによると、今までの松井選手のミートポイントは、インコースは前、アウトコースは後ろで、「ヒットをたくさん打つバッターと同じようなポイントになっていたわけですね」。
でも、今は、巨人時代と同じようにインコースもアウトコースも同じ位置(前のポイント)で打てるようになっている(ただし手元で小さく変化するボールに対応するため、日本にいたときより全体的にポイントは少し後ろ)。
こういう打ち方なら、外の球も距離を取って打てるのでセンターから右中間に引っ張ることが出来るし、ホームランを量産出来る、とのこと。
そんな松井選手のミートポイントの変化を、南原さんもバットを構えて体感してみますが、

栗山 「これ、どうですか?感覚」
南原 「いや~!これで・・こ~れは難しいですね」
栗山 「ちょっと難しい感じします?」
南原 「難しいですね」
栗山 「外打つのやっぱりこっちのほうが(と言いながら外角に置いてあるボールのポイントを後ろに下げる)」
南原 「そうですね、ま、強い打球が・・」

と、ちょっと戸惑い気味の様子。
中学時代野球部の副キャプテンだった南原さんは、どうやらホームランバッターではなくヒットを打つ選手だったようです(笑)。

その後は、松井選手が今シーズン打った3本のホームランをVTRで振り返りながら、実際に外角の球をホームランにしてる様子を確認したり、ミートポンイトについても南原さんが「ホントだ、前のほうになってますね」と、栗さんの話にウソがなかったということを確認したりしてました(笑)。
で、栗山さんは、松井選手はメジャーに行って手元で変化する球がデータとして理解できるので、心に不安がなく今年はボールにバットを当てに行くのではなく初球からどんどん振れる。「こうなるとガァ~と振りにいけますで、こうなってくれるんであれば、ナンチャン、(ホームラン王)行くかもしれないですよ」と、ナンチャンに向けて嬉しそうに語ってました(笑)。
最後は、

栗山 「もう是非ですね、今年、松井選手が」
南原 「はい」
栗山 「膝の故障さえなければ」
南原 「そうですね」
中山 「そうですね」
南原 「膝のじょじょ、状態どうだったんですかね?」
栗山 「これ、1年間もって欲しいなと」
南原 「アッハハハ」
栗山 「大丈夫な感じあります」
中西 「もってくれれば」
栗山 「35本から40本、可能性十分だと思います」
南原 「期待しましょう」

というやり取り・・南原さんがちょっと噛んでしまったやり取りで(笑)、約8分間のG-Talkは終了。
今回は、南原さんがせっかくバットを持っていたのに、実践ではなく栗さんから説明を受けていただけという感じでちょっと残念ではありましたが、松井選手のミートポンイトの変化の話は面白く興味津々で聞いてしまいました。
松井選手の「体との距離をとってあげないと強く打てないですから」という話は、以前城島選手が話していた「(スイングの)後ろを大きく」というのと共通してるようにも思いますし、バッティングの勉強になる特集でありました(笑)。


続いては、サッカー日本代表の特集。
2001年11月7日に行われた日本VSイタリア試合のダイジェストが流れたあと、

中西 「ということで南原さん」
南原 「はい」
中西 「どうですか?」
南原 「いや~~、(とぼけた感じで)いい試合ですよ」
スタジオ(笑)
南原 「いや、今見ても興奮します、いい試合ですよ」
栗山 「素晴らしい試合ですね(笑)」
南原 「素晴らしい試合です」
中西 「えぇ、あの、今回はですね、過去2週間で」
南原 「はい」
中西 「すっかりお馴染みになりました、前日本サッカー協会技術委員長の小野剛さんに来ていただいてですね、お話伺いたいと思います」
南原 「はい」
中西 「お願いします」
小野 「よろしくお願いします」
南原 「お願いします」

というやり取りで、スタジオのG-Talkがスタート(笑)。
中西さんから「どうですか?」という質問をされ、「いい試合ですよ」と、かなりいい加減な答えをしていた南原さん(笑)。
いや、でも、昔の試合のVTRを見せられてあんな大雑把な質問をされたら、ざっくりとした答えしか出来ないのも無理のないところです(笑)。
それから、このやり取りの中で中西さんが話していましたが、『Get』では先々週から前日本サッカー協会技術委員長の小野剛さんと中西さんが解説するサッカー企画・・"日本サッカー未来を切り開く「10」の試合"という特集をやっているようで。
南原さんが出ていなかったので早送りしてちゃんと見ていなかったのですが(笑)、日本の過去の試合の中から未来につながるプレーにスポットを当て、W杯で勝つための提言をやっているようです。
ちなみに、先々週は"ロングフィード"、先週は"コレクティブカウンター(集団で繰り出すカウンターアタック)"というのをやっていた・・みたいですよ(全然知らなかったかな~・笑)。
で、3回めの今回、注目するプレーはというと、稲本選手がボールを奪いパスを出し柳沢選手がゴールを決めたシーン。
その場面をもう一度VTRで振り返りつつ、

中西 「さぁこのプレーなんですが実はですね、このプレー、サッカー界ではこう呼ばれています(と言ってスタジオに用意されていた黒板にフリップを貼る)」
中西 「(そのフリップに書いてある文字を読み)カウンタリングカウンター!」
南原 「何ですか?それ」
スタジオ(笑)」
栗山 「確かに(笑)」
南原 「え?」
中西 「初めて聞きました?」
南原 「え?初めて聞きました」
中西 「はい」
南原 「カウンタリングカウンター?」
栗山 「普通の言葉なんですか?これ」
南原 「キングオブキングスだったら知ってますけども」
スタジオ(笑)
南原 「カウンタリングカウンター・・」
小野 「最近出てきた言葉ですね」
南原 「あぁ~」
栗山 「あぁそうですか」
小野 「カウンタリング、カウンター自体を粉砕する、芽をつぶしてしまうと」
南原・栗山 「あぁ~」
小野 「カウンター、相手のカウンターをつぶしてしまう、こういうプレーをカウンタリングカウンターって言うんですね」
南原 「あ、なるほど」
小野 「はい、で、あわよくばそっからもうホントに攻撃につながることもあると、そういう非常にキーになるプレーです」

というやり取り(笑)。
中西さんは嬉しそうに「初めて聞きました?」と南原さんに言ってましたが(笑)、カウンタリングカウンターって言われても・・・。
そんな繰り返しの言葉、南原さんが言うように「キングオブキングス」、あるいは「ジョンソンアンドジョンソン」ぐらいしか知らないのが普通だと思います(笑)。
・・そんな戯言は兎も角(笑)。
ゲストの小野さんいわく、相手に奪われたボールをまた奪い返してゴールにつなげるカウンタリングカウンターは、今のサッカーでは非常に重要、とのこと。
2006年のW杯が終わったあとのテクニカルレポートを見ても、勝っていったチームは間違いなくカウンタリングカウンターをやっていたそうで。
今のサッカーでは、前線のFWの選手でも守備(相手からボールを奪う)抜きではプレーは出来ない、とのことでした。
その例として、アルゼンチン代表のFWのメッシ選手のプレーをVTRで紹介してましたが、確かに、ドリブルで5人抜きしてゴールを決めたと思ったら、それだけではなく最後尾まで守備のために走ったり、相手にボールが渡ってカウンター攻撃をされそうなところに出てきてボールを奪ったり、小野さんの言うような働きをしてました。

その後は、日本もカウンタリングカウンターの練習をして成果を出してる試合もあるし(2008年のカタール戦や、2009年のオランダ戦でカウンタリングカウンターをやった場面をVTRで紹介してました)、これはもともと日本がやろうとしていたことでもある。
W杯で戦うカメルーンやデンマーク、オランダは、日本と戦うときには攻めてくるので、こういう戦術は機能するしつけ込めると思うが、まだまだ精度を高めないといけない。
・・という話などがあり、約14分のG-Talkは終了。
こちらもお勉強になる・・日本代表はW杯本番でもホントにカウンタリングカウンターを出来るのかいな?と思わないでもありませんでしたが(笑)、サッカーのことを少しわかったような気にさせてくれる特集でありました(笑)。



その後は、タイガー・ウッズ選手の特集と、東京六大学野球・春季リーグのダイジェスト。
ちなみに、六大学の解説は小宮山さんがやってました。
小宮山さんは他局のスポーツニュースに出ていて、「何で『Get』は小宮山さんをGetしなかったんだ!」とちょい憤慨していたのですが(笑)、テレ朝も指をくわえて見ていたわけではなかったようです(ただ、小宮山さんが生出演している某スポーツニュースと『Get』は放送時間がちょっとかぶるので、スタジオに出演するのは難しそうな感じですが)。

それから、『Get』本編のあとに、中山アナと栗山さんでメジャーリーグの生中継をやってました。
二人とも『Get』と同じスーツにネクタイだったので、テレ朝に居残りして朝までお仕事だったようです(笑)。
あ、でも、G-TalkにはLIVEの文字はありませんでしたので、ニュース&スポーツのあと仮眠をとったのかな?
真偽のほどはわかりませんが、朝帰りご苦労さまでありました(笑)。


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鬱金香

2010年04月18日 | あれこれ
♪あ~かし~ろきいろ~♪のチューリップが♪咲いた咲いた~♪の今日この頃。
こういう風景を見ると、やはり今は春だったんですね~(ここ数日、ものすご~く寒い日があったので、もしかしたらまだ冬なのかと思ってました・笑)。

ところで。
昨日は、昼も夜もオンエアチェクに大忙しの一日でした(笑)。
まずは『レジェンド』。
なんでこれを土曜の昼間にやってるの?もったいない、という感じのちゃんとした(笑)番組でした。
う~む、いつかゴールデンで放送するためのテスト的な意味合いもある・・のかな?
真偽のほどはわかりませんが、普通に面白い番組でしたので(こんな企画の番組はどっかで見たことあるような気がしましたし、話してた伝説も聞いたことがあるものが多かったですが・笑)、また放送があればいいな~と思います。
ちょいとした感想としては、しょぼいスタジオのセットを見て「(これ)スカパー?」ってなことを言ってた内村さんに大笑い。
それから、南原さんは司会なのに伝説を話したそうにしていた・・途中で我慢しきれず欽ちゃん伝説の話に加わっていたのを見て、こちらも大笑い。
語りたがりの南原さんですから、黙っていられないのも仕方のないところです(笑)。
あと、出演者の一人の水道橋博士は、芸能界の数々の伝説を記した『お笑い 男の星座』という名著(笑)を書いているだけに(著者は浅草キッド)、キレのある伝説(笑)を披露していてさすがでありました。

続いて『ショカツの女4』。
今回はお笑い芸人枠がやたらと増えてた感じでありましたが(笑)、回を重ねるごとに強行班のやり取りもより息が合ってきてるように感じましたので、また次回の放送があることを願いつつ、楽しみにしたいと思います。
詳しい感想などはまた後日に。

で、最後は、『ショカツの女』と時間がかぶっていた『スポドリ』。
こちらは録音しっぱなしでまだ聞いていませんので、感想記のほうはいづれまた。


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桜 その3

2010年04月14日 | あれこれ
まだ書いてない諸々の感想記はとりあえず置いといて、今回はこんな写真を。

                 

PCのおまけのように付属しているペイントソフトが、意外に使えるということに最近やっと気付きましたので(笑)、今回は歌も添えてみました。
う~む、短歌を付けると一味違った感じになり、これはこれでけっこう良い・・かも(笑)。


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大待雪草

2010年04月12日 | あれこれ
スズランのようでいて、そうではないこの花。
名前はスノーフレーク、和名は大待雪草、別名は鈴蘭水仙・・と呼ぶようで。
う~む、ひとつお勉強になってしまいました(笑)。

ところで。
今日、文化放送の『甲斐よしひろのセイ!ヤング21』という番組を何気なく聞いていたら、南原さんの名前がほんのちょこっと出てきました。
その内容はというと・・。
甲斐さんは昨日、福岡の照和でライブを2回まわしでやったそうで。
で、「1日2回まわしはクセになる」という話から、「「付け鼻はクセになりますよ」とウッチャンナンチャンのナンチャンに言われたことがあるけど、それと同じで・・」という話をしてました(笑)。
・・たったこれだけなのですが、突然出てきた「ナンチャン」という名前とのその発言内容に思わず笑ってしまいましたので、とりあえずこ報告まで(笑)。
それにしても、南原さんはいったい、いつどこでそんな話を甲斐さんにしたんでしょう?
う~む、♪ナゾがナゾ呼ぶ発言~事件~♪です(笑)。


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2010年04月10日 | あれこれ
新番組のラフな感じ絡みで、スカパーに南原さんが出ていたようで。
私のテレビは、スカパーって何チャン?という状態なので(笑)当然のことながら見ることは出来ませんでしたが、ナンフィー南田よろしく、「う~ん、安い!」ってなことを言ってたのかどうか、ちよっと気になるところであります(笑)。

それから、今日から『スポドリ』は21時半からの放送にお引越し。
これって栄転?それとも左遷?(笑)、う~む、どっちなんでしょう(笑)。
この時間帯はナイター中継が延長されると放送休止になるかもしれませんし、『スポドリ』のあとのプログラムを見てみるとアイドルの番組が続いていて、ちょっと浮いてる感じがしないでもありませんが(笑)、兎にも角にも、春からも番組が続いてめでたしめでたしでありました。
ちなみに、感想記のほうは、前回、今回ともども鋭意執筆準備中の準備中ですので(笑)、悪しからずご了承くださいませ。


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桜 その2

2010年04月06日 | あれこれ
つい一週間前はツボミのほうが多かったソメイヨシノも、今はもう満開。

             

ただ、今日あたりは桜吹雪が舞っていたりしましたので、こんな桜を見られるのもあとちょっとかな。
う~む、つくづく名残惜しい限りであります(笑)。

そんなことを知ってか知らずか、とあるお墓では・・・。

                 

満開の桜を背にして、ネコがのん気に毛づくろいをしてました(笑)。


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『スポーツドリーム』 3/27

2010年04月02日 | スポーツドリーム
前回に引き続き、ゲストはWBA世界スーパーフェザー級チャンピオンの内山高志選手。

今回は恒例の10の質問でボクシング話などをあれこれと。
ボクシングを観てる人は相手が倒れるところを観たいと思うので、女性のボクシングもいいと思うが男じゃないとKOはなかなか出来ない。
南キャンのしずちゃんがジムに来たり、試合を観に来てくれたりするが、すごく熱心にボクシングをやっていて生半可な気持ちでやってないなというのが伝わった。
巧い選手はけっこういるが、巧いと速いを総合的に全部合わせたものが強いと思うので、強いと言われる選手になりたい。
アマチュアのときに、空手やキックボクシングをやっている仲間と遊んでいて、パンチングマシンを壊してしまったことがある。
「チャンピオン」と言われるとまだ恥ずかしい気持ちもあるし、最初の頃は「いやいやいや」と言っていたが、話が長くなってしまうので慣れるようにしている。
という話などがありつつ。
"スピード、パワー、テクニック、最も能力を高めたいのはどれ?"という質問には「テクニック」と答えていた内山選手。
内山選手いわく、テクニックだけではなく「パワーも求めたいですし、全部ですね」とのことでしたが、

南原 「どういうテクニックをこう?自分の中でしたいですか」
内山 「う~ん、まぁあの、けっこうカウンターとか取る選手ってやっぱいるんですよ」
南原 「カウンター狙い、はい」
内山 「こうパンチ打ってきたのに対して外してドーンと入れたりとか」
南原 「はい」
内山 「そういうのってやっぱこうセンス的なものがあって、僕はなかなか練習しても、なかなかカウンターって苦手なんですよ取るのが」
南原 「へぇ~」
内山 「だから僕試合でもあんま取らないんですよカウンターは」
南原 「えぇ」
内山 「はい」
南原 「冒険がありますよカウンターっていうのは」
内山 「いや、冒険、ま、でも多少のそのリスクもあると思うんですけど」
南原 「はい、多少なもんですか?」
内山 「はい、やっぱりでも、反応する奴っていうのは勝手に一瞬の反応するんですよね、たぶん考えてないんじゃないんですか」
南原 「あぁ、相手が」
内山 「来た瞬間にもう「あ、来た」ってボンってたぶんやると思うんですよね」
南原 「はい、はい、はい」
内山 「僕の場合あまり得意じゃないんで」
南原 「だって相手が動かないとこっちは(パンチを)出せないわけですもんね」
内山 「そうですね、はい」
南原 「で、相手より先に当たってるってことですもんね」
内山 「ただやっぱりその相手に出させるのもテクニックですね」
南原 「あぁ~~」
内山 「そういうパンチを相手に出させる」
南原 「呼び込む」
内山 「そうですね、それもだからテクニックの一つだと思いますし」
南原 「あ、「今、俺打てるよ」っていうのが」
内山 「「今あいてるよ」」
南原 「アッハハ」
内山 「相手からしたら「お、ガラあきだ!」っていうふうな雰囲気にさせないとダメですよね」
南原 「(笑)」
内山 「相手からしたら「あ、こいつ誘ってるな」と思われたらもうダメですし」
南原 「はぁ~~!もう心理戦っていうか駆け引きですね」
内山 「そですね」
南原 「お互いの目線の合わせ方とか」
内山 「そうですね」
南原 「これけっこう芝居とかするんですか?クッと目線そらしたり」
内山 「はい、そうですね、それやっぱやりますね」
南原 「あ、じゃあもう、あのわずかな距離の中でこう」
内山 「そうですね」
南原 「目線のやり取りで」

という話も。
内山選手は、クロスカウンターが得意な矢吹丈タイプのボクサーではないのか・・ってなことを思ったりもしましたが(笑)、それは兎も角として。
カウンターを打つだけではなく相手にパンチを出させるのもテクニック、という内山選手の話に、「はぁ~!」と感心しきりの様子だった南原さん(笑)。
でも、内山選手の話はボクシングのテクニックの奥深さを感じられるものでしたので、私もラジオの前で南原さん同様大いに感心してしまいましたし、南原さんが(いつものように)感心するのも無理のないところです(笑)。


その後は、
1回だけいいパンチをもらい効いたことがあるが、船の上に乗ったようなグルグル回る感覚になった。
そのときはゴングと同時だったので大丈夫だったが、そのままコーナーに戻るとふらふらしてしまい、相手に「あ、効いてる」と思われるしレフリーにも印象が悪いと思ったので、何秒かその場に仁王立ちしてダメージが回復してから戻った。
という話などがあり、
最後は、"人生を10ラウンドとすると自分は今何ラウンド?"という質問。
内山選手の答えは「3ラウンド」でしたが、いわく、「やっと人生頑張ったなと思ったのが、まず今回が最初だったので」「やっとこっから自分のスタートかなと思ったんで」とのこと。
で、南原さんからは、

内山 「でも、30っていったらまだ・・」
南原 「若いですよぉ!」
内山 「ですよね」
南原 「もう僕からしたらもう全然!若いですよ」
内山 「アッハハそうですか」
南原 「30とかね」
内山 「はい」
南原 「35ぐらいまではね」
内山 「若いですか」
南原 「いちばん調子・・いちばん若いですよ」
内山 「そうですか」
南原 「いちばん調子いいっていうか何か」
内山 「はい、はい」
南原 「えぇ、体力的にも全然!問題ないです」
内山 「あぁそうですね」
南原 「全然!問題ないです」
内山 「はい」
南原 「そんときはいちばんお酒飲めてましたよ」
内山 「あぁ~、(笑)」
南原 「やっと体が出来てきたっていう、体と精神がだんだん」
内山 「あぉ~」
南原 「えぇ、40過ぎたらもっと、もっといいですけどね」
内山 「あ、そうなんですか」
南原 「もっと精神がもっとこう落ち着いてきて」
内山 「おぉ~」
南原 「はい、体は、ね、維持は出来ますから」
内山 「あぁ」
南原 「えぇ」
内山 「まだまだですね、でも、ほんと3ラウンドぐらいですね」

という、ありがたい説法(笑)。
南原さんの話を聞いて、今度は逆に内山選手が「あぁ~」と感心&興味津々の様子(笑)。
ナイスミドル道を驀進中(そして実践中)の南原さんですから、40過ぎたらもっといいというのは説得力のある言葉でありました(この話は以前石原都知事から南原さんが聞いたという話に似てるな~という気がしないでもありませんが(笑)、南原さんも歳を重ね実体験を踏まえてそれを確信したということなのでしょう)。


あとは、
引退した後のことは考えておらず、今はもっと強くなりたい。
初防衛戦は自分のスタイルで戦い、判定でもKOでもいいから絶対勝つ。
自分は世間的には無名のチャンピオンなので、もっと強くなり海外からも「日本の内山は強いな」と言われるような選手になりたいし、世間の人にも知ってもらいたい。
そのためには「強くなりたいだけですね」。
という話などがあり、和やかな雰囲気のなか番組は終了。

今、ボクシングの話題といえば亀○兄弟ぐらいしか注目されておらず、私も内山選手のことは正直よく知らなかったのですが、こんな正統派の世界チャンピオンがいたのか~と、2週に渡る番組を聞いて大いに感心。
見た目とは違い(といっては失礼ですが・笑)、優しい語り口で落ち着いた雰囲気の内山選手には、是非とも初防衛戦を頑張って欲しいと思いますし、ボクシング界だけではなく世間からもっと注目される選手になってくれればと思います。


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