お花大好き

四季折々のお花や風景は、心を和ませ
優しい気持ちにさせてくれます
楽しい花散歩や風景記録を綴って行きます。

鎌倉お寺巡り2

2016-01-30 | 鎌倉のお寺

宝戒寺からの帰りに、鎌倉駅近くの大巧寺へ寄った時のお花たちです。
大巧寺は 「おめんさま:安産祈願で有名なお寺」 また 花のお寺としても有名です。

① 入口 階段脇の椿 「氷室雪月花」
茅ヶ崎に「氷室椿園」があり、大巧寺のご住職が氷室椿園からいただいた椿を大切に育てられたそうです。

「氷室雪月花」 の本家は茅ヶ崎の「氷室椿園」

② 山門
山門から本堂までの参道には多くの花や植物が植えられていて、こまめに花の名前の札があります。


③ 雪見車(?) 白く清楚な椿


④ 藪椿


⑤ ロゼフローラ  ピンク色の可憐な椿


⑥ 「みなとのはる」 という椿の蕾

枝の隠れた場所に「みなとのはる」と書かれた木札だありました
葉は小さく肉薄、桃色の小さな花を咲かせるそうで、紺侘助とサザンカとの種間雑種とのことです。

⑦ リキュウバイ  「利休梅」
千利休にちなんだ名前で、日本に入ってきたのは明治時代末で、茶花として広く利用されています。


⑧ ヒマラヤユキノシタ
きれいなピンク色の花で 長い間咲き 暑さ寒さに強く嬉しい花


⑨ キバナニオイロウバイ   花名の札が付いていました。 名札
 

【 氷室椿園 】
三井不動産の元副社長である氷室 捷爾氏・花子さまご夫妻の庭園が、
茅ヶ崎市へ寄贈され平成3年10月に開園しました。広さ約2,800平方メートルの庭園には、
椿や松、バラなど1,300本におよぶ庭木類が植えられていて椿の種類は200種以上!
なかでも「氷室雪月花」は、白や淡桃色の地に紅色の絞りが入った美しい品種です。

鎌倉お寺巡りはゆっくりですが、まだ続きます。




鎌倉お寺巡り1

2016-01-25 | 鎌倉のお寺

鎌倉鶴岡八幡宮の「正月ぼたん」を愛でた後、源頼朝のお墓参りをして
荏柄天神社~宝戒寺を巡りました。
古くは荏柄山天満宮とも言い
福岡の大宰府天満宮・京都の北野天満宮と並び日本三天神の一つに数えられ、
境内は国の史蹟、本殿は国の重要文化財に指定されています。

① 本殿
紅梅が綺麗に咲き、春の雰囲気でした


② 合格祈願の絵馬が沢山吊るされています


③ 山門脇の三椏


(ほうかいじ)

新田義貞の鎌倉攻めにより、このお寺の南東にある「腹切りやぐら」で、
最後の執権北条一族870余名が自害したとつたえられ、北条氏の霊を弔う屋敷があったとされる。
宝戒寺の美しい石畳の参道と白い萩が有名です。
④ 清楚な白梅


⑤ 蠟梅


⑥ 福寿草が顔を覗かせていました  可愛いですね


⑦石の隅っこで一生懸命顔を出していました


宝戒寺には椿の種類が多いのですが、急な気温の変化でしょうか
花びらが傷んで、可愛そうでしたが、傷んでいない椿を選んでみました。

⑧ ヤマツバキ  可憐なピンク色の椿


⑨ 白侘助  筒咲きで、全部開かない


⑩ ヤブツバキ  


庭の椿の花が咲くと、嬉しそうに 竹筒の花差しに活けて床の間に飾っていた祖母は
「椿は、首が落ちるから 嫌だね~」って独り言を言ったりもしていました。。。
遠い昔の懐かしい想い出です。



鶴岡八幡宮の正月ぼたん

2016-01-22 | 

お正月が過ぎて、暖かかったり寒かったりで体調管理が上手く行かなく
風邪気味でしたが体調も戻り、鶴岡八幡宮の「正月ぼたん」を見に行って来ました。

ぼたん庭園では大輪の花を咲かせる春の「鎌倉ぼたん」とは違う
菰囲いの可憐な「正月ぼたん」が見ごろを迎えていました。

① 湖石の庭
中国蘇州市 太湖という湖の底から掘り起こされた石灰岩を配置された庭


② 島大臣
美人の代名詞にも使われるほど優美な大輪のぼたん
幾重にも重なる花びらに魅了されました


③ 貴婦人
乳白色の千重咲きで、美しい上に強健なぼたん


④ 日暮(ヒグラシ)
花言葉は王者の風格があり、富貴、恥じらい


⑤ 八千代椿
高温多湿を嫌うぼたんで、育てやすく庭植えや花壇に適している


⑥ 新国色
濃い赤紫色の千重咲きで大輪


⑦ 黄冠(おうかん)
島根県で作出された日本初の大輪の牡丹
アメリカ品種の「ハイヌーン」と「新芙蓉」の交配種だそうです


⑧ 連鶴(レンカク)
白系のぼたんで、茎と葉のバランスが良い


⑨ 聖大
詳細は不明ですが、咲いた瞬間に最高の輝きを見せるそうです


⑩ 天衣(テンイ)
淡いピンク色から乳白色になる中輪の牡丹
まるで 恥じらう乙女のようです。。。


⑪ ぼたん苑から白旗神社を見ると、白い鳩が沢山いました


⑫ タテ型に切り取りして合成してみました


⑬ 新日月
濃紅色の白絞りの牡丹で、切り花や鉢植えに向いていて入手しやすい品種


赤い和傘で覆われた牡丹はなく、霜よけの菰を被った「正月ぼたん」が色鮮やかに咲いていました。
牡丹苑の「正月ぼたん」は2月下旬までご覧になれます。

沢山の牡丹を見ていただき、有難うございます。
皆さん風邪などひいていないでしょうか? ご自愛なさって春を迎えましょう



あたみ桜の開花

2016-01-18 | 日記

恒例の健康確認を兼ねた同期会が16日~17日熱海であり、元気なシニアが集まりました。
JR熱海駅から徒歩10分程度のリゾートホテルなので、のんびり歩いていたら
糸川沿いの小さな公園で「あたみ桜」が咲いているのを見つけ、スマホで撮影しました。

「あたみ桜」は明治4年頃にイタリア人によって伝えられたそうです。
この桜は、カンヒザクラとヤマザクラの自然交配種で、例年より2週間ほど早い開花とのこと

「桜と菊」は日本の国花かと思っていましたが、桜は日本を象徴する花で法廷のものではなく
「菊」は国花より皇室の象徴としての意味があり、「菊の御紋」がありますね

① あたみ桜 染井吉野とそっくり


② 八重桜のような花姿


一足早く桜を愛でてホテルへ行くと、気の早い人たちは酒盛り状態でした 

幹事の方に「関所ですよ」と会費の徴収を催促され 

宴会とカラオケで盛り上がった後 眠剤を半錠飲んでベッドにもぐりこみました。

③ 朝食後ガラス越しの熱海の海岸


日ノ出を楽しみにしていましたが、雲隠れで残念でした。

「関東ふくの会」は38回目でした 気の合ったメンバーの集まりは健康確認が第一の目的になっています。
夕方から雪の予報だったので、早目に帰ることにして来年の再会を約束して解散

娘が父親の食事のお世話に来てくれ、安心して参加出来たことが一番有難かったです。



吾妻山公園の花

2016-01-14 | 

万葉の昔から、淘綾の里 二宮の美しい海浜と
それを眼下に一望できる吾妻山は人々のふるさとでした。
しかし次第に荒廃が進んで行き、町はこれを憂え、子孫に誇れる山として残そうと
5年の歳月をかけて整備し、吾妻山公園として開園しました。
現在では健康づくりと自然とふれあうやすらぎの場として人々に喜ばれています。

富士山だけでなく四季折々の花も見られますが、今回は1月の吾妻山公園の花や実です。

① 富士山を眺める人たち(スマートフォン撮影)


山頂に向かう途中の花たち

② 八重咲き水仙


③ ペーパーホワイト
日本水仙と同時期に咲く真っ白い水仙です。
日本水仙は黄色い副花冠が特徴ですが、こちらは副花冠が黄色ではなく白です。(netより参照)


④ アオキ
花は見たことがありませんが、種子が1個あり、秋頃から赤く熟する


ちょっと休憩!花たちが疲れた足を癒してくれました。しゃがみこんで撮影

⑤ 公園管理棟脇のクロガネモチ
葉は光沢があり冬に綺麗な赤い実をつけます

数日で赤い実は鳥たちに食べられるかもしれませんね~

⑥クロガネモチをアップで


⑦ 真弓 「檀」とも書きます  
この木で弓を作ったので「真弓」の名になりました


⑧ 美しいマユミをアップで・・・
樹質は硬いが、柔軟性があり、ピンク色の実が割れてオレンジ色の種子が出てきます


⑨ 菜の花


⑩ まとまって咲いていると絨毯のようです


◾約45,000株の「早咲きの菜の花」は60,000株へ増やす予定だそうです。
◾菜の花ウォッチングは1月9日から2月14日までなのでお早目に  ・・・

【 吾妻山公園について 】

菜の花以外に◾関東の富士見百景 ◾神奈川花の名所 100選(コスモス)
 ◾神奈川の公園 50選 ◾神奈川の美林 50選

・花菜(はなな)・菜花(なばな))・菜種(なたね)とも言い
おひたしや和え物にしますが、一面黄色に群生している様子がすばらしいです。

真冬の寒さになり、雪もちらほら、長く咲いてくれるといいですね~