お花大好き

四季折々のお花や風景は、心を和ませ
優しい気持ちにさせてくれます
楽しい花散歩や風景記録を綴って行きます。

秋の始まり・東慶寺

2014-09-29 | 季節の移ろい

お彼岸にお墓参りに北鎌倉の菩提寺へ行き、近くの東慶寺へ足をのばしてみました。
東慶寺は かっては「駆け込み寺」とも「縁切り寺」とも呼ばれ、女性を救済するための尼寺でした。
あまり広くないお庭で 秋の装いを急ぐような花に出合いました。

① ツルボ  ユリ科 シラー属
細長い葉の間から花茎を伸ばし、総状花序をつけ 薄紫色の小花が土筆のような形をしていました。

花名を間違っていたようです。静様 多摩NTの住人様に教えていただきました。
有難うございました。

② シュウメイギク(貴船菊)
キンポウゲ科 イチリンソウ族


③ ムラサキシキブ  熊葛(くまつづら)科 ムラサキシキブ属
紫色の実の清楚な美しさを、平安美女の「紫式部」にたとえた名前


④ アカマンマ(蓼 たで)
紅色の小花をたくさんつけ、花弁はなく花弁のように見えるのは萼
この蓼(たで)は、タデ科の植物の総称で、特有の香りと辛味を持ち、香辛料として用いられます

 のオオケダテとそっくりです

⑤ オオケダテ  オオケダテ タデ科  タデ属  中国・インド等の原産
髪飾りのように しだれて咲いていました

イヌタデ(犬蓼)、オオイヌタデ(大犬蓼)、オオケダテ(大毛蓼 )の順に、大きくなっていくそうです

⑥ 宝物殿を飾る秋桜


⑦ 白花彼岸花(白花曼珠沙華) 英名:リコリス ヒガンバナ科  ヒガンバナ属
青空がひろがり、さわやかな中 風に揺れていました


⑧ ジンジャー  花縮砂(はなしゅくしゃ) 生姜科 シュクシャ属
白い百合のような色の花の様子から「ジンジャーリリー」と呼ばれ、次第に「ジンジャー」になったそうです


⑨ シロバナサクラダテ
茎先に長い花穂を伸ばして、白い小さな花をたくさんつける。 5枚の花弁に見えるのは萼片
いい香りがするようで、虫たちが集まっていました。


⑩ ホトトギス


⑪ ノブドウ  つる性落葉低木
実はまだ熟していませんが、ピンクがかった紫色などになります


⑫   ⑬ カクトラノオ シソ科
茎の断面が四角いのでカクトラノオ(フィソステギア)と言い
繁殖力が旺盛で地下茎を伸ばして増えていくそうです
カクトラノオ蕾 カクトラノオ

吾亦紅・女郎花・ススキもありましたが、蜘蛛の糸で縛られたような花は
とても可愛そうでした。 

長いスクロールにお付き合い有難うございました。



秋風に揺れる彼岸花

2014-09-25 | 日記

横浜市港北区にある西方寺でヒガンバナが見ごろを迎えていました。
ご住職さんによると、8月下旬の朝夕の冷え込みの影響で昨年より2週間ほど
早く咲いたそうです。約100メートル続く参道の石段で
秋風に揺れるヒガンバナが和ませてくれ、アゲハチョウさんも嬉しそうでした。(9月19日)



参道の白花曼珠沙華と黄色い彼岸花


幼稚園児がお寺の庭でお遊び


石段の白い彼岸花(白花曼珠沙華)


山門から見下ろしてみるとカメラマンが沢山いました。  


黄色いヒガンバナ(ショウキズイセン 鍾馗水仙)


白花曼珠沙華


萩の花を愛でている方もいました


アゲハチョウさんは、赤い色がお好きのようです


本堂脇の萩の花


一面に咲きほこるヒガンバナ(曼珠沙華)まさに燃えるような赤い花
稲の黄、空の青、雲の白、草の緑によく似あうヒガンバナ!
子供の頃、茎を根本から皮を切らないように折ってきて首飾りにして遊んだこともありました。



ヒガンバナの球根には、リコリンなどのアルカロイドを含み有毒ですが、
漢方薬や民間療法(球根をすりおろして、炎症・はれ物に・防虫効果)にも使います。
まさに毒を制して薬なのでしょうか??




山手散策中の花たち

2014-09-22 | 

西

西洋館を巡りながら歩いていると 可愛い秋の花が咲き、「 山手へようこそ~」 と誘ってくれていました。

① ルリマツリ  磯松科  南アフリカ原産
夏から秋にかけて長期間 水色の5弁の花が咲いていましたが、白い花もあるそうです


② ノシラン  ユリ科  アジア原産で、種(実)は緑→青→紺と変化します 


③ シュウメイギク  キンポウゲ科  イチリンソウ属
秋に菊に似た花を咲かせることからこの名前になり、濃いピンク色の花は「 貴船菊 」と言います


④ ジニア  初夏から秋にかけて長期間 花をさかせる一年草
カラフルで華やか  ジニア・エレガンスという優雅な名前もあります


⑤ フジバカマ  秋の七草の一つ フジバカマ属
小さいピンク色の花が沢山咲きます


⑥ タマスダレ  彼岸花科 ゼフィランサス属
純白で輝きのある花 ずらっと並んでいると壮観です ♪


⑦ パキスタキス・ルキア  中南米原産
茎の先に黄色い苞をかさねるようにつけ、その先に白い舌状の花が垂れ下っています


⑧ 曼珠沙華  彼岸花科  ヒガンバナ属
とっても美しく、ちょうどお彼岸の頃に咲きます


⑨ ボタンクサギ  熊葛科(くまつづら科) クサギ属
触ると強い臭気がします。夏から秋にかけて開花する


よく似ている花に  無憂樹(むゆうじゅ) と言うのがあります。


「 暑さ寒さも彼岸まで 」 ちょっと涼しくなって来ましたね。 風邪をひかないよう気をつけましょう




山手西洋館めぐり2

2014-09-20 | 散歩

西洋館めぐり1に続いて2回目は 山手カトリック教会からイタリア山庭園と
庭園の中にある外交官の家・ブラフ18番館です。

① 横浜山手カトリック教会
ユーミンお気に入りの場所ですって!


② カトリック教会聖堂 
松任谷正隆さんと荒井由美さんが結婚式をあげた教会


ここから 高級車が並ぶお洒落なお家を眺めながらイタリア山庭園に向かいます

③ イタリア山庭園  
イタリアの庭園を模した水や花壇を幾何学的に配置した庭園


④ 昨秋のイタリア山庭園はこちら⇒ 紅葉した庭園

⑤ メタセコイヤの坂道
まだ紅葉していなかったので、淋しい感じ・・・


⑥ 外交官の家
イタリア山庭園に二つの洋館があり、その一つ外交官の家は
明治43年に東京に建てられ、平成9年にここに移築されたものです
大きなイチョウの木があり、晩秋の風景も魅力的でしょう・・・


⑦ 外交官の家(Vignetting 加工をしてみました)


⑧ ブラフ18番館
イタリア山庭園のもうひとつの洋館ブラフ18番館は、大正末期に建てられた外国人の住宅
庭園の木々の緑が美しい


オレンジ色のフランス瓦と緑色の窓枠が映え キュートなイメージ




スケッチをされる方やモデルさんを連れたカメラマンを見かけます。雑誌の取材も多いとか・・・

10月26日、横浜市 山手西洋館7館にて 
「横浜山手西洋館ハロウィンウォーク2014」が行われます
仮装して遊びにいらっしゃいませんか



沢山見ていただき有難うございました。



山手西洋館めぐり1

2014-09-18 | 散歩

レトロなバス「赤いくつ号」 で 「港が見える丘公園」から 山手西洋館めぐりをして来ました。
体調を崩し、落ち込んでいる時 「気分転換しよう」 と主人が誘ってくれました

眼下に広がる港や横浜ベイブリッジの風景は最高で、気分ははればれ。。。

① 港が見える丘公園 展望台  


② 遠くにスカイツリーが見えました


③ 大仏次郎記念館
横浜に生れ 横浜を愛した作家 大仏次郎さん 
主な作品に「 鞍馬天狗シリーズ・パリ燃ゆ 」などがありますね
猫が好きだったらしく、入口や館内に猫のオブジェがあります


④ 山手111番館
スパニッシュスタイルの赤瓦と白い壁が美しい西洋館
「Cafe the Rose」で、手作りのケーキと香り豊かな天然ローズティーが楽しめます


⑤ 横浜山手十番館
ハイカラな明治情緒あふれるカフェ&フレンチレストランです


⑥ 山手資料館
明治期に建てられたもので、明治期の木造西洋建築物としては横浜に遺された唯一のもの
春と秋 お庭にバラが咲き誇ります


⑦ 山手234番館
1927年頃に建築された外国人向けのアパートメントハウスで、横浜市に現存する数少ない建物


⑧ えのき邸
アンティーク家具など古き良き横浜の雰囲気が今も残ります

スイーツに誘われ 空席を覗き込む若い人

⑨ エリスマン邸
生糸貿易商社の横浜支配人として活躍した、スイス生まれのフリッツ・エリスマン氏の
邸宅として山手町127番地に建てられたもの


⑩ ベーリックホール
玄関の3連アーチやクワットレフォイルと呼ばれる小窓、
瓦屋根をもつ煙突などの装飾が美しい

この日は、快晴! 芝生で美味しいビールやワインを楽しむ人がいました

大急ぎでリッチな雰囲気を楽しみました。次回はカトリック山手教会から
山手イタリア山庭園・外交官の家・ブラフ18番館をUP予定です。

横浜山手西洋館ハロウィンウォーク2014とハロウィン装飾も楽しめそうです。