2017年台風3号が
梅雨真っ只中の日本を西から東へ足早に立ち去ったかと思っていると、相当ひどい降雨が西日本でみられました。
朝倉 2017年7月5日(1時間ごとの値)
時 降水量(mm)
1 0.0
2 0.0
3 0.0
4 0.0
5 0.0
6 0.0
7 0.0
8 0.0
9 1.5
10 0.5
11 4.0
12 17.5
13 88.5
14 46.5
15 67.5
16 106.0
17 22.5
18 22.0
19 44.0
20 59.0
21 33.5
22 0.5
23 2.0
24 0.5
これから分るように朝倉では
- 午前中ほとんど雨が降らなかった(降雨0.0mmとは言っても小雨が降っていることがありますが・・・・・・)
- 午後になっていきなり強烈な豪雨(50mm/hほど)が8時間ほど続き
- 夜10時にはピタリと降り止んだ
まさに「ゲリラ豪雨」といったところです。
しかもBS日テレ 2017/07/06によると、関東では荒川で取水制限があったとのこと。
つまり
- 時間限定・地域限定での豪雨
- 離れた地域では雨が降らない
ひょっとして「異常気象」なのかも知れません。
ただし
安易に「異常気象」とすべきではないという意見もあります。
せいぜい100~200年程度の人類による気象観測で「異常気象」とすることが人間の傲り・奢り(おごり)であり、こんな気象の変化は「通常のこと」なので「異常気象」とは言えないかも知れないからです。
Wikipediaでは「異常気象」を次のように記しています。
気象庁では、「過去30年の気候に対して著しい偏りを示した天候」を異常気象と定義している。世界気象機関では、「平均気温や降水量が平年より著しく偏り、その偏差が25年以上に1回しか起こらない程度の大きさの現象」を異常気象と定義している。
10年以上前のことですが、タクシーの運転手が
50mm/h を超すと、もう運転できません
と言っておりました。
多分、車の前窓のワイパーが往復する間に、新しく雨が降り積もり、前方の視野が確保できなくなるのでしょう。もちろんそれほど降れば、傘など持てず歩行さえ困難になることでしょう。
私たちはテレビで、悲惨な光景を見せつけられるのですが、それにはこういった実体があったのです。
さてさて、皆様はどう思われますか。