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民進党・緒方議員の愚問

2017-02-14 | 政治

今、NHKの国会予算委員会の中継を見ている。

民進党・緒方議員が質問に立って、何度も稲田防衛大臣に確認しているが、何を確認しているのかが、私には分からなかった。

緒方:紛争当事者はいないのですか? 

 → 稲田:いない。

緒方:武力をもちいた争いはありますか?

 → 稲田;武力をもちいた衝突はありません。

緒方:スーダンは、武力をもちいた争いですか?

 → 稲田:一般的な定義については、何らかの異論を挟む余地はありません。

緒方:難しい事を聞いている訳ではないですよ。武力をもちいた争いですか?と聞いているだけです。

 ⇒ (私には、緒方議員が何を言っているのか分らない。)

   総理が答弁後、緒方議員は、総理が答弁しないと稲田大臣では答えられないということを、曝露したかっただけと明言していました。

(意味不明の質問ばかりしているので、稲田大臣も困っていました)

緒方:国家に準じる機関でないと言う判断は誰がするのでしょうか?

  → 稲田:PKO5原則に関することなので、政府全体で判断します。

緒方:そうすると、最終的な判断をするのは、東京なのですね。現地でどんなことが起こっても、戦闘状態になっていないと判断すると思って宜しいですか?(この論理の展開には、無理があり過ぎ)

 → 稲田;判断基準に則って判断します。しかし、(現地の)自衛隊が、安全を確保しつつ、有意義な活動ができるかでも判断します。

緒方:武力行使の状況でなければ、武力行使でないのですよね?と質問しております。(当たり前すぎで、これが、愚問)

(しつこく)、現地がどうであれ、東京では5原則でなければ、ないと判断する訳ですよね?

 → 安倍総理:官房長官が判断します。

    稲田:憲法上の判断は、政府全体で行います。

緒方:(機関が条件に合わなければ、現地でどんな状況であっても、戦闘状態にはならないですよね?

  → 安倍首領:戦闘状態かどうかは、政府が判断します。しかし、現地の報告があって判断する訳ですから、現地の報告が無く判断はいたしません。

緒方:武力行使の条件に合わなければ、武力行使にならないので、現地では戦闘状態という言葉を使わないのではないですか?

  → 稲田:現地では、戦闘をいう言葉を使うなと言っていない。

緒方:現地では、戦闘という言葉を使わないとなりますよ(緒方さんの思い込み)

  → 稲田;統幕長の会見コメントをチャント読んでください。戦闘と言う言葉を使ってはいけないと言っていない。

緒方:間違いなく、忖度(そんたく)がはいりますよ。(これは、緒方議員の思い込み)

現地から、これ私の想像なんですが(本人もとうとう想像と言い始めました)、現在の状況は、戦闘行為に近い、もしくは、戦闘行為そのものだと言う報告が上がってきているのではないかと思います(緒方議員が想像で思っている事)が、現地のサインをもっと受け止めるべきではないかと思いますが、どうですか?(緒方議員の想像に対する質問)

  → 稲田:日報で戦闘という文字があるかどうかより(私の言葉になおしております)、客観的事実が何であるかを事実を見るべきであって、また、国会の場では、法的意味における戦闘行為であるかをしっかりと議論するべきだと考えます。

緒方:同じ内容(緒方議員の想像に対する質問)

  → 稲田:現地の自衛隊員が、安全を確保しつつ、有意義な活動ができるかで判断したいと思います。

稲田;私の質問に野次を飛ばす与党議員は、異常だと思いますよ。

(いつも野党がやっていることで、自分の質問の時にそれを異常とするなら、普段も、民進党議員は、野次を飛ばさないで欲しいです)

 

で、この程度の内容で30分掛かっていました。

文字に直したら、この内容を国会中継の予算員会で行われています。

質問している内容は、分りますが、その答えを聞いて、次に何を求めようとして言うのかが分かりませんでした。

質問は、基本的に緒方議員の思い込み(現地の日報では、戦闘と書かないのではないか)に対して、現地の自衛隊員は、戦闘と言う言葉で日報を書かないのではないかと聞いています。

質問は、スーダンの現地に確認しないで、東京で勝手に武力行使をしているかどうかを判断するのではないかと聞いていました。

稲田大臣も、仮定や想像の質問にはお答えできませんと言えばよい、愚問ばかり。

民進党は、もう少し、勉強して、本当に問題点を質問して欲しい。

 

「質問とは、この人凄いなと思わせる内容を聞くこと。、

愚問とは、この人こんな程度の人なのねと思わせる内容を聞くこと」です。

愚問ばかりで、呆れました。

 

民進党の緒方議員のプロファイル: 

http://rinta.jp/

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B7%92%E6%96%B9%E6%9E%97%E5%A4%AA%E9%83%8E

学歴は、東大法学部中退、外務省となっています。

良い質問ができるかどうかは、大学受験の成績ではないということです。

なお、この人は、国会での質問時間や質問回数を大事にしているだけの議員の様です。

国会質問の内容をいくつか読みましたが、こんな程度と思える内容でした。

数が多ければ良いと言う訳ではない。

 

閑話;

私も部下の報告を、役員にペーパーや口頭でブリーフィングする時は、言葉を選んで、適切に報告します。

当たり前の話です。

役員が全ての部下の報告を見たりすることはありません。

そんなレポート体制にしたら、会社は機能しません。

企業の組織論も勉強してくださいという程度でした。

 

2/15 追記:

辻元氏は「首相が出てくると、世界中にこの防衛相は情けないと思われる」と当てこすった。とニュースに書かれていた。

民進党は、大臣の個人攻撃しかできない政党であることを日本中に示していることに、気付いていない。

 

2/16 追記:

過去の議事録はここを参照:

議事録で読むと、愚問が多いのが分かります。

http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/0018_l.htm#193

 

 

2/20 追記:

 

https://www.youtube.com/watch?v=kTqB9wgLuII


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