評判の悪かった、韓国GPが、来年から開催が中止となった。
背伸びした当然の結果。
韓国にやらせてみたが、当然の結果となった。
F1選手は、4年間、我慢してきたが、流石に主催者側も無視できなかったのが現状と考える。
記事は、次の通り。
朝鮮日報タイトル:F1:韓国GP、来年の日程から除外
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/12/06/2013120600923.html?ent_rank_news
開催権料引き下げ交渉失敗
全羅南道「2015年に再開」発言も前例なし
フォーミュラワン(F1)韓国グランプリの来年開催が白紙化された。
F1大会を主管する国際自動車連盟(FIA)傘下の世界モータースポーツ評議会(WMSC)は4日(現地時間)、フランス・パリで総会を開き、2014年F1カレンダー(日程)から韓国・米国・メキシコの3カ国を除外した。
韓国グランプリは当初、F1運営会社「フォーミュラワン・マネジメント(FOM)」側との契約で2010年から16年までの7年間開催することになっていた。しかし、大会が4回開かれた時点で韓国は開催国リストから外され、残り期間中の開催にも赤信号がともったことになる。
リストから外された最大の理由は、F1組織委員会とFOMが開催権料引き下げをめぐり行った交渉が決裂したためとみられる。組織委員会は財政難を理由に、昨年4370万ドル(約44億4000万円)だった開催権料を今年2700万ドル(約27億4000万円)と半分近く引き下げ、来年の大会では2000万ドル(約20億3000万円)にまで削るようFOMに要求してきた。このため交渉が遅々として進まなかったことから、比較的開催権料の負担が小さい4月に開催する案も話し合われた。
F1組織委員長のパク・チュンヨン全羅南道知事は5日、道庁で記者会見を開き「累積赤字が1800億ウォン(約173億円)を上回る状況では、今年10月の開催から間もない来年4月に大会を開催すれば赤字幅がさらに広がる。開催権料を大幅に引き下げるか、開催時期を6カ月遅らせる案についてFOMと交渉したが通らなかった。交渉が決裂したため、FOMは来年の大会から韓国を除外した」と説明した。
これを受けて組織委員会は15年にF1大会を再度開催する方針だ。パク知事は「FOMとの交渉は継続する。5回目の韓国グランプリは来年を飛ばして15年4月ごろ再開する計画だ」と語った。
しかし、専門家らは「現実的に見て、一度中断したF1大会を残り2年で再開するのは難しい」と否定的な見方をしている。来年の開催が白紙化されたことで対外的に信頼度が落ちただけでなく、開催権料交渉も原点に戻りゼロからする必要があるからだ。これまでに一度中止されて契約期間内に再び大会を開催した前例はない。
全羅南道も「大会白紙化を招いた」という非難を避けられない。全羅南道はF1大会招致時、財務能力を考慮せず、政府の同意も取り付けずに大会を開き物議を醸した。赤字額が膨らみ、国会でもF1大会の妥当性について何度も指摘されている。しかも大会が開かれるたびに交通問題や宿泊施設不備が問題になり、海外メディアの批判的な報道も後を絶たなかった。
ユン・ジェスSBS ESPN放送解説委員は「来年の大会が白紙化され、残り期間中の大会開催にも暗雲が立ち込めている。全羅南道側が再開のための画期的な措置を打ち出さなければならない」と述べた。
務安(全羅南道)= チョ・ホンボク記者
理由は、開催権料引き下げ交渉失敗となっているが、選手、スタッフの評判があまりにも酷い。
霊岩(ヨンアム)の韓国インターナショナル・サーキットは、鉄道すら通っておらず交通の便が最悪。今年の開催では前売りが100枚しか売れなかったとも報じられた。
周辺には関係者を受け入れる宿泊施設もなく、メカニックや取材陣が、インターネットはおろか国際電話も使えないラブホテルへの投宿を強いられたことも話題となった。
観客も集められない、宿泊施設がない、事故時の消火器も普通の消火器を使っている等、開催国としてのレベルが低すぎる。
これで、F1 GPは、韓国では永遠に開催されなくなったようだ。
背伸びした4年間、よく頑張ったけど、所詮、韓国開催は無理だったということ。
今後は、F1 GPを再開催することを要求しなくて、2018年の冬季オリンピック開催に全資源を集中し、冬季オリンピックがF1 GPのような開催中止にならないようにして頂きたいと考えます。