2018・7・3・6;18
夏至が過ぎて夏越の祓いも済んで
陽は短くなっていく。
満ちた月、満月は必ずかけていく。
それが自然。
久しく永遠なものなど何一つないのだ。
けれど
人は「変わらないこと」を望む。
いつまでも若いコト
いつまでも愛し合えるコト
永遠の愛などあろうはずもないのに
ないからこそ「誓う」という形で保証したくなるのだ。
でも
変わるからこそ意味があり
変わるからこそおもしろく
変わるからこそ再生できるのだ。
永遠に生きていたらつまらない。
再生できない。
「死ぬ」という有限こそがこの宇宙の最大のプレゼントだと思う。