ファステイング 二日目 その２

4月20日　１１：００ａ．ｍ．

　お水の飲みすぎで胃が変。
でもおなかがすいた感じがあるのでそれをまた水でごまかす。
なんたって、一日2リットルの水を飲まなくてはいけないのだから・・・。


なんだかテレビを見ても
雑誌を見ても
やたら食べ物が載っている。
如何に巷には食欲をそそるものが溢れていると言う事なのかもしれない。

本当はそんなに食べない方が身体はただしく機能してくれるのに
人間の強欲ゆえなのか
経済優先の社会の陰謀なのか
人はこんなにも食欲を刺激されて暮らしているのだ。

そりゃぁ、こんなに見せ付けられれば
誰だって食べたくなるってもんよね


私は常々、仙人のように成りたいと思っている。
霞を食べて生きると言うあの「仙人さま」

動物はもちろん、野菜の命さえ奪いたくはないから
食べずとも生きていけるような身体になりたいと願っているのだ。

しかし、そんな私であると同時に
人並み以上に美味しいものを食べる事に執着を持っているのも確かだ。

量をたくさん頂けないからこそ
本当に美味しくなくては許せないところがある。

これも、傲慢極まりないと知りながら、どうしても食べ物を吟味してしまうのだ。
「感謝していただく」これが一番大事であることをついつい忘れてしまう。

食べ物になってくれたエネルギーのアセンションのためにも
己の波動のためにも
文句を言わず、選好みせず
感謝していただかねばならないのに・・・。

まったく、ゴメンナサイの限りである。

１：００ｐ．ｍ．

お昼のジュース
　
　　　Yellow Mix

　　　　キャベツ　　　　３０g 高血圧、便秘、肌荒れ、むくみ、
バナナ　　　　　３０g　　　胃腸障害、がんなどに効果的
パイナップル　　５０g
りんご　　　　　５０g
　　　　レモン　　　　　１０cc
無調整豆乳　　 ３０cc

　　　　おいしい！！　
・・・・・でも、ちょっと甘い。
バナナとパイナップルの糖分ってこんなに甘いんだ・・・って思った。
　
　これで１００kcalなのだそうだ
朝から200kcal取ったことになる。
イメージとしてはもっとカロリーがありそうな感じのジュースだった。

朝の反省からおしゃべりは控えた。

Tempul du Jade カフェ ライスバーガープレート

　いらっしゃいませぇ～～～～～
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　
　Tempul du Jadeカフェへようこそ、ありがとうございます　　　　　　　　　

本日のおすすめメニューはこちら　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　ライスバーガープレート　セット
　　　　　　　　　　　デザート、お飲み物　付き　￥１５００




　ライスバーガー二枚、人参の亜麻仁油レモンソース、ごぼうのキンピラ
大根菜と大根の浅漬け、さつま芋と五色豆のサラダ小松菜添え、焼き海苔
　＊ライスバーガーは適当な大きさに切り海苔に乗せ、その上にお好きな具材を乗せてお召し上がりくださいませ


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　デザートのローフードヨーグルト風


　（　材　料　）
　　　　ライスバーガー　　　　　　　　　　雑穀入り胚芽ご飯、鰹節、胡麻、醤油、焼き海苔
　　　　さつま芋と五色豆のサラダ　　　さつま芋、茹でた豆類、りんご酢、白練り胡麻、塩
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　大根と大根葉の浅漬け　　　　　大根、大根の葉、塩昆布、りんご酢、鰹節
　　　　ローフードヨーグルト風　　　　　木綿豆腐、レモン汁、はちみつ（うちではコーボン使用）、飾りつけ用果物



　（　作り方　）
　　　　ライスバーガー　　　　①雑穀胚芽ご飯に他の材料を混ぜ合わせ、ラップに包んで平たく伸ばして固める。
　　　　　　　　　　　　　　　②テフロンのフライパンにほんの少しの胡麻油を敷き両面を焼く
　　　　　　　　　　　　　　　③焼き海苔を好みの大きさに手でさく
　　　　　　　　　　　　　　　　ハサミを使うと金属反応を起こし味が落ちるような気がします

　　　　さつま芋と五色豆のサラダ
　　　　　　　　　　　　　　　①さつま芋を良く洗い皮ごと細かく切る。
　　　　　　　　　　　　　　　②ほんの少しの水と塩を入れて中火で蒸し煮にする
　　　　　　　　　　　　　　　　＊水が少ないので焦げ付かせないようにきをつけてね　
　　　　　　　　　　　　　　　③柔らかくなった時点でりんご酢、練り胡麻を入れ、火を強めて水分を飛ばしながら混ぜて潰す
　　　　　　　　　　　　　　　④茹で豆を混ぜる

　　　　大根と大根菜の即席漬け
　　　　　　　　　　　　　　　①大根を千切りと短冊切りの間の大きさくらいにスライスする
　　　　　　　　　　　　　　　②大根菜は細かく切る
　　　　　　　　　　　　　　　③②を塩でもみ、一度水洗いしてから固く絞る
　　　　　　　　　　　　　　　④①と③に塩昆布、りんご酢、鰹節を混ぜ合わせ暫く味をなじませる

　　　　ローフードヨーグルト風
　　　　　　　　　　　　　　　①木綿豆腐をキッチンペーパーに包んでザルに入れ、冷蔵庫内で水切りをする
　　　　　　　　　　　　　　　②①とレモン汁とはちみつをミキシングする
　　　　　　　　　　　　　　　③果物と共に盛り付ける
　　　　　　　　　　　　　　　　＊固さは豆腐の水きり加減で変わります。
　　　　　　　　　　　　　　　　　固すぎる時はレモン汁や豆乳で調整してくださいね



　　　　　お飲み物はタンポポコーヒー、インカコーヒー、エンボス茶、シンフォニアティー中からお選びくださいませ。
　　　　いずれも、身体の中を温め代謝を浴しますのでダイエットや未病に効果的です　


＊シンフォニパープルティー


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　国産の連銭草、紫黒米、タラの木をブレンドした薬草茶
　　　　黒紫の色が美しく糖尿病への薬効を意図してブレンドしてあるそうです。



　　

　　いかがでしたてでしょうか。
　　少なく見えますがお召し上がりになると結構なボリュームですよ。
　　カロリーは低くミネラル効果も考えてあります。
　　おうちでも是非是非お試しくださいな。

　　病気になってから病院やお薬に頼るのではなく未病効果の高い食事を心がけましょうね


　　　ではでは、またのご来店、お待ち申し上げております　


　　ご来店ありがとうございました。　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　

ファスティング 二日目 （ その１ ）

４月２０日　（　火曜日　）曇り

７；００ａ．ｍ．起床
　
　トイレに起きて体重を量る。４４kg
昨夜は４５．９ｋｇ
一食抜くだけで体重ってこんなに減るのかとびっくり

　指示に従い、昨夜は水を５００cc摂取。
１０００cc取るように言われたが私の胃にはこれが限界だったので、半分でやめた。
しかも、そのせいで、２:３０ａ．ｍ．と４:２０ａ．ｍ．にトイレに行き
７:００ａ．ｍ．にも目が覚めてトイレへ。

おかげで熟睡が出来なかった。
おまけに、胃が気持ち悪い。

それでも、起きてからすぐ頑張って200ccを飲んだ。

現在8時。胃の中に水がいっぱいあるのを感じ、且つ、やや辛い。

８;３０ａ．ｍ．
　またまたトイレへ。

ケトン値をチェックする。陰性。

ケトン値とは尿中のケトン体が尿に漏れで他の量のことである。

ファスティングに入ると体内に蓄えられた脂肪は、まず血液の中に出て、
これが肝臓でケトン体というものに形を変える。
そしてこのケトン体が心臓や腎臓筋肉のエネルギーとして使われるのである。

その一部が尿に漏れでた数値により、どれくらいケトンが働いているかを知るらしい。
ケトン値が高くなるほど、体内の代謝変動が高いと言う事である。
つまり、ケトン体が出ているほどファスティングの効果も出ていると言う事らしい。

９:００ａ．ｍ．

　簡単に入浴を済ませ、血圧脈拍を測り、リラクゼーションルームへ。

今日は愛子さんが不在なので支配人のが担当して下さる。

支配人は誠実そうな好青年（？）
背も高く、甘いフェイスがわたくし好みかも・・・

思わず、「娘の婿に」と食指が動いてしまう

ま、そんな人が今まで独身であるはずはない。

でも・・・、指輪していないし・・・
もしかしたらということもあるかも・・・

あっ　かく言う私も結婚してこのかた
結婚指輪などした試しはありませんでした


　はい、余分なおしゃべりはやめて、今朝のジュース　です　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　Tomate&Strawberry （少女の恋）

勝手に名前をつけてみた。ちなみに昨日のは「萌木色のためいき」
・・なんだか売れない歌のタイトルみたい
こういうことへの才能のなさを感じる


トマト　　　　　４０g しみ、そばかす、かぜ、がん、動脈硬化
いちご　　　　　８０g　　　　高血圧などに効用あり
キャベツ　　　　３０g
無調整豆乳　　　３０g 　　　苺の香りのする美味しいジュースだった
木綿豆腐　　　　１０g
はちみつ　　　　 ５g


　お忙しい支配人を捕まえて、３０分程話した。
身土不二をよしとする私にとって、この季節にメロンだ、トマトだ、となると
「？」がいっぱいになってしまうのでそのあたりを突っ込んでしまった。

私は時間たっぷりだが、
彼はお忙しいので、内心閉口していらしたかもしれない。
ま、これも値段の中に含まれるはずなのでよしとしてもらおう・・・
と、自分に弁解する。
が、相手が専門の生越さんならともかく
支配人に時間を取らせてしまったのは配慮が足らなかったかな
とやっぱりかなり反省した。
ごめんなさい。次は気をつけますね。

１０;００ａ．ｍ．
部屋に戻り、この記録を書き出す。

　ジュースを飲んだせいでおなかが活動し始め、
「食べたい」を意識し始めている。
胃そのものは結構水腹になっていて堪えられないほどではないはずなのだが、
脳が「食べられないと思うと余計に食べたい」状態に陥っているようだ。

たまたまつけたテレビであさりのボンゴレを作っていた。
めっちゃおいしそう！！

帰ったら絶対作る
絶対あさりのボンゴレ作る
あの作り方で作る

　はい、ここでお料理メモ　

　ポイントはパスタを茹でる時にきちんと塩加減すること。
指示された時間より30秒くらい短めにゆでること。

叩き潰したにんにくをオリーブオイルたっぷりの中で揚げる様な感覚で
香りを出し火を消してからとうがらしをいれる。
こうすると唐辛子が焦げないんですって。

そこへアサリと白ワイン（ワインがなければ水でもいいんですって）を入れてふたをし
アサリが開いたらふたたびオリーブオイル回しいれ、汁を乳化させる。
これが美味しいドレッシングを作るコツ。
桜が咲き始める頃から五月いっぱいのアサリは旬。
とってもおいしいのでこれだけですごくうまいドレッシングができるんですって。
これで、炊き込みご飯を作ったらそれもおいしいだろうって。


両方作るもんね
やっぱり私は食いしん坊！！
食べて生きる三次元に生まれてよかった

このアサリドレッシングをパスタを絡めるだけ。

たっぷりのパセリをかけて・・・あ～～～あ、はやくたべたいよぉ

チバラキ 愛・感謝 （ №38 愛第１号 ）

　永崎さんに無理にお願いしてブログ用の写真を取らせて頂いた。
それでもお顔を掲載させていただく許可は得られず、残念ながら遠目の写真だけ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

輝くような笑顔のとてもきれいな方だった。


私は今度の旅行でご縁を得た方々に波動画を描かせて頂こうと思い
道具を持ってきている。

「波動画第一号はこの人だわ」
そう決めた。

　彼女にお礼を述べ
心を清らかで暖かい物に満たされてその場を後にした。


奥宮様の周りに彼女の箒のはきめが残されていた。
まるで、京都で見た石庭の様だと思った。

いままで、石庭のあの筋目は単に波などを表す意図的な芸術だと思っていた。
しかし、もしかしたらその原点はこれなのかもしれないと今思う。

掃き清めると言う行為の中に人の心が表れる。
その心は確かに「気」となって箒の履き目に潜むのである。
心が美しければ当然残された掃き目も美しく
それに触れた人もまた、その美しさの中に引き込まれるのであろう。

そもそもが芸術などと言う物は
人の心の表現なのだから、
心に苦しみがあれば見ていて辛くなる作品になり
心に愛と光があれば
見ている者もまた救われるに違いないのだ。

そしてどのバージョンに反応し、共感するかは
己のその時の波動レベルそのものによるに違いないのだ。

・・・そんな当たり前のことが彼女の箒の掃き目を見て腹に落ちたのだった。



永崎さんの他にも広い境内の中のあちこちを
掃き清めている人々の姿があった。

もしかしたら、彼らは境内を清めると同時に
己の穢れを落としているのかもしれない。
もちろん、そんなこと本人達は意識してはいないだろう。
けれど、この鹿島様で
清浄な気に触れながら心を込めて場を清めると言う行為は
自然に自身の気をも清めているに違いないのだ。


そうか！！だから、禅宗の修行の中でも清掃はとても重視されるんだ！！

だから、小林正観は
「運をよくしたければ、とにかく掃除をしなさい」
と言っているんだ！！


清掃とは場を清めるだけにあらず
己の中に蓄積した雑多な穢れを落とし
魂レベルを上げること

・・・これもまた、わかっているようでいながら本当に理解していなかった事を
今、実感した気がした。


　それを毎朝させて頂ける環境にあると言う事は
もしかしたらとても幸せな事なのかもしれない。
いや、そもそもが、そうさせて頂けること事態
彼らの魂レベルの方がそれができない私などより数段高いのかもしれない。
永崎さんが奥宮様のまん前で毎日過ごせていると言う事は
それだけの徳を備えているからかもしれない。
それだけの価値に値するからこそ
そこに存在する事を許されているに違いないのだ。



　なんだか急に彼らが羨ましくなってしまった。
鹿島様に抱かれながら、身に付いた穢れを落とし
無心に清掃に没頭する彼ら。
神の御前近くに店を構え、毎日営む事を許されている彼ら。


ああ、なんてすてきなこと
ああ、なんとうらやましい

私もやってみたい

お社近く住む事は不可能にしても
せめてこの「清掃」と言う行為を体験してみたい。

鹿島様のお掃除がしたいよぉ～～～～～


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく

チバラキ 愛・感謝 （ №37 愛第１号 ）

　「おはようございま～～～す
ご苦労様です　
　いつもこうしてお掃除していらっしやるんですか？！」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

声をかけて彼女に近づいた。


美しい人だった。



着飾ってはいないし、いや、むしろ田舎のおばちゃん風の出で立ちだし、
化粧だって必要最小限だ。

でも、彼女が顔を上げた時私は思わずドキッとしてしまった。
そして彼女と話しているうちに
ますますきれいにみえて来るのだった。



彼女の名は永崎さん
奥宮様のまん前で茶店を営んでいる人だった。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



毎朝、出勤してくるとお店を開ける前に
まずはこうして奥宮様の周りを掃き清めるのだそうだ。

「穢れを残したままでは神様に申し訳ないから。」
と彼女は言った。
とはいっても、別段ゴミがあるわけでもない。

「人の足跡は穢れを残すから毎朝それを清めないとね」
と、さらりと言う。


そういえば「聖地巡礼」にも書いてあったっけ。

「観光客が入ったらしく、無数の乱れた足跡が砂浜に残り、
人間の残滓のような慌ただしさが空間を満たしている」

「こんなにも人の足跡は場所を煩わしくしてしまうものなのだろうか。
　人間の気配は場所に転写されるのか」

「足跡が消えていくと、人の話し声が消えていくような不思議な静けさがやって来た」

「掃除っていうのはホコリを払うと同時に、
その場所に付着してしまった人間の雑念を消す事でもあったのだ」

・・・と。


確かに
永崎さんが掃き清め終えた場所と
まだ掃いていない場所を比べればそれは明らかだった。

足跡やゴミががなくても掃き清める前後では
全く「気」が違っている。
その「気」を清らかに整えるために
彼女ははこうして毎日一人で奥宮の周りを掃除しているのだ。

奥宮は本殿とは違い観光客の数はぐんと減ってしまう。
参拝者だって同じ事。

深い森の奥、一日中殆ど日が当たらないような場所で、
茶店と言う商売は果たしてどれほど採算が取れているものか。
冬の寒さなど想像を超えるに違いない。

それでも
「奥宮様にはお世話になっているから」
と彼女は毎朝、無報酬で掃き清めているのだ。

「失礼ですけれど、
　この場所ではお商売の利益は何ほどもないのでは・・・？」
と尋ねる私に
「お金以上の、素晴らしいご縁と言うご褒美をたくさん頂戴していますから」
と、にこやかに応えた。

　永崎さんの話を聞いているうちに
胸がいっぱいになり、目頭が熱くなった。

その時、私の中に
紛れもなく彼女の愛と光が満ちて来るのを感じた。
彼女の言葉と思いは私の心まで掃き清めてくれていた。
なぜか、私はとても幸せだった。

人の幸せとは何か。
人の美しさとは何か。
一瞬だけれどそれを体感したような気がした。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく