幸せになろうね 改め しあわせだね

日々の生活の中のほんの小さな出来事をどう捉えるかで
私達はすぐにも幸せになれるのです。

居場所を作ってあげる、という幸せ

2022年02月11日 21時07分04秒 | ひとりごと
僕は作りたいんだ。

 彼女が安心できる居場所をね。


 血の繋がらない僕が作ってあげられるのかわからないけれど」

「不安なのは月子も一緒よ。

 相手の幸せを祈るから、人はみんな不安になるの。

 だからこそ不安もまたあなたの一部なの。

 和真、この世界に真昼の星空なんてないのよ。

 深い夜空の中でこそ多くの星が輝ける


    柴崎竜人 著 「三軒茶屋星座館 秋のアンドロメダ」 P.264より 




ふと思う。

私は娘に、本当に安心できる居場所を作っていただろうか、と。

目の前の雑事に終われ、自分の都合で、彼女に接していたのではなかろうかと。

そこにはD.V.とまではいかずとも、
「親対子」「大人対子供」というどうしようもない力関係の
パワハラがはらまれてはいなかっただろうか、と。

当時の私は、私自身が「幸せ」という感覚には程遠い状態で、
娘を愛しながらも、
彼女を本当の意味で、大切にし切れていなかった気がする。

「生きる」ということの中にはいろいろな状況が含まれている。

思い通りで楽しいことばかり、なんて都合の良いものではないのだろう。

それでも、そんな中で、
一番大切なものは何か、という軸を見失わなければぶれることもないのかもしれない。

きっと私にはそれが出来ていなかった。

子供が絶対的に安心していられる場所を作ってあげられるという、親ならではの幸福・・・
そんな素晴らしいチャンスを、私はみすみす逃してしまっていたのかもしれない。


 2022・2・1 鶴居村にて

喜怒哀楽は一つの種から

2022年02月11日 20時07分47秒 | ひとりごと


「もし、あの頃の私が辛くて、苦しかったとして、

 苦しみのない愛情を、

 誰が愛情って呼ぶの?

 少なくとも私は、

 苦しみだけを完璧に取り除くことができた感情を愛だなんて思わない。

 そんなの欲しくないよ。

 たしかに私はあなたといてずいぶん辛かったこともあるけれど、

 それで楽しかったことや救われたことがなくなる訳じゃない。

 苦しいことや、嬉しいことや、

 笑ったり泣いたりすることは、

 ぜんぶ同じ種から芽吹いた、違う色の花なのよ。

 それだけなの。

 そして私のなかにその種を植えてくれたことに、

 あなたに感謝してるのよ。」

  柴崎竜人 著 「三軒茶屋 星座館 秋のアンドロメダ」P.261より

 オオイヌノフグリ 別名「星の瞳」

ヨイ・ヨイ・ヨイショの一日だ❣!

2022年02月09日 18時48分13秒 | 波動
昨日の朝、トイレで急に閃いた!!

ヨイヨイヨイショの一日だ❣

きっかけは
立ち上がる時「よいしょっ!」と、
つい口をついて出てしまったこと。

「やぁね~~~、年寄くさっ!!
 つい出ちゃうのよね~~~~

 うん?!

 どうせ出てしまうものなら、ラッキーな言霊に変えられないかしら?」

             


というわけで、再び便座に陣取り考えた。


で、こうなった。

「良い・佳い・好い諸(ヨイ・ヨイ・ヨイショ)」

さらに閃いた!!

干支波動画を描いているときに降りてきた今年の「幸せの祝文(呪文)」の、

「楽々・楽来・良来・良久(ラクラク・ラック・ラ~~~ク・ラク)」

さらに、今年の心に置く光透波の、

「とにかく笑っていよう!!」

を全部合わせちゃえ!!


はい、そうしてできた祝い唄です。


ラクラク・ラック・ラ~~~ク・ラク

 ラクラク・ラック・ラ~~~ク・ラク

 とにかく笑って、笑って・笑って・笑って
(<な感じでだんだん大きく)

 ヨイ・ヨイ・ヨイショの一日だぁ

 ヨイ・ヨイ・ヨイショの一日だぁ

 ヨイヨイヨイヨイ ヨイヨイヨイヨイ、
(<な感じでだんだん力強く)

 ヨイヨイヨイヨイヨイショ!!(元気に大きく)」


トイレから出るころには踊りまでついて、なんだか超波動アップな感じでした。


・・・それにしてもいつもながら、

トイレってすごい!!



 

優先事項を考え直してみませんか?

2022年02月09日 18時02分32秒 | ひとりごと
 2022・2・01

同じアラスカに住む者として、

星野道夫は自身が体験したアラスカをぼくにも見せたいと言った。

何度も誘われた。

誘われるたびに、「そのうちに」というあいまいな言葉で断ってきた。

知らない世界に行ってみたいとは思ったが、

いつもそのこと以上に優先する出来事がそばに控えていた。

優先事項の多くは仕事であり、

おカネのことであり、

時間であった。

今にして思えば、それは単に日常のしがらみでしかなかった

「そのうちに」というのは、

「そのうちに行けるだろう」という甘い見通しを伴うもので、

時間が有限なものだということに、僕はその頃気づいていなかった。

思慮に欠けた、安易な判断を下したことを、今は深く後悔している。

まさか彼がこんなに早く世を去るなんて、

その頃は想像だにしなかった。



                     「星野道夫 永遠のまなざし」 P.210~211 より

 2022・2・1

安定飛行に入るとすぐに、富士山が見えてきた。

いつものことだが、雪雲の上は晴れ。

星野道夫への大山卓悠の言葉が思い出される。

確かに、優先事項を替えるだけで、

生きている「今」は吹雪にもなるし、青空にもなる。

とても単純で、簡単なことのはずなのに、

しがらみを捨てて「やりたいこと」を最優先にするのはかなり難しい。


が、私は誰かのために生きているのではない。

私は私の命を生かされているのだ。

私の命が喜ぶことを最優先しなければ、思う。


一番大切な生き方

2022年02月09日 18時02分32秒 | ひとりごと
星野道夫の写真家としての始まりは、彼によると、

学生時代の友人の死にあったらしい。

彼はその時、生命について深く考えさせられたのだという。

各々に与えられた人生はたった一回きりで、

それも何年生きられるか確約のない時間に支配されている。

そんな限りある人生ならば、

自分が好きだと思うことをして生きるべきではないか
と思ったのだそうだ。

ー-- 略 ー--

やりたければやる、行きたければ行く。

星野道夫は、そんな単純で簡素な自由の中に生きていた。

一見何でもないようなことのように思われて、

しかし、なかなか踏み出せない一歩ではないだろうか。

同じ星野姓を持つ詩人、星野富弘の詩に次のようなものがある。



いまやりたいこと、いまできること

ただそれだけをすればいい

あとは神様がしてくださる


星野道夫はこの通りに生きた人だった。

星野道夫は人間にとって、生命あるものにとって、

いちばん大切な生き方を示してくれていたのだと思う。



               「星野道夫 永遠のまなざし」 P.240~241 より