昨日また「ゲゲゲの女房」を見た。
そうしたら
この間の「昔は良かった」「貧乏が懐かしい」
という主人公のぼやきに
松坂恵子がふんするおばさん(しっかり見ていないので役名がわからない)が
こんな事を言っていた。
「貧乏が懐かしいんじゃないのよ。
一生懸命だったその時間がいとおしいのよ」
「きっと
今だって
あとになれば
“あの時はよかったなぁ”
ってなるのよ。
だって、あなたたち今だって一生懸命だもの」
・・・・・いい言葉
も~~~らい
そう、
人生ってそう言う事なんだと思う。
なんでも
適当に流してしまったり
楽なほうに逃げたりすると
なんの懐かしさもわかないし
きっと
後悔したりするんでしょうね。
けれど
辛い事も苦しい事も一生懸命に臨んだら
きっと
ずっとあとで
そのときの自分や時間が恋しくなるんだと思う。
そして
そんな
恋しさをどれだけたくさん積み重ねるかで
人生の最後に
「あ~あ、面白かった
」
といえるかどうかに分かれるんじゃあないかしら。
お金持ちになることも
世間的に成功することも
それなりに面白いんだとは思うけれど
そうならないからといって
ちっとも嘆かなくていい。
不幸って
他と比べる事から始まる、らしいから。
幸せに生きるには
まず、
他と比べない事
それから
何か夢を持つこと
そして、
けっしてあきらめず
それに向かって努力する事。
あ、でもね。
この“努力”は“辛くてもがんばる”という
悲惨なイメージでは駄目!!
“努力”って
本当は“夢中になって楽しい事”じゃぁないかしらと思ったりするの。
だってね。
小椋桂が言ったの。
癌になって
再起した時のコンサートの前に言ったの。
「夢は果たしても止まらない。
むしろ
夢を叶える過程にいることを自覚できること
の方が素晴らしいし
それで充分と言う気がする 」
って。
他の誰かも言っていた。
「もちろん、
夢は叶えたい。
でも
今、
自分は
夢を叶えつつあるんだ
という
その過程を実感出来る事の方ががもっと好き 」
この言葉を自分の中に持ってから
私は焦らなくなったような気がする。
だって
もちろん夢は叶えたいけれど、
(信じて努力し続ければきっといつか叶うんだと思うし・・・)
むしろ
それに向かって努力している時の方が楽しいのだとすれば
焦ったらもったいないな、って
思うようになったから。
障害が目の前に来た時
「あー、なんで?」と
ったり
すると辛くなるけれど
どうやったら乗り越えられるんだろうと
悪戦苦闘する自分を楽しみ出せば
それはとても幸せの真っ只中に感じられる。
有り難いよね。
人って
同じ事象に対しても
見方や受け止め方を変えるだけで
とたんに幸せになれるんだもの。
9月の下旬から
大好きな御嶽山の麓の
「風里(かざり)」というお宿で
小さな展示会を開かせていただける事になって
(二年前に「ここで絵を展示させてもらうぅ~~~
って
宣言したの。
その夢を
今秋
叶えさせていただけるみたい・・・
時間はかかったけれど
やっぱり
実現できるんだな、って
すごく感謝です
)
で、それ用に昨日描いた絵
出品しようかどうか迷っていて
(なんだか、あまりにも漫画チックなので、駄目かな、って・・・
)
朝、その絵を眺めてて
思ったの。
このうさぎさん、
今、
自分が何を引っ張っているのか知っているのかしら・・・・・?
もしかしたら、
それが見えていなくて
ただ
今
自分はとっても苦労しているって思ってるかもしれないな・・・
重くて
前に進めなくて
いやんなっちゃって
泣きたくなって
途中で止めちゃうかも・・・。
でも
もし
自分が引っ張っている物が
大きな鯛で、
それが「めで鯛」という鯛で、
頑張って
目的地まで引っ張れば
それを待ってて、喜んでくれる仲間がいるって知っているならば
そうして、
みんなが喜んでくれるその感謝と笑顔が
自分の幸せに繋がるって知っているなら
けっして
途中でやめたりしないだろうな。
だって、今
ここで頑張れば
もうすぐ
大きな幸せを味わえるのだもの、
って、ネ
この絵を
没にするかどうかは
まだ迷っているけれど
おかげで
今朝は
朝からブログがアップできました。
感謝、感謝
今日も
読んで下さっているあなたにも感謝 感謝
ありがとうございました
あなたが
今、持っていらっしゃる幸せに気づいてくださいますように。
そうしたら
ホラ、
すぐに
幸せになれるのだもの
・・・ネ