悠々人生

気が多すぎて「時間破産」状態。もっとゆっくりとした人生が目標です。

辻ぎり作り

2016-01-23 22:53:45 | Weblog








藁で作ったヘビに睨みを利かせて、災厄や疫病などが外部から侵入するのを遮る井野地区に伝わる民俗行事である辻切り。小竹小学校の5年生が作った小竹っ子米の藁を使ってつくるで、昨年までは米作りの最後の締めとして行っていたが授業時間の関係で取りやめになったので、今年はまちづくり協議会の事業として引き継いだ。

 自由参加にしたので準備した材料で間に合うか心配したが、ほぼ見込んでいた52名の参加で指導してくれた歴史研究会の方々が7名だったのでちょうど良い規模だった。ただ藁が硬すぎるという指摘があったので、来年は前日に水に浸すなどの前準備が必要だ。

 飾りに使うヒイラギや杉の葉は地元の生花店が農家から集めてくれたし、学校も校長、教頭、それに5年生担任の先生方などいつもながらの協力をいただいた。児童と一緒に参加されたお父さんは「良い企画ですね。伝統行事を大事にしたいですね」。

 またPTAの会長は「親子で協力して作っているのが素晴らしい光景でした。ぜひ続けてください」と言ってくれた。土曜日は塾や習い事に通う児童が多く、昨日の下校時の児童に聞くと、スイミングだから、あるいはサッカーの試合があるから参加できないと言っていた。

 今回もPTAの方、地域の方に参加いただいた。まちづくり協議会を知って頂く活動を地道に積み重ねていきたい。

コメント
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