「菜の花ラインに乗りかえて」

　昨夜BSプレミアムで放送のNHK千葉放送局開局70周年記念ドラマ「菜の花ラインに乗りかえて」は、県花でもある菜の花が沿線に咲くいすみ鉄道の風景が良かったですね。私たちが行ったときは少し早かったのか、まだまばらにしか咲いていませんでした。
その後間もなく撮影が始まったのですから放送までに6ヶ月掛かっていることになります。

　佐倉も緑に恵まれてウオーキングコースや散歩でも自然の豊かな道を歩けますが、房総半島も大多喜まで入るとその自然に人情が加わります。千葉県のよさでしょう。

　吹石一恵、石黒賢、梅宮辰夫さんの3人が演じる700万円自己負担の運転手訓練生が、それぞれ味があって楽しませてくれました。それぞれが前職の経験を生かしながら、さらにお客様の喜ぶ顔を得るために頑張ります。何よりも夢に向って前向きに努力する姿を頼もしく思います。

　もっとも夜10時からの放送なのでそんな遅くの視聴は私には無理。ビデオに入れておいて今朝を見たのです。3月にバス旅行で大多喜に行き、いすみ鉄道（ドラマではかざみ鉄道）の列車に乗っているだけに、懐かしい風景が随所に見られました。

　吹石さんが演じる本多かおりの母親役は浅田美代子さん。その名前が「頼子」といって家内と一緒というのも、番組に思いいれしている私にとって何かの因縁でしょうか。いすみ鉄道社長や親切に案内してくれた広報担当の女性を思い出します。

　それにしてもディーゼル軌道車の運転免許書を取るのは大変なんですね。緊急時の対応なども厳しくチェックします。JR北海道の規律の緩みを見るに付け「何で？」という思いを強くします。