「ウソ」という鳥の名を初めて聞いた。そば道場のIさんが「上座公園へ花見に行った?」と聞き「何か感じなかったか」と言う。「ちょうど満開の時に行きましたよ。もちろん花のトンネルを一周したけど―。何も感じなかったなあ」
彼の話によると、プール側の木は例年より花芽が少ない、それは今年の初め頃から「ウソ」が11羽も上座公園に来ていたからだという。
動き回る鳥の数ををよく数えられるなと思うのだが、彼は日本野鳥の会会員で、しかも仲間と一緒に数えたと言うのだから間違いはないのだろう。この「ウソ」が1月頃に来て、まだまだ小さい桜の花芽を食べてしまったので、開花の時に花が少なくなってしまったらしい。
「ウソ」は雀よりも少し大きいくらいで、首から腹に赤かピンクの線が入っていると言う。
「なぜ今までいなかった鳥が突然現れるの?」「それは分からない」、少なくとも暖冬などとは関係ないらしいが、「ウソ」は木の実、芽、昆虫を食べるというので、木の実や昆虫が少なくて桜の花芽を食べに来た、と考えられないのだろうか。
「花がついているうちにもう一度見に行ってごらん。上の方にまるっきり花の付いていない枝がある。それが食べられてしまった無残な姿だよ」
残念ながら確認には行けなかったが、11羽ぐらいでも目で見るほど食べられてしまうのだ。何気なく見ている花にも、そんな変化があることを教えてもらった。
彼の話によると、プール側の木は例年より花芽が少ない、それは今年の初め頃から「ウソ」が11羽も上座公園に来ていたからだという。
動き回る鳥の数ををよく数えられるなと思うのだが、彼は日本野鳥の会会員で、しかも仲間と一緒に数えたと言うのだから間違いはないのだろう。この「ウソ」が1月頃に来て、まだまだ小さい桜の花芽を食べてしまったので、開花の時に花が少なくなってしまったらしい。
「ウソ」は雀よりも少し大きいくらいで、首から腹に赤かピンクの線が入っていると言う。
「なぜ今までいなかった鳥が突然現れるの?」「それは分からない」、少なくとも暖冬などとは関係ないらしいが、「ウソ」は木の実、芽、昆虫を食べるというので、木の実や昆虫が少なくて桜の花芽を食べに来た、と考えられないのだろうか。
「花がついているうちにもう一度見に行ってごらん。上の方にまるっきり花の付いていない枝がある。それが食べられてしまった無残な姿だよ」
残念ながら確認には行けなかったが、11羽ぐらいでも目で見るほど食べられてしまうのだ。何気なく見ている花にも、そんな変化があることを教えてもらった。