おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

GDPと連動するシンガポール公務員の給与

2009年11月30日 | Weblog
午前8時の気温は、プラスの1度。
曇り空です。
雪は降ってません。

静かな朝だなぁ~
穏やかな一週間の始まりなのでござります。

国民大注目の事業仕分けは無事終了しましたが、3兆円をここからひねり出す予定が大誤算。
1兆6千億円程度に止まったとか。
これではどうにもこうにも予算編成には足りませんゆえ、仙石行政刷新相は、特別会計の埋蔵金から10兆円を掘り出すという。
官僚さまの伏魔殿と化しておる特別会計、ここにどこまで切り込めるのか、大注目じゃね。

それでもダメなら、残された一手は、「公務員の給与削減」じゃろう。
いくら官公労が支持母体だとしても、ここに手をつけず聖域化したおったら、民主党は国民の支持は得られませんです。
この場合の公務員、もちろん政治家・国会議員も例外ではないのじゃ。

シンガポールの公務員給与、「民間の給与レベルと連動」しておるそうな。
政府は、経済状況に合わせて公務員給与をしっかり削減する。
給与はいとも簡単に減らされるし、GDPに連動するという特別手当は、GDPにが大きく下がれば、当然支給しないことになるそうな。

リーマンショックの昨年は、給与引き下げとボーナスの中止で、公務員給与は前年比で6%~21%も減額になったという。
同じように、国会議員の給与もガックリ下がるそうなのじゃ。
これって当たり前田のクラッカー!!

昨年のダウン幅は、大統領と首相が最大19%、官僚のトップや閣僚級で18%だったそうな。
国会議員も16%の削減。
公務員の給料をまったく聖域化しておらんということで、まことにけっこうじゃ。

逆に、GDPが上がれば公務員の給料も国会議員の給料も上がるようにすりゃ、こりゃ皆さん頑張るんでないの?
公務員をぬるま湯状態にしておくシステムってもんが、もう古い。
誰でも、なんでも、そうだけれど、ニンジンを鼻先にぶら下げるのが、やる気を出すポイント。
悲しいけど、「人間の定め」ってもんでござります。

大赤字だった大阪府、いまではしっかり公務員給与を削減し、すでに財政は再生する気配なのじゃ。
橋下知事ってば、凄いなぁ~偉いなぁ~
改革ってのは、そういうことでしょう。

多くの国民は、見せかけだけ、掛け声だけ、言葉だけ、それらが独り歩きした「郵政民営化」の愚挙から多くを学んだんでないのかねぇ。
「痛みを伴う改革」は、まずは国会議員・公務員から始めねばねぇ。
そういう意味では、真っ先に「国民に痛み」だった小泉改革、やっぱエセ改革だったってこと、でしょうかね。
チャンチャン!!





最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
公務員給与は高すぎる (在日民主党)
2009-11-30 16:19:18
民間の給与の低下に伴い、相対的に公務員の給与が高くなっている。
公務員の給与を民間の給与と半年毎に連動させるシステムが必要である。
その際、大企業の給与に連動させるのではなく、全企業の平均給与に連動させるべきである。
現状では、公務員給与は3割程度高すぎる。現状でも優秀な公務員は少ないわけであるから、必ずしも優秀な人が公務員にならなくてよい。
優秀な人は民間に行ったほうが日本は発展する。
返信する
Unknown (おぢ)
2009-11-30 17:07:47
在日民主党さん、こんばんわ。

ご指摘の通りですね。
シンガポールの公務員給与はかなり高いのですが、民間と連動しているから、まだましってこと。
一方、ニッポン国は、不況でも公務員の給与はほとんど下がらず、だからデフレは大歓迎、それが公務員ってことになっておるから、納税者なら誰でも怒るわなぁ。

ニッポンの公務員の給料は、人事院の勧告でほぼ決まるわけだけど、公務員が公務員の給料を決めるわけで、それって「お手盛り」ってことだ。
どもこもなりません。
民主党が公務員の給料に手を付けられるかどうかは、まさに試金石です。


返信する
Unknown (Unknown)
2012-12-29 12:13:56
大阪は財政悪化してますよ
大阪で勝手な基準決め手財政改善っていいはってただけで国の基準では財政は悪化している
大阪府も認めてる事実
返信する

コメントを投稿