おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「大後悔時代」を迎えた英国

2016年07月15日 | Weblog

 

前6時の気温は16度

雲が低く垂れこめて曇り空、無風の朝でござる。

午後からは日差しもあるようですけど、最高気温は24度と過ごしやすい一日になりそうです。

ここんとこ、チリチリ肌を刺すような日差しが辛かったのですが、ちょいとホッとしております。

日中は快適ですが、朝夕は少し寒く感じる羊蹄山麓でござる。

おかげさんで我が家のミニトマト、さっぱり収穫できません。

残念無念なことなのです。

さて、

かつて15世紀にヨーロッパで始まった大航海時代というのがありましたです。

スペインとポルトガルを中心に、アジアやアフリカに向けて船を出し、言うところの「地図上の大発見」をしたと、高校だったか中学だったかの歴史で習いましたです。

EU離脱を国民投票で決めた昨今、英国で始まったのはこれとは大いに異なる「大後悔時代」じゃ。

なんでもネット上ではEU離脱について再投票を望む声が410万人を超えたそうだ。

またポンドも急落し、対ドルで30年ぶりの安値だという。しかもこの流れに歯止めがかからないのだというから厄介だ。

今朝は円安、ポンド高だそうですけどね。

ロイター通信によると、「英国が景気後退に陥る確率が50%以上ある」というのがエコノミストの見解だそうな。

ポンドの急落により、大嫌いなフランスにもGDPが抜かれてしまったとか。

TBSテレビ「ひるおび」によると、高級レストランまで閑古鳥だという。

そもそも、美食の国おフランスと違って、「フィッシュ&チップス」みたいなしょうもない食いもんしか食べてなかった英国人。

景気がよくなって、おいしいレストランも増えてきたそうだけど、これが元の木阿弥になりそうだとか。

なんといっても、今まで活発な投資資金の流入によって支えられていた英国の経済モデルに変調が生じていることが問題なのだそうな。

EU離脱で、投資資金は逃げることはあっても流入しませんわなぁ、、、

そこで颯爽と登場したのがメイ新首相だ。

英国では、国が苦しいとき女性リーダーが現れて、国難を救うのだそうな。

でもって、さっそく新設したEU離脱担当相にデービッド・デービスさんという離脱派議員を任命。

外務大臣には、離脱派リーダーのボリス・ジョンソンさんを据えるサプライズ人事だ。

ボリスさんが首相ポスト争いを棄権し、トンずらしたのは記憶に新しい。

これでいきなり世間を驚かせ、唸らせた。

女性リーダー、侮れませんなぁ~

EUからの離脱、なんとか軟着陸してほしいもんですけど、どうなんだろ???

英国民の大後悔時代、この先もしばらく続きそうですわ。


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