おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

室蘭に国内最大級のバイオ発電所

2016年10月06日 | Weblog

 

午前6時40分の気温はプラス10度。

雨上がりの朝でござる。

昨夜は雨模様のお天気でしたが、朝になって上がったようです。

台風から変わった低気圧がシベリアからの冷たい空気を呼びこんで、きょう、あすと北海道は冷え込みます。

今夜から明日にかけては、山間部や峠で雪の可能性もある。

冬将軍、けっこう急ぎ足じゃ。

そしていつものように、ズンバ・エクササイズの翌朝ゆえ、おぢは少々身体に疲れが残っておる。

ズンバのあと、家に戻ってシャワーを浴びて、ビール350ミリ1本に焼酎のお湯割り1杯を楽しんだ。

そこで止めておけばいいモノを、10年以上前から呑みきっておらんかったブランデーをみっけちゃったです。

ボトルの底に3センチほど残っておったので、先日のロッテ「RUMMMYチョコ」とともにちびちび。

月曜と火曜は「休肝日」なもんですから、水曜夜はついつい呑んでまうわけ。

本来なら、身体は軽く、体調もいいはずですが、おかげさんでヘタっておって、気合が入りません。

量は減ったものの、相も変らず呑兵衛なのでござる。

タバコは止めてかれこれ10年になりますけど、酒は休肝日を設けつつ、呑み続けるんだろう。

飲酒は、アルツハイマー型認知症の原因のひとつとも言われておるそうです。

そのうちハニーさんに「どこのどなたか存じませんが、ご親切に…」なんて言うんだろか!?

そりゃ、ちっとばかり、ヤバいですわ。

さて、

NHKニュースによると、北海道室蘭市に国内最大級のバイオ発電所が建設されるそうだ。

燃料はインドネシアなど東南アジアから輸入した「ヤシの実の殻」だそうな。

4年後の運転開始だ。

これまでは捨てていたであろうヤシの殻を燃料に発電する時代になりました。

10月2日札幌では、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」にでてきた車型タイムマシン「デロリアン」がお目見えしましたです。

このクルマ、実際に走るのです。

燃料は古着から抽出して発酵させたバイオ燃料。

いわばゴミで動くのです。

ヤシ殻というゴミを燃やして実際に発電し、ゴミで車が走るのです。

なんか、いんでないの。

一方、原発ですわ。

経産省は5日、「東京電力改革・1F(福島第1原発)問題委員会」の初会合を開いたそうな。

目的は、「東電の経営改革と福島第1原発の廃炉費用支援の本格検討」だという。

東京新聞は「原発の廃炉費用について、すべての電力利用者に負担を求める方向で検討を開始した」と伝えておる。

「電力利用者全てが負担」ってなんじゃらほい?

一旦事故を起こせば、自分のケツも拭けないほど巨額の費用が掛かるのが原発事故ってことですわ。

所管する経産省がそう申しておるわけね。

「コストが安い」などとは笑止千万!!

「政府は2013年に被災者への賠償と除染、廃炉に必要な費用を計11兆円と見込んで支援を拡大したが、すでにこの額も大幅に超える見込み」と東京新聞。

原発が設置されるとき、その地域には莫大な交付金やら何やら、カネがごっちゃりばら撒かれる。

気がつけば、地域経済は「原発なしでは成り立たない」状態に追い込まれる。

「原発は麻薬」と言われる所以ですわ。

地域は栄えるどころか、麻薬で自立できない異常事態だ。

そして事故を起こせば、その費用11兆円を超える見通しだ。

チェルノブイリだって経験したことがない「溶け落ちた核燃料を取り出す」という世界に例のない困難な作業と、かかるであろう莫大な費用も控えておるのですから、どもこもならん。

次々古い原発が再稼動し始めておって、民主党政権下で決まった「原発は40年で廃炉」も軽くスルーしておるけど、南海トラフの巨大地震を控えて、それでニッポン国は大丈夫か?

ヤシ殻で発電する方が、どう考えても安いし安全と思うけど、どうよ経産省のお役人さま!!