おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

投票に行こう!!

2014年12月14日 | Weblog

 

午前6時の気温はマイナス10度。

厳しい冷え込みで昨夜から今朝にかけての積雪は30センチを超えておるような。

雪は今も静かにゆっくりと落ちてきて、止まる気配はありませぬ。

おかげさんであっちもこっちも雪に埋もれておりまする。

どうやらきょうは、「除雪をしっかりやりなさい!!」という日らしいです。

さて、

きょうは衆議院選挙の投票日でもあるのです。

たぶん、戦後最低の投票率を記録するのでしょう。

おかげで自民党が大勝するらしいのです。

それもこれも、どうやら若い年代の投票率が極めて低いためだそうな。

すっかり「嫌われ者」扱いの朝日新聞ネット版によると、選挙に関してインタビューした若者は以下のように答えたそうな。

「政治のことをよく知りもせず、無責任に投票するぐらいなら、しない方がいい」「選挙のことしか考えてない政治家にうんざり」「入れたい政党がない」だそうな。

ただし、22歳の東京の大学生は「徴兵されるとか、暮らしが変わりそうな時以外は投票に行くつもりはありません」とのたまったそうな。

それぞれ言い分はあるか知らんけど、権利を行使しないってのはいかがなものか?

「政治のことをよく知らないから投票しない」って、一見つじつまが合ってるようですけど、どうにも変だ???

「入れたい政党がない」はおぢも同感ですけど、だから投票に行かないという話にはならんでしょ!!

これら若者は、数カ月にわたって闘った香港の若者がどんな思いだったか知っておったのか?

「香港には民主的な選挙そのものがない」ので若者たちが立ち上がり、「完全な普通選挙」を求めたのだという。

香港の若者がなんとしても手にしたい「普通選挙」が、このニッポン国にはあるというのに投票に行かない、ってなんじゃらほい!?

若者が投票に行かないことで、投票率が下がり、国民の多くの意思とは別の結論が出るってことに痛みを感じてくださいな。

過日聞いた話ですが、ドイツでは中学生レベルでも、すでに自分たちの支持する政党を決めていたりするなど、政治への関心が高いのだそうな。

ニッポンの若者を、投票にさえ関心を示さない無責任な有権者に育てた責任は、おぢたち世代にもあるのでしょう。

ですが、この国がもし戦争することになった際には、これを決断して推進するのは年寄りで、実際に戦場で死ぬことになるのは投票にすら関心のない若者だということを、もちょっと考えていただきたいとは思います。

そう遠くない将来、死にゆく年寄りのたわごとなどはと思わずに、どうか投票所に行って1票入れてくださいな。

有権者のわずか2割しか支持されていない自民党が、国会の過半数を制して、やりたい放題っておかしいでしょう。

自民党内にも本流の保守派やリベラル派はおりますが、安倍政権は保守やリベラルとは大きくかけ離れた危険な政権でござる。

結果として「最後に泣きをみるのは若者たち」だと思うのです。

寒くて、厳しい冬の日曜日ですが、せっかく与えられた国民の権利です。

なんとしても投票に行きましょうね!!